僕と空と真っ赤なウソとホント

幅広い志向と視線でクラクラするほど遠くまで見渡す事を試みる美しき日々

On Top (Akimbo)

2006-04-25 22:46:39 | 恋愛


ん~?

どーも。僕です。

僕、未来を旅していました。
22世紀への扉はこちら



背の高い女性に囲まれて乗る通勤電車ほど痛恨な一日の始まりはない。
僕の身長は180cmには及ばない程度でそれほど高くない。
コンプレックスの塊が故に『ドS』の僕は、居心地の悪さ極まりない。


僕より高い身長の女性はそれほど多くないにしても
男性が「この女性(ヒト)、俺より背が高い」と思う回数は
その頻度を一般的な不健康極まりない根暗な男子内で偏差的に換算すると
「高い」といわれる点の過疎値域の数値であろう。


まぁ、平たく言えば、「僕よりデカい」と思う女性には頻繁に会う、のです。


昨日、その『リトルトレイン』に紛れ込んでしまった僕は
僕を囲む大きな女性の幾人かを観察しようと思ったのだけれど、
僕の佇む角度からは、女子大学生二人組みを観察するのが限界でした。

二人の会話に聞き耳を立てるが、
どこからともなくリピートで聞こえてくる倖田來未の音漏れの
震源地探査も兼ねていたので、彼女らの会話がなかなか掴めない。

と、ソコヘ音漏れの波長と僕の受信機の電波がシンクロ。
震源地は、なんと頭髪も薄くなりつつある30代後半のリーマン。
「エロカッコイイ」戦略の「エロ」の罠に完全に嵌ったのだろう。
『衣・食・住』のすべての要素を含む「エロ」に
驚異的なチカラを感じた瞬間であった。

さぁさ、これで集中して二人の会話を観察できる。
やるべきことが一つに絞られたリバウンド王の僕に、迷いはなかった。

二人とも、とても美人顔。
一人は南波杏をもう少し磨き上げた感じ、
もう一人は、森下くるみにシュークリームを食べさせた感じ。

ただ、二人ともデカい!全体的に2割デカい。
身長、足腰周り、靴、目、鼻、口、歯・・・
手なんか、大きさでは負けたこのない僕を上回るんではないかと思わせるほど。

僕には分からなかった感覚ではあるのだけれど、
松本仁志がこんなことを言っていました。

「ヘルスでデカい女に当たると得した気分になる」

こうして目の当たりにしてみると、分からなくもない。
だって、彼女らは









絶対に『マグロ』じゃない!!



だってそうでしょ?

女:カネの切れ目は縁の切れ目
男:アレの切れ目は縁の切れ目


ツマラナイ生活なんてしたくないんだよ、人間だれしも。


どんな人間も(健全ならば)モテるために努力する。

ある人は自分の外見を磨くし、ある人は自分の内面を磨く。
人によっては世の中の価値観をひっくり返してやろう、と世界を変えようとする。

なんだか知らないけど
「自然のままの自分を見てほしい」と言うわりに
全身に泥を塗って、木の葉をまとい、プラトーンさながらの
陸自射撃演習サバイバルを彷彿とさせるくらい不自然に汚れたりする奴もいる。


自然さを演出する不自然さ。目も当てられない。


とまぁ、結局あれこれ努力する。




彼女らは自分の喜びよりも、他者の喜びを優先する。
結局、それこそが「愛される自分」に帰結するために最重要だと
知っているから。

「S(サービス)、M(満足)」 


彼女らこそ、『ドS』なのだ。



と、結論を導き出したところで
as soon as オフェンスリバウンド。

「マジ、ちょ~ムカついてぇ~ バナナ投げてやった」





うおぉ、類人猿と人間のサイド・バイ・サイド

ムカついてバナナを投げつけるなんて、なんて攻撃的な生き物かしら。




ほ~らね、背の高い女性は『S』なんですよ。



ムカついてバナナを投げつける状況が すごく気になる。