理解の深さに応じて。

スワミの愛を伝えたいと思っても、自分が伝えることが出来るのは、自分の理解の深さに応じたスワミの愛です。

完全な無私の愛を伝えるためには、自分自身が完全な無私の愛の人である必要があります。

砂糖は味あわせてあげなければ、その甘さを伝えることは出来ません。

気付きは、気付かせてあげなければ、その気付きを伝えることは出来ません。

喜びは、喜びを生じさせてあげなければ、その喜びを伝えることは出来ません。

信仰は、信仰を得させてあげなければ、その信仰を伝えることは出来ません。

すべからく、伝えることは、責任を持って、与えることに繋がります。

無償の愛でスワミは私達に何かしら善いものを与えてくださっているのですから、スワミの愛を伝えたければ、私達も無償の愛で何かしら善いものを他者に与えなければなりません。

誰の手に握られていても、お金の意味や価値は変わりませんが、神の御心に叶うためには、正しい使い方をしなければなりません。

私達は、完全に神様を受け入れることが出来ますようにと、願わなければなりません。

私達の受け入れた程度に応じて、私達は神を得るからです。

神の御旨は必ず成ります。

神の宣言は、私達に対する神の保証です。

花のように咲き誇る。

花が自分の美しさを愛でることが出来ないのと同じように、私達も自分の心の美しさを知らない。

私達の心の美しさはいつも他者の心の目に映るだけであるから。

実際、他者の心こそ“私”を映す鏡なのだ。

“どうか、私の日々のありようが他者の目には咲き誇る花のようでありますように”

私というものが、神に捧げられた清らかな芳香を放つ可憐な一輪の花でありますように。