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おかんとナースの発達障害奮闘記

ADHD.注意欠陥、多動性障害とLD.学習障害の息子とナースのおかん。母子家庭・・諦めない将来への挑戦。

通級、初の授業。

2015年08月02日 | 日記

 7月8日の日記の後、また・・・息子に大事件があったり支援体制の
 面談があり、更新が遅れてしまいました。内容は記事が進むころ
 掲載させていただきます。




 6月初旬、初めての通級授業が始まった。
 特別支援学級は数名在籍で、今のところ通級を受けているのは息子1名。
 その日の授業内容は先生が口頭で一文を読み上げ、聞き取り書き留めると
 いうものだった。
 1回目はひらがなでも良いので、とにかく書き留めること。
 2回目は1回目に書き取ったものを漢字を使ってさらに正確に修正し
 先生に見てもらうというものだった。

 授業を受けてみて、本人の感想は「思ったより出来たと思う。」
 レベルが簡単だと言いたい模様。しかし内容は以下の通り。

 

 これで中学1年生。残念だけど親としては普通学級の難しさを改めて感じる
 プリントでした。この先国語の通級と担任の先生による黒板内容のコピーを
 頂く支援が続くことに。

中学校で通級が決まった。

2015年07月08日 | 日記
なんとか中間テストが終わり数日後、担任から連絡があった。
「現時点での数学と英語(小学生範囲内)の評価は悪くない
ので今の段階で通級にしない方が良い」とアドバイスを頂いた。

担任は普通学級担当であり、数学の教員として通級にすると
成績や評価が低くなってしまうと心配している。

書字障害での困難に対し国語の通級を提案された。
話し合いの結果、毎週木曜日に特別支援学級へ出向き、国語の
通級を開始することになった。

通級の連絡はなし。

2015年07月06日 | 日記
家庭訪問が終わってから通級に対しての返答は無し。

家庭内の支援は自立を妨げ必要な支援を受けられない。
本人が障害と向き合い正規の支援を受け自立できることを
目的として再度通級の御願いしている旨を手紙に書き
子供を介して渡した。

しかしその後も担任が多忙で話ができず。
当たり前のように支援担当からぼ連絡はないまま
時間だけが流れていく。

中間テスト1週間前を切っても授業内容のコピーとノート、
プリント類の確認に追われる日々が続く。
息子がテスト勉強をする為には1日48時間ぐらい必要。

荷物の管理の為学校から全て持ち帰ることを指示した。
授業内容、ほか不明確な点は目の前で友達に電話確認させた。
学校のドリル類は土日を利用し、本で調べてなんとか仕上げた。

地獄のような息子とのやり取りの中、
普通学級で頑張りたいという本人の言葉は本当なのか
本心は中学校生活の全て適当に流していきたいのではないか・・・
疑問に感じている。


特別支援教育って
グレーゾーンの子供へも支援をしてくれるのでは無かったの?
いつになったらこの現状から抜けれるのか。
このままじゃ高校進学ばかりか就職もできないのでは・・。

通級無しの支援。家庭訪問にて限界の相談。

2015年07月01日 | 日記

1学期中間テストが迫っている中、家庭訪問があり担任へ一連の
相談をしてみることに。

担任の先生は息子と私にとって一番の良き理解者で信頼関係を
感じる。息子本人に一番合う学校生活を考えてくださり、書字
障害という現実をなんとか支援しようと頑張ってくれている。

その中で通級をしないと息子の状態は限界にあり、今現在の
放課後居残り作業でも遅れてきている件を伝えてみた。

即答で通級が良いという判断は解答されないものの、
遅れていることに対しては更に考えてくれるとの事。


ここでひとつ疑問が発生してきた。


「小学校6年生から相談してきた支援担当の先生は・・・?」

今だ連絡もなし、連絡しても支援は必要ないような発言。
ノートに拘らなくて良いの発言もあり、確かにそうだけど、
まさか担任だけに仕事押し付けてる・・?と疑いたくなる
対応のオンパレードへ変化してきた。


診断書、医師からの記録、息子の困っていることのリストや
繰り返し何度もしてきた面談、息子の状態(ノートや出来ない事)
をこれだけ見せてきたのに、一体どうして?と思い始める。

本当に支援が必要で、息子本人も自覚してきて、
「支援が欲しい・・追いつかない」まで言い出しているのに、
逆に支援が受けれない??という雰囲気が出てきた。

よくネットでは通級の件に限って学校が言ってくるから
通級になったようなお話が多いから、何か違う事してる?


担任は通級も含めて特別支援学級の先生と相談して
くれるとのこと。

中学1年の初めての家庭訪問はこのように終わる。


もしかしたら普通級のままいける・・かもの幻想は消えた。

2015年06月25日 | 日記
 中間テスト2週間前にテスト範囲表が配布された。
 息子はいつものようにプリントの管理ができず、
 その表も、ぐちゃぐちゃになったノートや教科書の間から
 出てきた。担任にご協力頂いているため、授業ノートは
 多少は書くことは出来ているけど、範囲表に記載されて
 いるドリルやプリントファイルが不明・・・。聞いてもいつも
 「学校に置いてある」と返答するのみ。
 
 いい加減、痺れを切らし帰宅後学校へ取りに行かせた。
 蓋を開けてみると、プリントはバラバラ、ドリルも手をつけ
 ていない。

 家庭での取り組みも限界に近づいている。やってもやっても
 追いつかない。性能的に時間が足りない。本人も口では
 自覚していると発言はあるけど行動は伴わない。
  
 親として普通に居させたいという思いが捨てきれていなか
 った。頑張ればこのまま普通級でいけるかも。高校進学も
 もしかしたら・・と。土日も関係なくひたすらドリルやプリント
 を仕上げる日々。


 しかし・・・現実はやはり厳しかった。
 中学生活、ノート、プリントなど全く成り立っていない。
 やっぱり小学生時代のようには行かなかった。
 
 親子喧嘩も日常茶飯事になって、
 家庭崩壊寸前。
 これは通級を御願いするしかない。
 
 近日の家庭訪問の時に御願いすることに。

まずは通級は受けず、支援を受けた。

2015年06月20日 | 日記
 中学1年生4月末、前回の記事の通り部活動を休部し
 放課後の居残りで、授業中のノートを仕上げてくる様
 になった。よく聞く(放課後通級?)と思いきやただの
 一人居残り。相変わらず支援学級の先生は、息子を
 理解していない。

 それもそのはず、授業中に半分以下しか書き取れない
 ノートの実態をなんとも思っていない。担任の先生は、
 それでは困ると柔軟に対応してくださる。

 中学1年、1学期の中間テストも越えないこの時期。
 まだ中学生らしい勉強量もない。この先どうなって
 しまうのか、普通学級に居ることが良いのか、本人が
 徐々に不安を隠しきれず顔つきが変わってきた気がする。
 
 中間テストまで、あと少し。もう少し様子を見てみることに
 した。

小学生からの予想的中、書字障害の壁。

2015年06月19日 | 日記
 息子の発達障害は、ADHDそしてLDと診断されたけど、
 最終的な診断書には高機能広汎性発達障害と診断されている。
 医師からは中学校で何かしらの支援は必須とのこと。

 この時点で、通級はしたことが無いものの、見ていてかなり
 苦労し普通学級でやっている様子は周囲からも解る状態。

 例えば前回の記事、英単語やアルファベットを書けないこと。
 過去小学生のときの記事、漢字が書けない、書けても字が汚い。

 発達障害はひとつの症状と思ってしまう方が多いようだけど、
 複雑に絡み合った数種類の障害が重なり合うほうが多い。

 
 中学1年生4月末(2015年)、授業の書き取りが半分程度しか
 出来ないことを本人も困り始めていた。

 ノートコピーを了解してくださった生徒さんのコピーを
 担任の先生は、毎日熱心にコピーしてくださり譲っていただく状態。
 
 私も息子も担任の熱意にはどうしても答えたいし、必死に毎日毎日・・、
 息子とノートを一緒に仕上げる状態が続く。遅いときは0時まで。
 中学1年の初旬でこの速度ではかなり厳しいのは明らか。

 普通学級の担任は配慮がとても良すぎる為、支援学級の先生
 からは何も連絡もない。しかし以下を担任へ相談することに。

 私と息子での意思を伝える。

 「部活も大事だけど授業での書き取りが半分しか出来ない。
  部活をやってしまうと帰宅して毎日遅くまでやっても追いつけない。
  部活休部にして、その時間学校へ居残りしてでもノートを完成させて
  帰宅したい、それでも追いつかないかもしれない。」

 
 いい加減息子も授業中に追いつかないことを実感している。

 この4月末、通級はまだ様子を見るとして、部活は休部。
 その分を放課後の居残り仕上げ時間ということにして頂いた。

ローマ字と英単語・・・どう違うの?・・・わからない

2015年06月18日 | 日記
 
 学習障害の書字障害で、英語の授業も既に
 つまずいている。アルファベットは、なんとか
 覚えたけど文字が整っていない為減点されている。
 aとd、gとq、bとd、rとy、mとnなど
 アルファベットの小文字の区別が苦戦している。

 英語もできなくなるだろう。

 漢字同様に本人が暗記するしかない。
 アルファベットを覚えた頃、さらに立ちはだかる
 ローマ字読みと英語の発音との違いに苦戦。
 「この単語ってどうしてこう書くのか理解でき
 ない・・・」との発言があり。

 be動詞や簡単な挨拶、身の回りの物に対する名称
 の単語などどうやって覚えていったらよいのか
 途方に暮れている。
 中学1年、開始からこの調子。息子の表情が過去
 見たことのない緊張と不安へと変化した日。

中学校入学、書字障害が・・・。

2015年06月15日 | 日記

 中学入学後お祝いムードが落ち着き、比較的簡単な
 授業が開始された。中間テストまでの間は、生徒達の
 様子を見ながらゆっくりと進んでいる雰囲気だった。
 部活動は不参加にするべきか悩んだけど、担任が
 顧問をしている体育部に所属を決めた。
 

 不安が的中。息子は全教科のノートを授業内に取る
 ことができなかった。入学前に相談に乗っていただい
 た特別支援学級の先生から連絡は頂けず、今後どの
 ように授業を進めて行くべきか悩んでいた。


 この状態だというのに、部活に所属することになった
 ため朝練習や放課後活動で学校から帰宅するとへと
 へとになっていた。帰宅後、半分も書けていないノート
 を手直ししようにも疲れて寝てしまう。

 そんな頃、担任から連絡を頂き、息子の状況を詳しく
 知りたいとのこと。後日改めて担任と特別支援コーディ
 ネーターの先生と息子の4者で話をすることとなった。

 私は親として部活動への参加も試みたけれど実際は
 学業との両立ができず生活が成り立っていない
ことを
 報告した。
 
  授業中のノートが取れない件に対して、支援学級の
 先生からは「ノートが取れない事にこだわりすぎていま
 せんか?ノートを綺麗に書けている事が必ずしも良い
 評価に結びつくとは限らないと思います。小学校からの
 練習の成果で現時点では文字の質もそれほど悪くない
 ので授業中に書ききれない分、後で追加をしていく方法
 を取っていったら良いのではないでしょうか?」と。

 担任は複雑な表情でやり取りを聞いていた。しかし普通
 学級の教師の意見としては、「ノートも成績の評価。コピー
 をあげるから頑張って欲しい」との熱意のある有難い言葉
 も頂いた。どの方法が合っているのか、疑問ではあるけど、
 先ずはできる事を普通学級で試みて、様子を見た上でそれ
 でも駄目なら通級を取り入れたらどうかという意見でこの
 4者の意見はまとまった。この時点で息子は不安を隠しきれ
 ない態度になってきた。
 私も以前に増して日々フルサポートで家庭の取り組みを
 強化した。

6年生最後、卒業式。

2015年06月12日 | 日記



過去の記事にある症状は毎日続く・・。
中学校へ見学に行ったり、相談に行ったりの日々の中、
発達障害の診断から、早いもので息子は小学校を卒業。

この時点で、通級にはなっていないものの、親が全て
管理していなければ、学校の生活は送れないほどの状態。

いよいよ息子本人は、周囲との差に実感があるようで、
親としての考えは、このまま手伝って普通学級に居させ
るべきか通級支援を取り入れるべきか真剣に悩みました。


息子本人も卒業式は「中学生になりたくない・・」の
言葉と態度の連発。中学に進学すれば勉強も難しくなるし、
小学生のように送れないことを感じている。

オリジナルの訓練と作業療法の努力によって、小学校での
成績はまずまず、テストも100点は無くとも1・2問の
学習障害によるミスしかないほど頑張っては居る。

小学校卒業と同時に私立の進学校へ進む子と、一時的にでは
あるけど成績を張り合える期間もあったほどに訓練成果は出
ていた。


それでも、クラスメイトから塾や中学の噂などの話を聞けば
今のままでは通用しないという悩みが出始めているようです。

私の息子のケースでは、小学校生活で通級はかろうじて無く、
親が全て支援し学校と連携し普通級でやってきました。

中学ではどうなることやら・・と親子して不安な卒業式。

この記事から先は、中学生の生活を書いていきたいと思います。



この時点での医療
 服用の薬は全て辞めている状態。作業療法はしている。
 心理療法は中止。家庭内のオリジナル訓練は継続。