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美術で映画を観よう!

2006-11-10 23:58:28 |  ●映画鑑賞
 
みなさんが映画を観るポイントってなんですか?
俳優然(しか)り、ストーリー然り、監督然り、話題性然り。
気分や季節によっても観たい映画は異なってくるでしょう。

今回ぼくが紹介したいのは「”美術”で観る!」ってことです。
12/2ー12/29に『美術監督特集』と題され、下北沢のシネマアートンで上映されます。
インテリアや空間、場所で観るというのも面白いと思いますよ!?

ぼくは近頃映画美術に強く興味を持っています。
  映画・テレビなどの撮影の被写体となる空間を準備すること。
  イベント・パビリオン・舞台美術・店舗デザイン・ディスプレイ・コスチュームの分野に至るまで
  幅広く視覚的イメージの創造をすること。

 ┃ トークイベントが開催されます。                       ┃
 ┃ 12月 8日(金)17:20「花とアリス」終了後、種田陽平         ┃
 ┃ 12月15日(金)18:00「夢の女」終了後、木村威夫           ┃
 ┃ 12月29日(金)17:10「殺し屋1」終了後、佐々木尚・花谷秀文・坂本朗 ┃
 ┃※種田陽平のトークショー「映画的空間構成」 当日12:45入場整理券配布開始 ┃

種田陽平さんのお話し是非聞きたいですね!
一言でいうと「やばい(?)」「すごい!」です。国内外で活躍されています。
最新公開映画では「フラガール」「夜のピクニック」の美術。
アカデミー優秀美術賞受賞の「スワロウテイル」「不夜城」。
「キルビル」「THE有頂天ホテル」「冷静と情熱のあいだ」「いま会いにゆきます」
「花とアリス」「69 sixty nine」「イノセンス(アニメ)」「フィラメント」「濱マイク(テレビ版)」など。
東京国際映画祭で先行上映された「SILK」と話題作を多く手掛けています。

佐々木尚(たかし)さんも好きです。「贅沢な骨」のとても素敵な部屋。
「陽気なギャングが地球を回す」「妖怪大戦争」「46億年の恋」「約三十の嘘」
「ケイゾク Beautiful Dreamer」「Imprint」「恋愛寫眞」「下弦の月」「玩具修理者」
「双生児」「Laundry」「凶気の桜」「キューティーハニー」「Soundtrack」など。

日本ではあまり馴染みのない”プロダクションデザイナー”=美術監督。
ハリウッドでは世界観や表現力を大きく左右するため、認知度も高いようです。
美術制作費にも巨額が投資されます。製作費が直接作品の質には繋がるとは思いませんが、
それだけにスケールの大きさを与えさせますし、多額の広告費は浸透率も高めるでしょう。
  ちなみにスターウォーズの製作費は950万ドル(11億?)。
  エイリアンは2000万ドル(24億?)。ハリウッド至上最高は「アレキサンダー」という映画で
  総製作費は日本円で200億円みたいです。

ぼく自身もっと勉強していきたいと思っています。
 →部谷京子 →稲垣尚夫 →原田満生 →林田裕至
CMで流れた雰囲気がよかった。海の景色が綺麗だった。衣装が恰好よかった。横浜の映画が観たい。
そんな動機で映画を観るのもいいと思います。
                みなさんはいかがですか?

特集上映「美術監督特集2006」 開催:12/2ー12/29
シネマ アートン 下北沢
 


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