僕と空と真っ赤なウソとホント

幅広い志向と視線でクラクラするほど遠くまで見渡す事を試みる美しき日々

I want it that way (Backstreet Boys)

2005-08-29 22:32:30 | ハードボイルド


なぜなんだーーーー!!!


まぁいいけど。結構 会心に近い出来だったけどまぁいいや。

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例えば僕がポルシェに乗っているとする。
で、僕を「カッコイイ!!」と言ってしまう女が嫌いだ。

なぜならそれは僕とは価値観がまったく合わないから。
カッコイイのはポルシェであって、僕じゃない。

僕をカッコイイなんて言ってしまう意味が分からない。
「このポルシェすこぶるカッコイイ!!」

なんて言われたら僕はデレデレさ。
「そうかい?キミにもこの格好良さが分かるかい?キミはいい子だね」
ってなる。

でも、きっとそんなワケの分かんないことを考えているのは僕くらいだ。
普通は普通に誉めてなんら問題ない。普通に誉めてればまず間違いない。

誉めるつもりで言った言葉で相手を不快にしてしまった事ってありません?
誉めるってムツカシイよね?

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っていう内容で書き上げたはずなんです。

なかなかムカつくことに、先日うpしたはずの僕のブログが
反映されていないんですが、一体どういうことですかこんにちは。

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まぁ良い。
過ぎたことは気にしないのが2004年前半に手に入れた僕の性格、僕の主義。

でも、たまに「これでいいのかな?」って思うときがある。
「ここは気にしたまんま過ごさないとまずかないかい?」と。

自分の精神的な体力の消耗を抑えるためにこの方法を手にしたんだけど
どうも慣れない生活に馴染むのはムツカシイ。

それでも以前よりはだいぶ楽天的になれているような気がする。
楽天的になんて生活できるわけがないし、したいとも思わなかったのに。

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それでよかったのかな。それでよかったんだよな。

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しーあーそいほーのちゃんねー好き僕の目に深田恭子がすごく魅力的に映るのは
世の中が少しずつ衣替えの季節に近付いているからでしょうか。

夏の盛りに比べると今夜の風もだいぶ涼しいです。
嬉しいような、寂しいような・・・そんな季節が晩夏です。

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よぅし!決めた!
今年は衣替えしねぇ!!夏は終わらせねぇ!!

このままじゃ終われねぇ。
今年の秋冬は短パンにランニングで通す!!





気持ちはね。

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愛し愛されて生きるのさ(小沢 健二)

2005-08-22 01:54:36 | 恋愛


最終話 『大人』

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心理学上、人間の発達段階において「人」の発達は一般的に受精卵の時期に
始まるとされていて、胎児にも人権があると考えてもおかしくない。

「胎児の人権」や「人の命」に関しても僕の人生では知識を身に付け
しっかりとした考えを持ち、深く考えなければならないことではあるけれど、
今日は考えません。今日は現在よりも少し前、胎児よりももっと後について
自分に関して考えました。考えてみました。

発達段階の上で「人間」としての黎明期は青年期にあると思う。
この青年期っていうのは身体的に最も発達する時期で、思春期とも言われる。
特徴としては第1次性徴と第2次性徴に目立つ発達が見られる。

男の子に関して言えば12~14歳にピークを迎えておよそ10代の間続く。
視床下部が刺激されてホルモンが分泌して、個人差はあれど
おチ○コが変化して、体毛が濃くなったり、筋肉が発達する。

これに伴い、心理的にも行動的にも変化が起る。どんな変化か?
ざっくばらんに言ってしまえば、エロくなる。エロエロ。
男の子はひどくエロくなる。一日に36時間はエロい事しか考えられない。
腕を曲げて肘の手前を見れば「それ」にしか見えないし
肉まんは、半笑いを浮かべながらまず軽く揉んでから食べる。
甘食に関しては「ちょっとリアル過ぎて口に入れられないよぉ・・・」



世の中から受ける刺激がより一層強くなる。

それはなぜか。
『形式的操作期』といって、この時期には具体的な事象だけでなく
抽象的な概念を理解できるようになって、抽象的かつ論理的な推論を
することが可能になる。

つまり
「あれぇ、この仕組みって あのシステムと一緒だぁ」
「これがこんな風になるなら、あれはあんな風になるんじゃないか?」
なんていう風に考えられるようになる。

「キリストが訴えた愛が2000年も続いていて これからも続くなら、
 僕と君の間の愛も2000年続いて それから先もきっと続くはずだ」
なんていう風に考えたりしたりしてしまう。

ただの希望的観測に絶大の自信を持ち、起こりうる現実として心に留めていた。

そんな10代を僕は過ごしていた。


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ふて腐れてばかりの10代を過ぎ
フンベツもついて年を取り

夢から夢と
いつも醒めぬまま僕らは
未来の世界へ駆けてく

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ふぅ・・・。ようやく本題。

『シガテラ』(古谷 実)が完結した。

超超超魅力的な女の子が登場して僕をワクワクさせてくれるマンガ。
超超超嫌なことばかり思い出させてくれて僕をベコベコにするマンガ。
超超超巧い心理描写がリアルではないが納得させてくれるマンガ。

僕の部屋のマンガが近いうち(恐らく年内)に遂に1000冊を超えそうだ。
その中で最も嫌いだったマンガがこれ。早く完結して欲しかった。
集めだしたらすべて揃えなければ気が済まないコレクター気質の僕。
だから早く完結してこの「毒」か広がるのを防ぎたかった。

最終巻の最後、オギぼーは大人になる。
若い二人が誓い合う「変わらぬ愛」の形とその結末。

終わってみると、やっぱり寂しい。
こういう風に終わるのならもう少し、いや もっと続いて欲しかった。
僕はもっと南雲さんを見ていたかった・・・。

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僕にはオギぼーと同じくらいに 身の毛もよだつ程の恐怖体験がある。

人生で最も戻りたくない一年の最も戻りたくない一日。
人生で もーーーっっっっとも身の危険を感じた日。

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その日を思い出す嫌ぁーなマンガだった。それも終わった。
嬉しいような、悲しいような。

あの頃付き合っていた彼女に貸したままの
あの頃お気に入りだったCDと同じように、
あの頃過ごした甘酸っぱくてホロ苦いあの日は
もう二度と僕の手には戻ることはない。
嬉しいような、悲しいような。

これから先も、何時・如何なる日も如何なる物も
もう二度と僕の手に戻ることはない。
嬉しいような、悲しいような。

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もう二度と戻ることはない。

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上を向いて歩こう(坂本 九)

2005-08-18 02:32:32 | ハードボイルド


僕は、よく勘違いされるのだけれど
本当は「根に持つタイプ」の人間です。

巷では僕の脳みそのエピソード記憶の大容量の理由は
ここから来るのではないかという噂でモチキリだ。

昔からそうだった。
僕の身の回りで起ったイヤなことの経緯を事細かく覚えている。

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そんな僕は質が悪い事に、色んなことをシラバックレる。

自分の中でイヤなことを消化もできないのに無理矢理に呑み込む。
呑み込んでお腹を壊したりなんかして体調を崩す。

「お腹を壊す前に吐き出すことも大切ですよ」
以前、その手の先生に言われたことがあります。
そんなこと言われても
( ´_ゝ`)シランガナ

これが僕の生き方です。

あの日被ったイヤなことは、その相手にチクリとも言わない。
なにせカッコ悪いからね。
ちくりとも言わないのがカッコイイのか?

( ´_ゝ`)シランガナ


もう過ぎたことだ。仕方ねぇ。
かといってすぐに忘れられるわけもなく、吐き出せるわけもなく。

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恋ですか?
僕、今 恋とタバコはやめてるんです。
いやいやいや、どちらもできますよ、ただしてないんです。

なんでかって?
そんなの体に悪いからですよ。
いやいやいや、どちらも悪いですよ、今の僕には百害あって一利無し。

女嫌い?
そりゃ大好きですよ。大好物です。
いやいやいや、確かに何度も女にゃイヤな目に遭わされてますが関係ないです。

面白エピソードを?
そうですねぇ、具体的には言えません。
いやいやいや、牽制球を投げたら判定がデッドボールになった的な事です。

ここでも?
その通りです。言いませんよ、恨みは。
いやいやいや、これが僕の生き方であり、僕自身ですから。

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Mess Around(Ray Charles)

2005-08-16 10:30:43 | エッセイ

お盆も過ぎると、世の中はだいぶ夏の終わりを感じさせますね。
特に夜、夜中。チャリでのコンビニまでの道のりね。
その時の匂いが発するワクワクたるや、まるで中学生の時のそれを思い出す。

いやいやそんな話ではなく、夏の終わりね。涼しいのネ、とても。
自転車をゆっくり漕ぐ。のんびり走る。涼しい風を全身に感じる。
「風圧が!!顔にくるだろ!」なんて誰にも言わせない。

いやぁ、夏休みももう少しで終わるんだなぁ。と思う。
いやぁ、夏休みは終わってくれるのかな・・・とも思う。
まぁ、なんとかかんとか・どうにかこうにかなるでしょう。
どうしたらいいのか、何をしなけりゃならんのかが見つからず、混乱してます。

僕は何してんだろう、と思う。『ダンディ坂野の今』くらい何をしてんだろう。

さらにサイーフィンに行ってもクラゲばっかりで嫌になるよ、まったく・・・
サーフィンなんてしたことないけど。
サーフィンが一発変換されないなんて、なんてインドアなパソコンだろうかと
このパソコンにとても好感が持ててしまうのは僕だけでしょうか。

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夏は肌を露出しまくりの女性が街に溢れていてアタフタしてしまう。
ただ暑いからという理由で薄着なのか、オスに対するセクシーパンチなのか、
そんな彼女らを目の当たりにして僕は、こぼれ落ちそうな鼻血を我慢汁。

あらためて見てみると、世の中ってメスだらけだよなぁ。雌だらけ。
しかも女って生き物は押し並べて皆バカなんだよ。

だって女よりバカで単純な生物(男)に恋してイレ込んでしまうんですもの。
馬鹿で単純な生物に恋して破れて立ち上がれなくなるほどベコベコに凹んで
果ては自らの命を落とそうなんて人もあったりしたりなんかして、
もうね、女の生き様見てらんないよ女の生き様。

僕はきっとそんな愚かな女の人には恋はできないと思う。
恋ができないなんて、人として最も愚かな位置に存在する僕は
今の所こんな自分を変えられないし、変える意志すら持っていない。
きっとだれにも好かれやしないから、期待すらしていない。今の所。

夢を追い求めている僕が歩み進むこの道の途中で
愛を帯びるなど我が拳には恥辱!

あえて言おう、カスである、と。

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そうそう、こういうモノの言い方は恋をしたくてしょうがない奴だな。
誰かに好かれたくてしょうがなくて寂しさ感じまくりのしょうがない奴だね。
まったく、しょうがないねぇ。円楽さん風にね。
変える気がないっていうか変え方が分からない。
分かったとしてもそう易々と変われない不器用な奴。そのままの君でいて。

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まぁなんだ、僕の場合には心が後ろを向きはじめるとこんな風に
パラノイア的な症状が文章に出る。非常に分かりやすい。単純な奴さ。

こんな単純なバカも恋をして眠れなかった夜もあれば
恋をされて浮かれポンチがおっ立った朝もある。

世の中何が起るか分からないのだよ。

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ふぅ、ようやく本題。

『Ray』を見たんです。
Ray Charlesのお馴染みのナンバーがたくさん流れるワクワクしちゃう映画。
内容は、金、女、ドラッグにさえも才能を伴った精巧ならば打ち勝てるって話。

そりゃ、そんな刺激的な要素の強い映画を見たら感受性の強い僕は
足下がフラフラしちゃって真っ直ぐ立てなくなりますって。

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Can We Still Be Friends?(小沼ようすけ)

2005-08-15 11:15:33 | ハードボイルド


昨日 高校時代の友人が集まり、愉しい酒の席を過ごした。

どうしてだろう。高校時代の友人と集まると、その場の空気が若くなる。
17・8才時分の自分に戻ってしまったかのように、弾むようにみんなが笑う。

仕事は何をしてるだとか、会社がどこだとか、彼女がいるとかいないとか、
その場にはいない誰某は今何をしているだとか、なんにもしてないだとか、
アイツらが付き合いだしたとか、別れたとか、元鞘だとか、
久しぶりに会うどこのどの同級生でも交わすような話。

そして、どこのどの同級生もが思う「今この世で、俺達が一番面白い」

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会えばいつでも笑って話せる。
これってとっても幸せなことです。幸せ過ぎてそれだけで笑えてくる。

しばらく会わずにいた数年の時間それぞれがそれぞれの時間を過ごした。
しばらく会わずにいた数年の時間なんてあっという間に埋まってしまう。
思い出ってのは思い出として保有してる期間にどんどん熟成されて
味わい深いものになったり、より輝かしいものになったりしちゃう。

思い出は僅か四半世紀の人生のそのまた僅かな歴史の一部分だけれど
何とも言い難い、何ものにも代え難い大切な宝物のような時間になる。

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この世界の全ては歴史の上に立っていて、歴史を紡ぎ続ける。
生まれたての赤ん坊も、植えたばかりの記念樹もものすごい歴史の上にいる。

今日は戦後60年目の終戦記念日。

目的を達成することを勝利とするのであれば、大東亜戦争の勝戦国は日本だ。
東南アジア諸国を欧米列強からの植民地政策から開放したのだから。
敗戦国は欧米列強だ。欧米列強は植民地のほとんどを失ってしまったのだから。

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戦争を知らずに僕らは生まれて、戦争を知らずに僕らは育った。
戦争を知らない子供達が僕達。親でさえ戦争を知らない世代だ。
だから僕達は戦争を語るのは歴史の勉強で学んだ事からにしか因らない。
それは日本人だけではなく、どの国の人々も同じだ。
正しい歴史の認識と歴史的事実の解釈が必要である。
おかげでシナやコレアとはなかなか歩み寄れずにいる。
いや、日本は歩み寄っている、アジアの隣国が歩み寄ってこないだけ。
中国や韓国は誇りやプライドだけではなく『恥』を知れ。ホントに情けない。
同じアジア人として情けない。ヤツらは結局、面子しか保とうとしていない。

戦後60年の間に変わったもの、変わらないもの。埋まった溝、埋まらない溝。
「敗戦国」日本の歴史はただ只管に、愚直なまでに受け入れる歴史だった。
ポツダム宣言、GHQの占領統治、東京裁判、サンフランシスコ講和条約、
経済援助、ODA、日本の領土内に建設された米軍基地。

たった一つ、理不尽な上に残忍で独善的なハル=ノートを日本は
受け入れることができなかったばかりに戦争責任を押し付けられてしまう。

たった一つ受け入れることができなかったがために、その代価として
この60年と言うもの臥薪嘗胆の思いでではなく、反省と賠償の意味で
受け入れられるものもそうでないものも、理不尽とさえ思える諸国の
申し出を次から次へと受け入れてきた。
敗戦の代償としては大きすぎるとさえ思えるがそれが日本なりの賠償だった。

アジア諸国の平和のために、ただただアジア民族のために
欧米大国を相手に欧米列強からの植民地解放戦線を、血と涙を流し闘った。
誇りを持って、悔しさの中で、空しさに包まれながら、感情も抱けず、
たくさんの人が死んだ。「亡くなった」のではない。死んだんだ。
人為的に情勢を造り出し、作られた情勢に巻き込まれて多くの人が殺された。

日本人戦死者は300万人前後。しかも数十万人単位の誤差を孕んだ300万人前後。
これが一体何を意味するのか、もう憤り以外の感情は生まれない。
人知れず、誰にも看取られるず、無下に、無慈悲に、多くの人が死んだんだ。
年よりも、若者も、生まれたての赤ん坊も。

国同士の殺人行為に、無価であるはずの人の命がおいそれと奪われる。
こんなことは、もう二度とあってはならない。

そのために誰もが戦争と歴史に関心を持たなければならない。
人間社会のいかなる場面に置いても共通して言えることであるが
「無関心」こそが最も残酷な状況を生む、最も残忍な行為である。

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戦争を知らない僕らにできること、戦争を知らない僕らにしかできないこと。



考えてみるだけで、大きく世の中は変わる。

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