真実のものにする。

スワミの言葉を真実のものにするのも、虚偽のものにするのも、私達一人一人次第なので、私達一人一人が自身の愛を拡大して行く義務と責任があります。

幸せな人への友情、不幸せな人への同情、徳の高い人への歓喜、徳の低い人への沈黙、温かな愛の思い、柔らかな心、甘く心地よく響く言葉、欲望やエゴを犠牲にして神の真実に献身すること、私達はこの世の苦しみを取り除くことに絶えず熱心でなければなりません。

苦しむものの心の叫びに涙する同情心を掻き立て、救いの手を差し伸べることは、神の心を溶かします。

愛はハートを通って私達の胸の内に溢れ出します。

私達は誰もが皆、神聖で純粋な神の愛で満たされていなければなりません。

愛は来ては去って行く儚い喜びではなく、永遠の至福(アーナンダ)、不滅の歓喜(アクシャラ)です。

正しく見る。

人の中にエゴではなく神を見ます。

人の中に欲望ではなく愛を見ます。

何故そんなことをしなければならないのかと聞かれたら、私達は人間だからそんなことをしなければならないのだと答えます。

人を見る時にはエゴに汚染された目ではなくて、清らかな神の眼差しで見ます。

人を見る時には欲望に汚された目ではなくて、清らかな愛の眼差しで見ます。

私達は、自ままに自堕落に生きるのではなくて、正しく見る力を身に付けるために精進努力する人にならなければなりません。

正しく見ることは、至高の平安に至る道の最初の一歩です。

自らの心を律すること無くしては正しく見ることは叶いません。

ですから規律を守り精進努力を好み善い人であろうと心掛けます。

正しく見ることが出来る人には、真実が寄り添い、ダルマに叶った生き方が出来るようになります。

私達は何よりもまずダルマを尊ばなければなりません。

神の愛を踏みにじっても、ダルマを踏みにじってはいけません。

神は敵さえも愛しますが、ダルマはダルマを守る者を守ると言われているからです。