今月の聖句暗記 その2 ビリピ2:13-14
2:12 そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私のいない今はなおさら、恐れおののいて自分の救いの達成に努めなさい。
事情で遠隔地に転居していた間の9時年間は、主日には朝6時半に家を出て教会まで通っていたが平日の教会活動はできなかった。その時、このみことばは励ましとなっていた。
コロナで自宅から礼拝をする期間が長くなっている今、コロナを恐れる以上に神を恐れること、また自分自身の心の内に働く神から離れようとする思いをも恐れ戦って、過ごすことを忘れてはならない。
2:13 神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行わせてくださるのです。
自分の救いの達成に努めなさいと命じられたその理由は、救いは神ご自身のみわざによるからです。神は私達が救われることを喜び、そのみこころをなそうとしておられるからです。
そのために、私達の心の中に働きかけて、志を立てて行動するように働いてくださる。
私達はこの神からの働きかけを拒むことなく従順に従うべき。すると神の力が働いて、霊の戦いに勝利して救いを全うできる。救いは神様からの賜物です。
私は、遠隔地にいた間は、主日説教を原典から予習復習をするという志を立て、原典からの学びを教会内で広める働きに用いられた。
今のコロナ禍の中、教会のすぐ近くに住む私には、神様は教会の働き宣教のために祈るという志を立ててくださっています。
2:14 すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行いなさい。
疑わず、ためらわずは、人に対してというよりも神に対してでしょう。
神は私達の中に救いのみわざを始められた。神は始めたことを全うされるお方です。神はそうすることを喜んでおられる。
だから、普段からその神の力に信頼して、喜んで従い戦っていないと、いざ大きな問題や困難が起こった時に、つぶやく者になってしまう。疑う者になってしまう危険があります。
教会のために、みことばに導かれて、熱心に祈るという志を立ててくださった神様に対してこんなことは言ってはならない。
「えーー、そんな難しい、祈祷室に行くのはちょっと待って、みこころにかなった祈りはきかれることは信じますが、果たして私にそんなみこころにかなった祈りができかしら・・・。祈った時間がむだになりませんか」
いいえ、主のみこころを求めて祈ることを喜びとしましょう。
17 たとい私が、あなたがたの信仰の供え物と礼拝とともに、注ぎの供え物となっても、私は喜びます。あなたがたすべてとともに喜びます。
2:18 あなたがたも同じように喜んでください。私といっしょに喜んでください。