
満足度:74点
柳楽優弥、沢尻エリカ、夏木マリ、監督:中江功、美術:部谷京子、2006年公開。
基地の街・福生市を舞台に、年上の女性と恋に落ちた青年が経験する瑞々しくもほろ苦い初恋のお話しです。
女性客を狙った映画のような気もするけど、青年の初恋と詠うように、男の視点が多いです。
不器用な感じとか、だからこその嬉しさとか、素直さが刹那ななにも感じました。
ラストの自転車で車(彼女)を追うシーン。感情が溢れていて好きです。
アンハッピーエンドですが、その恋を経て次の恋を経て、主人公の成長が見たかった気もします。
ーーーーー『女の子はね、シュガー&スパイス。優しいだけじゃ駄目なんだよ。』
言うべき言葉は、言うべき時に、ちゃんと言わないと駄目なんだよってことですか?
「お前は俺じゃないとダメなんだよ。」そんな言葉、恥ずかしくて言えないとしても
相手からすれば、そんなこと考えてないってこと。甘いだけじゃない”本当の恋”の味。
「これでも舐めて頭働かせな。脳みその栄養は糖分でしか採れないんだからね。」
タバコ、コーヒーにビール。ぼくの脳みそも糖分が不足してるな。
スパイス、スパイス、ぼくもシュガーボーイだな。
・柳楽優弥「誰も知らない」カンヌ国際映画祭 最優秀男優賞
日本人初、史上最年少受賞、現在16歳
演技に存在感があって格好良いと思ったね。
・ハイカラばぁちゃん グランマ
・滋養豊富 森永ミルクキャラメル
→シュガー&スパイス