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http://muteki.in/に移転しました。インテリアについて書いてます。by nk.

メモ ーXmas切手、ワンカップ酒ー

2006-11-19 00:39:45 |  ●デザイン関連
 
焼き肉屋赤とんがらしに行った。あんきもを初めて食べた。
魚系は苦手だから頼んだことなかったけど、チーズみたいな味がした!?
「味覚おかしいんじゃない?」なんて言われたけど、美味しかった☆

マチュピチュ途中の岩塩がすごかった。

「美の巨人」でガウディがやってた。
カサバトリョのイス。イスありきでアパート内装の設計。曲線と曲面。
ライトのなんたらみたくかな。なんだっけ?赤と青と黄のイス、それとも似てるかな。。。
家に合った家具を作る(買う)のではなく、家具から家を作る。
ガウディ「カサ・バトリョの椅子」ORバックナンバー


木内達朗、イギリスXmas切手のイラストデザイン。
日本の正月のように、クリスマスカードが2億枚も郵便される。
コンペから選ぶのはエリザベス女王。ロイヤルメール。
Tatsuro Kiuchi Illustration東京目印


ワンカップ酒、デザイン豊富。ウィスキーの持ち運びボトルに発想、対抗。
ワンカップ・ドット・ジェーピーとかどうぶつワンカップとか。

温暖化、二酸化炭素、エコ。異常気象、温暖化、エコ。プリウス。
ハイブリッド、2つのものから成る。モーターとガソリンエンジン。ガス代減る。

ヴィトンの環境活動。空輸から船輸。通勤自動車、乗り合い。観点。着眼点。

風車、自社発電、ビール。

映画鑑賞『乱歩地獄』

2006-11-18 16:01:29 |  ●映画鑑賞
 
総合満足度:100点
好き嫌いはあると思いますが、アートっぽい作品です。2005年公開。Rー15作品。

映像化不可能と言われた江戸川乱歩小説の4篇映画化です。実にどれも素晴らしかったです!
共通するのは浅野忠信。明智小五郎役で登場します。


1.「火星の運河」 満足度:97点
  監督:竹内スグル 出演:浅野忠信

強烈な映像。まばたきをすると一瞬ですべてが失われそうな、そんな気がします。 ”地獄の幕開け” 混沌とした、切り抜かれた絶望だけが描かれています。


2.「鏡地獄」 満足度:87点
  監督:実相寺昭雄 出演:成宮寛貴、市川実日子

これはねちょっと集中して観てなかったので残念に思います。 ”和”的な恐怖感「鏡」、異次元、異世界、不思議な空間に絡むフェチズム、エロチシズム。 未体験ゾーンがそわそわと誘惑してくれます。


3.「芋虫」 満足度:100点
  監督:佐藤寿保 出演:松田龍平、岡元夕紀子、大森南朋

覗き、監視、性、本能、欲望、暴力・・・僕には完璧なる美しさに見える。 ある日突然恐怖が落ちてきて、その想像を掻き立てられるというか。 時代(舞台)背景のアンバランスさも上手で、なお惹き込まれる。 この映画は素晴らしいです。


4.「蟲」 満足度:99点
  監督:カネコアツシ 出演:浅野忠信、緒川たまき

これはもう・・むず痒いです。特殊です。最後には笑ってました。 そしてどこか椎名林檎っぽいです。大正ロマンって言うの?(昭和?) かなり残酷に、かつファニーに描かれています。なんだか視点が面白いです。 虫、虫、虫、絵の具、絵の具、絵の具、主人公は虜になっています・・。

乱歩地獄
 

映画鑑賞『メゾン・ド・ヒミコ』

2006-11-18 15:14:23 |  ●映画鑑賞
 
満足度:80点

静かで 静かで 人間的な映画。
あったかくて どこか心の扉が開くような  ・・・そんな映画。

=MEMO=
 ゲイ役のオダギリジョー。 柴咲コウ。
 「ジョゼ」の監督・犬童一心&脚本・渡辺あや。2005年公開。
 美術・磯田典宏。日本の四季をとても美しく描いた「DOLLS」ほか、
 北野武監督の美術を数多く担当。最近では「NANA」の美術も。
 ・あの綺麗な海は、舞台となる家は、静岡で撮られたみたい。
 ・「ピキピキピッキー」の魔法。

メゾン・ド・ヒミコ
 

映画鑑賞『ビューティフルサンデー』

2006-11-17 00:39:59 |  ●映画鑑賞
 
満足度:10点
永瀬正敏、尾藤桃子、山崎努、監督:中島哲也、1998年公開。

なにやらこれはとてつもなく退屈な映画になっています。
レンタル100円のときに借りました。
「嫌われ松子の一生」「下妻物語」を撮ってる監督で、永瀬も出てるから観ましたが、
ナニヤラコレハトテツモナクタイクツナエイガです。

レビューやブログを検索してみましたが、記事にしてる人はほとんど居ません。
でも笑ってしまったので紹介させていただきます。
  支離滅裂なストーリー、シュール感は観る側を一切無視。
  観終えた途端に内容など忘れてしまい、駄作として片付けられてしまうような作品。

  →「日常書楽」さま

Amazonのレビューにはこんなものがありました。
  これほど難しい事はないでしょう。一貫して同じテンポ。起承転結はほぼ皆無。

[参考までにストーリー:Beautiful Sunday]
東京のとあるマンションで起こる出来事を描いたコメディ作品。最近会話がないという若夫婦、塾のライバルに勝つことだけが生きがいというハーフの女の子、ストーカーに追われる自分に酔いしれる女性、毎日決まった時間に叫び声をあげる老女など、おかしな住人が起こすおかしな事件の数々を描く。

何を伝えたいのかまったく分かりませんでしたが、
     人の人生なんて一様にしてつまらないものなのかも知れませんね。
 

闘う建築家、安藤忠雄

2006-11-16 21:56:41 |  ●デザイン関連
 
朝日新聞の朝刊、建築家・安藤忠雄の講演記事が載っていた。
全文はこちら →主題なき時代をどう生き抜くか_安藤忠雄さん「求めれば道は開く」

自分用にメモしておこう。『遊びと思考』という内容が面白い。


■大学と知識
自分の考えを話すには自分の価値観がいる。価値観を持つには知識が必要です。私は大学教育を受けていませんから、勉強で迷っても自問自答を繰り返すしかなく、なかなか自分の考えを見いだせませんでした。独学で一番つらかったのは、同じ問題を語り合える同世代の人がいないことでした。

■個人と社会
同潤会青山アパートは、関東大震災の後、頑丈で安全安心な住宅をと考えて作られた、日本最初の集合住宅です。約13年前に呼ばれて、アパートをどうするのか、100人以上地権者全員と徹底的に話し合いました。対話から新しいアイデアも出てきました。スロープは地権者の提案です。建築は個人の表現であると同時に、社会的な期待も担っている。真剣に対話すると道が開けてくる大切さを知りました。

■震災と復興
自然(地震)に対抗する力は建物の強度ではなく、個人個人がどうお互いに助け合い、生き延びていくかを考えることだと知りました。見知った町で、知り合いの家が崩壊し、知人が亡くなる。価値観が変わりました。生きているものは死ぬ。建物は倒れる。自分に何ができるかを考えながら、ひたすら被災地を歩いたのが昨日のようです。

■大阪と東京
元気よく、夢かけて走っていた私に「夢を買いたい」と思い、チャンスをくれたクライアントが20人近くいます。お気の毒な彼らのためにもがんばらないといけない(笑い)。
  #「住吉の長屋」
   日本建築学会賞受賞。建築家デビュー作品。
   自然との共生を提案した家。打ちっ放しコンクリートで、冷暖房機もない。
   中庭には屋根がない。雨の日は傘を挿さなければ、寝室からトイレに行けない。
   便利さでは住み手に大きな犠牲を強いる家。
   高名な建築家から「これは頼んだ人が偉い」と言われた。最もな批評だと語る。

2016年東京オリンピック(プロジェクト)を引き受けた理由は、64年の施設を補強して使うと同時に、お台場の先に海上の森を作る提案を都知事が受け入れてくれたからです。海に森を作ることで、経済大国以外の顔を持った文化、自然環境を大切にする都市ができないかと考えたのです。緑地率を上げ、皇居、東宮御所、明治神宮、神宮御苑、官庁街をつなげていくと、森の中に都市ができる。パリやロンドンとは違うアジア発の未来都市のモデルにしていきたいと考えています。

■遊びと思考
我々の時代は、遊びは子どもたちが自分で探すものでした。今はコマシャーリズムがつくった遊びで遊ばされている。本来、遊びは子どもが友達と過ごす中で、人との付き合いや年長者への敬意、命の尊さ、自分自身の発見といった心身の成長に必要な経験を積むための場です。相撲とか野球、魚釣りなら、釣るえさや道具を工夫することを考えた。けんかの仕方もそうです。年齢とともに遊びが変わり、大人になっていった。遊びで考える時間は、自分を発見する時間なのです。その遊びの時間と場所を塾とゲームが奪ってしまった。豊かな社会で子どもたちは悪戦苦闘しています。

親子関係の問題は深刻です。子どもの親に対する尊敬の念が薄い。だけど親が尊敬されるには、親が子どもを真剣に育てなくてはいけない。しかし、親は子どもがいい塾へ行ったら、後はほったらかし。一流の大学に入ったら、親は万歳と思っている。まず親が子どもに対する姿勢を正すことから始める問題でしょう。

「どう生きるか考えろ。可能性は自分の中にある、あきらめるな。しかし頑張らないと可能性はない」目標を作ってがんばれば、可能性があることを分かっていない。可能性は自分の中にあって、学歴にあるのではないのです。

■建築と希望
建物はよくても悪くても、箱は箱です。命を与えるのは使う人たちでも、どう育てていくのかは、作った側の問題でもあります。休日は手がけた各地の文化施設を訪ね、イベントなどに参加しています。

自治体は新しい物を作るより、今あるものをどう育て、どう運営していくか、意識転換を図る時に来ています。生活の豊かさは物質的充足とともに精神的充足を得て初めて実感できるものですから、人々に文化を伝える博物館、美術館は社会の屋台骨を支える重要な存在なのです。
 

" l e s s i s m o r e  L U X U R Y "

2006-11-13 23:25:13 |  ●デザイン関連
 
いつ見ても素敵だ。バルセロナチェア。
21時前に10ちゃんでやってる「modern+」「都のかほり ”京都” ”奈良”」。ほぼ毎日見てます。

今週はJasper Morrison特集。今日は『美しさと使いやすさの追求』。



【無駄を省く程に、物の本質は豊かになる】=【Less is More】
 近代建築の開拓者、ミース・ファン・デル・ローエが残した言葉です。彼が名作「バルセロナチェア」を作り上げたのは1929年。1956年にはミースを敬愛する北欧モダンの奇才、ポール・ケアホルムが【Less is More】の思想を受け継いで「PK22 イージーチェア」を完成させました。そして1999年、シンプルなデザインが特徴的なジャスパー・モリソンが、更に進化型とも言える「ロウ パッド」をデザイン。ミースからケアホルム、そしてモリソンへと美しさと使いやすさの追及は、時代を超えて伝えられていくのです。

2分くらいの番組の中に、宝物がたくさん詰まってるんだな。
バックナンバーで勉強会
 

プロジェクト・ランウェイ ー第7話ー

2006-11-13 02:55:07 |  ●デザイン関連
2055年未来コレクション。
想像力が大切。

リーダー紙一重責任重要。
時間がないのは言い訳にならない。やるって決めたんでしょ。
リーダーのせいでもない。あなたは何をしたの?ちゃんと相手に伝えたの?
時間がないのは言い訳じゃない。それがためにやったのか?
言い訳を人のせいにしている。ぼくならあなたを落とす。

Episode 07 Design a Collection
 

映画鑑賞『ハサミ男』

2006-11-12 19:54:58 |  ●映画鑑賞
 
満足度:82点
「豊川悦司 × 麻生久美子」ハサミ男の正体は・・・!?

原作がとても良さそうなのですね。読んだことはありませんが、
結果から言うと、文章を脳内で想像する方に適している作品だと思います。
「リング」が映像化された時にガッカリしたのを憶えています。
映像・音楽等々、昔の映画を観ているような"アジ"のある雰囲気が漂います。
それがストーリーの危うさを引き出し、ミステリアスな情景になっています。
ふたりの関係と知夏(麻生)の過去と・・・漠然とした動機が見えてきます。

謎解きには2回観るのが必須ですね。

ハサミ男
 

映画鑑賞『鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』

2006-11-12 19:53:34 |  ●映画鑑賞
 
満足度:80点

これはアニメ作品(TV放送)から観てないと話しが繋がりません。
弟がコミックを持っていて、その影響で私もハマっています。

絵が妙に綺麗過ぎたのがヤでしたが、面白かったです。
ホムンクルスの生い立ちとかアニメでのエンヴィーの最後ってどんなんだっけ?
と、確認しながら観ました。真剣に観てないと難しいですね。

自分の中でのハッピーエンドは、現世界での兄弟がよかったなと思います。

鋼の錬金術師 ーシャンバラを征く者ー
 

映画鑑賞『Lost In Translation』

2006-11-12 19:51:40 |  ●映画鑑賞
 
満足度:60点
不安定な『静』を軸に不安定な『動』が美しいという印象。

"ボストン・グローブ誌"
『ロスト・イン・トランスレーション』は、ストーリーというよりは雰囲気や観察に重き
を置いている。しかし気にすることはない。細部に向けられた彼女の観察は正確で、ソフ
ィアの徹底振りは、完璧を目指す映画監督であることを示している。最も素晴らしいのは、
中年男と若い女性の関係を、力強くも優しいヒューマニズムの物語にしていることである。
 ※第76回アカデミー賞
  最優秀オリジナル脚本賞:ソフィア・コッポラ
 ※英国アカデミー賞
  最優秀主演男優賞:ビル・マーレイ
  最優秀主演女優賞:スカーレット・ヨハンソン
  最優秀編集賞:サラ・フラック

全篇東京ロケの撮影であります。京都少々。
海外誌が評価するように、この映画は『観察』に尽きると思います。
人間の心理描写。外国人から見た日本。その逆も然り。
孤独・疎外・不安・安堵...異国の言葉も文化も生活も何も知らないまま放っぽられた感じ。
そんな観察は正確で、そんな「心理」は誰でも同じなんだよね。
基本は海外(特定するとソフィア・コッポラ監督)から見たJAPANだから、
そんなとこがふと可笑しく笑えてしまったり、客観的に観察すると
「”こんなジャパニーズ”オカシイよね!?」なんて、ハッとすることがあります。。

日常すぎる映画。だからこそ、
日常に疲れたら(翻訳の過程で失われた)「ぽっかり空いたこんな映画」は如何でしょう?!
見落としがちな景色がどこか埋まるかもしれません。。。

Lost In Translation