僕と空と真っ赤なウソとホント

幅広い志向と視線でクラクラするほど遠くまで見渡す事を試みる美しき日々

I'm In The Mood For Dancing(Nolans)

2006-12-19 17:34:12 | Weblog


いやいや、えーっと、このブログ、
どんな風に書きはじめるんだっけ?

どーも、どーも・僕です。



長い、重い、辛い、申し訳ない、といった
負に負を重ねまくった出張から帰ってきました。

もうね、もう・・・うぅ・・・ぐすん。





以前にも何度かこのブログで紹介している我が社の面白社長。

出張明けの最初の出勤日に笑わせてくれました。



あるブロスポーツ選手のパーティで参加者に配付する
記念品の作成を頼まれていた僕は、社長を運転手として従えて
その会場まで納品に行きました。



五反田にあるフランス料理のお店『ヌキテパ』。

ここは、おっきい通りからちょっと路地に入ったところにあって
初めて行く僕と社長はなかなかお店を見つけられませんでした。


だから、僕は車を路駐し、道行く人に場所を訪ねます。

「あ~、すいません。ちょっと分からないです」

ちょうど夕刊時。
当然、街のことには詳しいだろうと新聞屋さんに尋ねたんですが、
どうやら配達担当区域外だったのでしょう。分からないと言われました。


ナビも設定して、「ヌキテパ」へのルートも完璧に設定したのに
道がよく分からないんだもの、ここはもうカンしかない。


いや、カンはまずいだろうと思いながらもナビの地図を思い出し
お店のあるであろう方向へ歩き出す。


最終的には、近所のおじいさんに場所を聞いて
ようやくたどり着きました。





実は車中、僕と社長の間でこんなやり取りがありました。

「お店はなんていう名前?」と社長。

ヌキテパです。と僕。





「ん?プピテパ?







吹き出しそうになったけど、とりわけ驚くことじゃない。

いや、『ヌキテパ』です。と、優しく訂正してあげる。



それでも、車内では「プピテパ」という響きが気に入ってしまった社長は
これから向かう店を強引に「プピテパ」に変えようとでも言うのか

「プピテパは何屋さん?」

「プ、プピテパには誰が来るの?」

「プピテパ?」

「お前、明日はプピテば?(休めば?)」

「ナビの設定、プピペパじゃないじゃん!(当然ヌキテパです)」

僕は「プピテパ」と言われるたびに、『ヌキテパ』はですねぇ、と
優しく訂正し、なんとかお店の名前を変えられないように
死守し続けていました。


そしたら最後には
「プピテパ」は「ピピペパ」に変わり
挙句の果ては





「プ、クピプ!」




社長、ガッチャンになっちゃいました。




マジで、これが作り話であって欲しいと願います。
しかし、これは曲げようのない事実です。

悲しい。悲しいよ。ガッチャンの下で働くなんて悲しい。


その後、車内には
プップピプ~のハミングが永遠とこだましていました。

僕の胃腸炎の原因は、きっとこれだと思います。




最後に道を尋ねたおじいさんにも社長は
「プピテパはどこですか?」
と尋ねていました。

僕は、『ヌキテパ』です、と訂正しましたが、社長は
「え?プピテパじゃないの!?」と不思議そうな顔で僕を見ていました。



今日、お昼に社長と沖縄料理を食べに行きました。


ラフテー丼と沖縄そばのセットを頼んだ社長は、
僕にこんな質問を浴びせかけてきました。


「このラフテーって、豚なの?それとも肉なの?




もう、社長ったら、あんまり僕を困らせないで。
鼻からおそばが出ちゃいます。


僕は、優しく答えてあげました。





肉 で す よ 。(豚のな!!!)