高松のスポンジ DON

高松で社会人3年目を送る人の日記
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ヨーロッパ・フットボール三昧の旅 6日目前半 ビートルズストーリー

2009年07月06日 13時21分47秒 | ヨーロッパ・フットボール三昧の旅! 09春
 
 2009年3月3日、午前7時ごろ。ロンドン・セントラルというユースホステルの、とある6人部屋の2段ベッドの下段にて。ロンドン6日目、そしてプレミアリーグ観戦3試合目、リバプール vs サンダーランド観戦の朝を迎えた。

 同じ部屋に泊まった人の中では、また一番の早起き。スースー寝ている人たちを起こさないよう、そろ~っと着替えたり荷物まとめたり。

 チェックアウトして出発。いざ、リバプールへ!

 まずはユースホステル近くのカフェでサンドイッチ&カプチーノの朝食。平日朝なので、店内はビジネスマンっぽい人々であふれていた。みんなコーヒー片手に新聞読みながらの優雅な朝食だった。


↑おいしいサンドイッチ&カプチーノ

 そしてリバプール行きの列車が出発する、ロンドン・ユーストン駅へ。ユーストン駅は数多くの路線が発着するロンドンの中でも大きい駅。


↑ロンドン・ユーストン駅構内

 自動券売機はない模様。“Today‘s Ticket” という、今日出発する列車の切符を売る窓口に列ができていた。ほしいのは今日のロンドン→リバプールと、明日のリバプール→ロンドンの往復切符。「ああ、また英会話教室か・・・」とドキドキしながら列に並んだ。

 やがて自分の順番となり、「リバプール!往復!」を連呼して、なんとか往復の切符購入。往復で66ポンド(=約9200円)とのこと。うーん、高いのか安いのかわからんけど、ロンドン-リバプールは東京-京都ぐらいあるみたいなので、それなら安い気もする。


↑手に入れたロンドン→リバプールの切符

 出発までに少し時間があるので駅構内をフラフラ。大きい駅なので、いろいろなショップがたくさんあった。何やら日本では見たことがないファーストフードばかりが並ぶコーナーもあった。ボールペンが行方不明なので売店で買おうと思ったら、日本の100円ボールペンよりしょぼいボールペンが400円ぐらいして買うのをやめた。高!その後、ポテトパイとパックのオレンジジュースを買って列車に持ち込むことにした。

 出発の時間が近づき、いざプラットホームへ。かっこいいけど、どこかイモムシに似ている気がする新幹線に乗って出発!イギリスも改札ないんだね。


↑リバプール行きの列車

 列車内では、前日書きそびれた日記をひらすらメモ帳に書きなぐっていた。「ミュージカル事前に勉強しとけばよかったー」とか。そして書いているうちに酔って気持ち悪くなった笑。


↑列車内で撮ってみた写真

 約2時間でリバプール・ライムストリート駅に到着。リバプールは雨。そして風も強い。運悪い。スーツケースをガラガラ引きずって、とりあえず一泊するホテルへ向かった。


↑1泊したリバプールのホテル “Formule 1”

 選んだホテルは写真の通り、「1泊たった33ポンド。安い!」という看板を掲げる安ホテル。でもリバプールの観光名所、「アルバート・ドック」に近いし、設備も問題なさそうだったのでここにした。

 どうやら僕以外にも、遠方から今日の試合を見にリバプールにやってきた人が数多くこのホテルに泊まっているようで、ロビーにはリバプールのユニフォームを着たファンがたくさんいた。とあるリバプールファンのおじさんが「今日見に行くのかー?」と話しかけてくれた。「見に行くよー。」


↑安いけど設備は問題ないし部屋も広かった

 スーツケースを置いて身軽になったところで、リバプール観光スタート!

 リバプールといえばなんといってもビートルズ。僕は、中学生のときの音楽の授業でビートルズに出会って以来、今も大学のテスト勉強の際はビートルズを流しながら勉強するぐらいの?ビートルズファンである。ちなみに一番好きな曲は “Here Comes The Sun“。あの「どぅどぅどぅどぅーん♪」というところが好き笑。それから “While My Guitar Gently Weeps” もよく聞いたなあ。メロディーがすごく好き。 

THE BEATLES- HERE COMES THE SUN


 リバプールには、海岸近くに「アルバート・ドック」という博物館やら美術館やらいろいろなショップやらが集う大型複合レジャー施設があって、その中にビートルズの博物館、「ビートルズ・ストーリー」なるものがあるらしいので行ってみることに。


↑アルバート・ドック


↑ビートルズ・ストーリー入り口

 館内はオーディオガイドを聞きながら(日本語もあった。受付の人日本語ペラペラだった)、ビートルズ結成~解散、その後までの歴史をビートルズの曲と共に順番に追っていく形式。当時の様子を伝えるビデオや、初期のビートルズが演奏していたバーの再現、壁一面にびっしり展示されている当時の新聞や写真などなど、盛りだくさん。


↑写真がたくさん

 ジョージのギターやジョンの丸い眼鏡の展示や、メンバーが実際に座った飛行機の座席まであってなかなか内容の濃い博物館だった。あと、なぜか実寸のイエローサブマリンもあった。


↑ジョージのギター

 ギターなどの当時の品々を実際に目の前で見ると感慨深いものを感じるなあ。本物を見ると、遠い存在だったビートルズが少しは身近に感じた気がした。

 最後の方ではジョンの “Imagine” のビデオ撮影が行われたという「白い部屋」が再現されていた。ここではたくさんの観光客が記念写真を撮っていた。ビートルズ・ストーリーなかなかよかった。


↑「白い部屋」に置かれたジョンのギター

 ビートルズ・ストーリーを出ると、時刻は夕方4時。試合は8時からなのでまだもうちょっと時間があるな。というわけで、リバプール市街地の中心部にあるリバプール・オフィシャルクラブストアに行くことにした。


↑リバプール・オフィシャルクラブストア

 店内はリバプールの赤いグッズでぎっしり。レプリカユニフォーム、Tシャツ、ジャージ、スカーフなどの定番商品はもちろん、マグカップやバスタオルや歯ブラシなどの日用品もたくさん。チェルシーメガストアもすごかったけど、リバプールもすごい充実度。「よくこんなにグッズ作ったなあ・・・」と感心しながら長時間店内をさまよい、結局リバプールのスカーフと今日の試合のマッチデイプログラムを購入。


↑リバプールのスカーフ


↑マッチデイプログラム “This is Anfield”

 スタジアムへ行く前に腹ごしらえ。駅前の「7.8ポンドで食べ放題」という、イギリスに来て2回目の中華料理をチョイス。日本で食べる中華料理とはちょっと違う気がする、麺がうどんのような焼きそば、チャーハン、から揚げ、ポテト・・・とたらふく食べておなか一杯になった。

 イタリアではひたすらテイクアウトのピザ、ドイツではひたすらご当地ソーセージを食べ続けたけど、イギリスは気軽に食べられるご当地○○がないなあ。フィッシュ&チップスは意外に店が少ないし、だいたい脂っこくてそんな頻繁には食べられないし・・・。

 さあ、準備は整った。駅前のバスターミナルへ行き、たくさんの赤いユニフォームを着たリバプールファンと共にバスに乗ってアンフィールドロードへ向かった。

(6日目前半おわり)


つづくー。


「ヨーロッパ・フットボール三昧の旅」(2009年2月26日~3月12日)
1日目   : 「いざ、ロンドンへ!」
2日目   : 「まずはロンドン観光!」
3日目前 : 「大英博物館見学してからスタンフォードブリッジへ」
3日目後 : 「チェルシー vs ウィガン観戦!」
4日目   : 「ウエストハム・ユナイテッド vs マンチェスター・シティ観戦!」
5日目   : 「ひたすらロンドン観光!」
6日目前 : 「ビートルズストーリー」
6日目後 : 「リバプール vs サンダーランド観戦!」
7日目前 : 「マシューストリートとポートベリーマーケット」
7日目後 : 「トットナム vs ミドルスブラ観戦!」
8日目   : 「スタンフォードブリッジとロンドン塔」
9日目   : 「旅も後半、ロンドンからローマへ」
10日目  : 「ローマ街歩きとローマ vs ウディネーゼ観戦」
11日目  : 「ナポリ戦見られず・・・夕方のナポリ散歩と絶品ピザ」
12日目  : 「ポンペイとスパッカ・ナポリとナポリの夜景」
13日目  : 「カプリ島とアマルフィ海岸とポジターノ」
14日目前 : 「ローマ最後の観光とお土産探し、そしてオリンピコへ出発!」
14日目後 : 「ローマ vs アーセナル観戦!」
15日目  : 「ついに迎えてしまった帰国の日」