ヨハネ13章からは、イエスは語り教える対象を、一般の人々ではなく、弟子達に絞っている。
13:1.父のみもとに行くべき自分の時が来たことを知られたので、世にいる自分のものを愛されたイエスは、その愛を残るところなく示された。
イエスがどのようにして極みに至る愛を示したのかが4節から書かれている。
その前に1-3節に、イエスが知っていたことが3つ書かれている
・父のみもとに行くべき自分の時が来たこと
・父が万物を自分の手に渡されたこと
・ご自分が父(神)から来て父(神)に行くこと
イエス様は、この世から父のみもとに移動する時をご存じです。
悪魔の動きもユダの心も、すべてイエス様の両手の中にあった。
イエス様はご自分の行き先がはっきりしていた。
コロナウィルスに感染して死ぬのではないかと、不安や恐れが蔓延していますが、私はどんな理由であれ、必ず死ぬ時は来ます。いつか、どのようにしてかは、イエス様がご存じてすから委ねます。死後、眠った後の携挙の時には、イエス様とともに父なる神様のみもとに移動することを信頼して、喜んで待っています。
時には、不安、恐れ、誘惑、迷いによって、心が揺るがされることがありますが、それもイエス様ご存じですから、逃げることも隠れることもできません。むしろ、罪を認めて告白して赦しを得て、イエス様に聞き従います。
人間の罪のために、すでに地はのろわれてしまっているこの世から、救い出してくださるお方はイエス様です。政治や経済や哲学の力は、神の前では力がない。天地を創造し、この世の歴史を前に進ませているの全知全能の神をもっと深く正しく知って信頼して、イエス・キリストの弟子として、残された人生を生きて行きます。
前の記事「イエスの洗足の意味 すごい!」には、読み誤りがあった。読み込み方に自分の思い込みを入れ過ぎていた箇所がありました。
弟子であり続けるために、今日もまた悔改めて、もう一度、原典から、13章全体も読み直します。