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高松で社会人3年目を送る人の日記
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ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2 4日目 セントアンドリュースでゴルフと夕暮れのエディンバラ散策

2011年08月14日 23時02分38秒 | ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2!11春

 2011年2月25日。スコットランド、セントアンドリュースのとあるホテルで迎えたイギリス4日目の話。この日は、午前中はセントアンドリュースでのゴルフを楽しんで、その後エディンバラに戻って街を散策しよう!と計画していた。

 一日の始まりはお肉だらけのスコティッシュ・ブレックファースト。


↑ スコティッシュ・ブレックファースト

 どれもうまい。そしてやはりパンがほしい。「絶対パンいるだろ!」とぼやきつつ、おいしく頂いた。目覚めてすぐ飲むオレンジジュースもうまいねえ。

 そして、荷物をまとめてホテルをチェックアウト。オーナーに夕方まで荷物を預かってもらう約束をして、この日も元気に出発!Yくんとの待ち合わせ場所、「あの橋の近く」(2、3日目参照)へ。

 
↑ 「あの橋」の近く

 今日もYくん既にいた。「おはよう!」

 クラブハウスへ行き、またクラブ一式をレンタル。1日30ポンド(=約3900円)。そして、この日ラウンドすることになった「ニューコース」の1番ホールにある小屋へ。プレーフィ32ポンド(=約4200円)を払っていよいよスタート!

 「ニューコース」と言うならば、きっと新しく作られたきれいに整備されたコースかなと思いきや、100年以上も前の1895年に作られたコースだった。1552年に作られたオールドコースに比べれば確かに新しいが・・・。


↑ ニューコースの看板。1895年にできたらしい。

 1番ホールは336ヤード、距離のないパー4。ティーショットはまずまずの当たりでフェアウェイへ。2打目は・・・、前日と同様、僕のショットの話を続けてもおそらく誰も読んでくれない日記になってしまうので、ショットの詳細の話はやめ。

 ここからはニューコースのラウンド中に撮った写真を紹介。

 下の写真は、絵になる風景が広がる海沿いのグリーン。ただし、この日もすんごい風!特に海沿いの風はものすごい。ズボンがなびく。ピンフラッグもなびいてそのうち折れるんじゃないかと心配になる。グリーン上のボールもプルプルふるえる。


↑ 海沿いはすんごい風。ピンが折れそう。

 風も強敵だけど、ニューコースのラフも手ごわい。膝ぐらいまである深いラフに入れたら次は出すだけになってしまう。何回も深いラフに打ち込んで、クラブを振り回して長い草と戦って疲れた笑。


↑ 苦しめられたラフ、というか荒地

 コースを歩いているとそこらじゅうで見かけるのが、アゴの高い名物バンカー。これを見る度、「今セントアンドリュースでゴルフしてるんだな~」としみじみ。


↑ そこらじゅうで見かける名物、アゴの高いバンカー

 ニューコースはいくつか難しいホールもあった。下の写真はフェアウェイが小高い荒地に隠れて、ティーグラウンドからは見えないホール。まっすぐ打ったつもりが、行ってみるとボールない。「あれ?神隠し?」いや、ロストボール・・・。


↑ ティーグラウンドからフェアウェイが見えないホール

 でも、ニューコースで昨日取れなかったバーディゲット!セントアンドリュースでバーディ。これは記念になる!


↑ 絶好の位置からバンカー奥のグリーンを狙う。

 最終ホールに近づくと、遠くにセントアンドリュースの街並みが見えるようになる。「あと少しで終わってしまうー」とさびしくなる。


↑ 街並みが見えてきた。


↑ 名物バンカーとセントアンドリュースの街並み

 そして、街並みがはっきり見渡せる最終ホールのティーショット。悔いの残らないように振り切った。


↑ 最終ホールのティーショット


↑ 最後のグリーンに向かって歩いていく。

 そして、18ホール終了。スコアはこの日も・・・だったけれど、天候にも恵まれてめちゃくちゃ楽しかった。 ゴルフ発祥の地のコースを周ることができて、最高の思い出になった。もっとうまくなって、また挑戦しに戻って来るよ!

 終わった後は、またクラブハウスで昼食。前日と同じウェイターが「また来たんだねー」のようなことを言ってくれて、前日と同じテーブルに案内してくれた。さっそくカレーを注文。


↑ クラブハウスで食べたカレー

 米が細長~い。そして、この米でチャーハン作ったらうまそう、と思うぐらいパラパラしてる。味はとてもうまい。2日連続18ホール歩いてもうヘトヘトだったけど、生き返った。

 さて、そろそろエディンバラに移動するかな。その前に、クラブハウスの屋上に上がって、最後にコースを眺めた。すごい強風だけど、景色はすばらしい!


↑ クラブハウス屋上からの景色


↑ 遠くには海が見える


↑ 街並みも見渡せる。手前のうねうねはなんなんだろう・・・。

 じっくり眺めて、そろそろ出発することに。2日間一緒にラウンドしたYくんとがっちり握手して、さよなら!めちゃくちゃ楽しかった!

 ホテルに行って預けていたスーツケースを回収し、もう一回18番ホールを眺めてからバス停へ。「もっとうまくなって、また戻ってこよう!」

 
↑ もう一回眺めてからバス停へ。

 バスに乗って、何もない駅「ルーカース」へ。


↑ ホームからの景色。何もない。

 「エディンバラ」行きの列車は予定より20分ほど遅れてやってきた。2両編成というのが田舎だなあ。


↑ 20分ほど遅れてやってきた。2両編成。

 しかし、車内はすでに満席!座れず。18ホール歩き回った後に電車で立つのはつらい。なぜ2両編成・・・。

 他の乗客もみんなエディンバラに行くようで、結局到着までの1時間ほどを立って過ごした。途中で立ったまま寝て、ひざがガクっとなってびっくりして起きたよ。

 
↑ やっとエディンバラに到着。疲れた・・・。

 エディンバラは、古い石造りの家が並ぶとてもきれいな街並み。「いいところだなー」と、周りをきょろきょろ眺めながら、予約したホテル、“Guards Hotel”へ。


↑ Guards Hotel 玄関

 チェックインすると、すんごい早口のおじさんが部屋のカギの仕組みや朝食の時間を一気に説明してくれた。“Pardon?”(え?何?)を繰り返して、なんとか仕組みを理解。


↑ 狭いけど、清潔でフカフカベッドが心地よいホテル

 ここで「ふぅ~18ホール歩いた後、電車で一時間立ったら疲れるわ~ふぅ~」と休憩したいところだけど、時刻は既に夕方5時半。もうすぐ日が暮れてしまう。翌朝にはニューカッスルに移動するから、エディンバラを観光するなら今しかない。こんな遠いところもう来られないかもしれない。というわけで、休む間もなく、スーツケースを置いて再出発!

  「地球の歩き方」を見ると、エディンバラ城や宮殿、博物館などたくさんの見所があるようだけど、もうどれも閉館の時間。ならば、この石造りのきれいな街並みを気ままに、適当に散策してみることに。


↑ 疲れたけどエディンバラを歩き回ってみよう!

 エディンバラは、城の南側に昔からの旧市街があるようなので、その辺りを散策してみることに。


↑ ホテルのあるエディンバラ中心部

 歩いて、まずは小高い山の山頂に建つエディンバラ城のふもとへ。


↑ 正面がエディンバラ城

 土の山ではなく岩山で、城が建つ以前は天然の要塞として使われていたらしい。へぇ~へぇ~。

 旧市街に向かって歩いていると、いつの間にか地面も石畳に変わり、古めかしい雰囲気が漂う通りにたどり着いた。

 
↑ エディンバラ旧市街

 あたりにはレストランやパブやホテルが並び、ほんとに雰囲気の良い通り。ぜいたくな散歩だなー。


↑ おしゃれなパブやレストランが並ぶ旧市街

 エディンバラは結構坂道が多い街。旧市街の東端の方まで歩くと、行き先は坂道に。


↑ 旧市街の坂道

 疲れきった足にこの坂道はこたえるねえ・・・。


↑ 元気に坂道を上っていく

 そろそろ日も暮れてきて、夕食の時間だな。その前に、「カールトンヒル」というエディンバラの街並みを見渡せる丘があるらしいので行ってみることに。


↑ また新市街に戻ってきた。

 街のはずれの方まで歩き、道に迷って通行人に教えてもらったりしながら、「カールトンヒル」への登山口を見つけた。


↑ カールトンヒルへとつづく道

 登りきると、なにやら不気味な雰囲気の漂うでかい神殿が。


↑ 暗闇に建つ不気味な神殿

 ナショナル・モニュメントというらしいが、建設途中に予算が尽きて未完成のまま放置されているらしい。それがこの不気味さの訳か。別名「エディンバラの恥」らしい・・・。すごい言われようだな、ナショナル・モニュメント~。

 そして、このナショナル・モニュメントからはエディンバラの街並みを見渡すことができた。近くのベンチに座って、景色をぼーっと眺めながらしばし休憩。ほんとに疲れた。


↑ 山頂のベンチで景色見ながら休憩。さすがに疲れた。

 さて、夕食にしよう。ただし、予想外のゴルフ2ラウンドで予算を大幅にオーバーしているので、この日も質素な夕食に。破産するわけにはいかんからね笑。一人でも入りやすいバーガーキングへ。


↑ 「チキンラップ」のような名前だったセットメニュー

 まあまあおいしく頂いた。けど、こっちのポテトは塩っ辛い!

 そろそろホテルに戻ることに。ライトアップされたエディンバラ城を眺めながらもくもくと歩いた。


↑ ライトアップされたエディンバラ城


↑ 途中で見かけたおしゃれなカフェ

 無事にホテルにもどってこの日も終わり。よく歩いて充実した一日だった。翌日は、ニューカッスルに移動して、いよいよプレミアリーグ、ニューカッスル vs ボルトンを観戦予定。「いい試合を見せてくれよー」と楽しみにしながら寝た。

~この日使ったお金(1ポンド=130円)~
・ ニューコース・プレーフィ 32ポンド
・ クラブ一式レンタル 30ポンド
・ 昼食(カレー) 12ポンド
・ セントアンドリュースのスーパーで買ったつぶつぶオレンジジュース 1ポンド
・ セントアンドリュース→ルーカースのバス 2.5ポンド
・ 夕食(バーガーキング) 5ポンド
・ エディンバラのスーパーで買った水とヨーグルト 2ポンド

ヨーロッパ・フットボール三昧の旅2(2011年2月22日~3月7日)
1日目 「いざ、ロンドンヘ!そして QPR vs イプスウィッチタウン観戦!」
2日目 「ゴルフ発祥の地、セントアンドリュースへ!」
3日目 「セントアンドリュースでゴルフとゴルフ博物館見学」
4日目 「セントアンドリュースでゴルフと夕暮れのエディンバラ散策」
5日目 「ニューカッスル vs ボルトン観戦!」
6日目 「ウェストハム・ユナイテッド vs リヴァプール観戦!」
7日目 「ロンドン定番の名所をうろうろ散策」
8日目 「サグラダ・ファミリアとエスパニョールvsマジョルカ」
9日目前半 「カステリョンという無名の街を散策」
9日目後半 「ビジャレアル vs エルクレス観戦!」
10日目 「グエル公園とカテドラルと夜のサグラダ・ファミリア」
11日目 「サンシーロ・スタジアムツアーとミラノのドゥオーモ」
12日目 「パルマとピアチェンツァの街を散策」
13日目 「ミラノ・ドゥオーモ観光とインテル vs ジェノア観戦!」
14日目 「そろそろ日本に帰るか」


つづくーーー。


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