アジアンちっく

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三半規管の恐怖~2日目

2009-10-06 | イタリアねた
*注 やたら長文です


無事ローマフィウミチーノ空港到着。

今日はひたすら移動の日。
本日の宿泊地カプリ島まで一気にGO!

まずは空港からローマテルミニ駅まで電車で移動。
30分おきに出ているレオナルドエクスプレスで。

空港から駅まではつながっているのだけど、
途中エスカレーターがストップしていて、でかいスーツケースをかついで移動することに。
たいがいしんどかった・・・

老体に鞭を打ち、駅に到着。
が、カウンターがいろいろあっていまいちよくわからない。
適当なカウンターに行くも、

あっち!

と早くも強いイタリア女性の洗礼を受け、
言われた通りのカウンターに移動するも、これまた長蛇の列。
なので自販機で買うことにするのだが、
前のアメリカ人のおねえさんたちが困っている。
どこまで買うのか聞いてみると地下鉄の駅らしい。
これでは地下鉄のは買えないからとりあえずテルミニ駅までのを買いましょう
と助言しているあたしだが、実は自分もよくわかっていないというね笑
後ろのおねえさんも発車時刻がせまっている36分のに乗るらしい。
やっと前の人の購入が終わり、自分たちのを買う。

が、テルミニ駅からナポリ駅までの電車が満席らしい=ボタンが選択できない←実はあたしはそんなことも知りませんでした笑

しかたないのであたしたちもテルミニ駅までのを買う。
電車は満員御礼。
入り口まで人がいっぱいで、
次の車両次の車両・・・と移動していたら

しゅーーーーー

と目の前で無残にも扉が閉まり、見事に置いてかれた笑

ま、乗れたとしてもテルミニ駅で待たなきゃなのだけど←そう言って1号がなだめてくれた
見ると、さっき前で並んでたアメリカ人も乗り遅れているではないか。

次の列車はいつ?

と聞かれたので30分後と言ってみるが、
あたしたちはこの人たちに

電車のことならあの日本人に聞けばいい

とでも思われているのだろうか。
なんだか知ったかぶりでもしてるような気分になったけど、
あたしたちはこれからまだまだ先が長いのだー
ちっちゃいことは気にしないワカチコなのだ。


しかたないので長蛇の列の国鉄のカウンターに並び、列車変更してもらうことに。

途中、前に並んでたお兄さんの喫煙タイム中に荷物を見張ってあげたり、と
さっきから旅行者みんなで助け合い。
持ちつ持たれつなのだ。
でもなんだかこんなのもえらい楽しい。

自分の番になって、乗り遅れちゃった、とカウンターのおじさんに言ったら、
このチケットのままでいいという。
レオナルドエクスプレスのチケットは時間指定はされてないらしい。
そういやチケットに時間なんて書いてないや。
ついでにテルミニ駅からナポリ駅までのチケットも購入し、今度は乗り遅れることなく乗車。
しっかしスーツケースがでかい・・・

30分でテルミニ駅に到着。
レオナルドエクスプレスが到着するのは構内の一番端なので、
次の列車が出るホームまで結構移動しなきゃなのだ。
でも時間に余裕があったので、これまた喫煙所を探す。
テルミニ駅構内は、ホームのところどころにある柱に灰皿がついてて、結構吸いたい放題。
そろそろお腹も空いてきたので、構内のフードホールへ。



あたしのメニューはシンプルに生ハムとチーズがはさんであるパニーノとカプチーノ。
暑かったのでごくごく飲めるように冷たい牛乳を入れてもらった。
それならばアイスカフェラテをオーダーすればいいんじゃね?



やたらうまい。
毎日これでもいいな、とか思っちゃった。
(でもイタリア料理に飽きるのはいつもあたしだ)

ついでに水を買っておこう、と、4年前に覚えたイタリア語を披露笑
小銭がいっぱいあったので出してみるも、少々足りない。
が、お兄さん、

OK!

とあたしのありったけの小銭をレジにいれてお水をくれた。

レシート見たらディスカウントしてくれてた。

まじっすかーーーー

土産物屋でもあるまいし、売店でディスカウントって・・・
ありがたすぎて何年ぶりかにスキップしそうになった。

でかい水を1号のスーツケースに入れてもらい、次に乗る電車のホームへ。

乗り場案内の画面を見るが、これまたまだ出ていない。
でも今回はホームの番号が出てないだけなので、ほっとする。



しばらくして表示され、移動。

時刻は16時30分。
もう何時間移動し続けているのだろう・・・
考えるだけで気が遠くなるのでやめとこ。



列車はユーロスター・アルタヴェロチタ。
乗ったらナポリまで停まらない。



車内はなかなか快適で、2等席で十分。
らくだちゃんもご機嫌です。



ここで絶対忘れちゃダメ!忘れたら最後!あの世行き→→
の酔い止めを飲む。
この後、船に乗らなきゃなのです。

1時間20分でナポリ中央駅に到着。

ここから港へタクシーで移動。
船の時間を告げると、時間がないから急ぐよ~との前置きを残し、
ジェットコースターさながらの運転で体があっちに倒れこっちに倒れ・・・

いつもはこんな運転しないんだよー
君たちが急いでるというからー

と言い訳されまくりだが、
普段からこういう運転をしているのだろう
というのが1号とあたしの見解。

ま、おかげさまで10分もしないうちに到着。
が、お兄さんは

急いであげたから

と19ユーロを要求。
なぬーーーー
でもんなこと言ってる場合じゃない。
あたしたちには船の時間がせまっているのだ。
お兄さんの示した場所へチケットを買いに走るも、
どうやらここは違うらしい=あたしが間違った船の時間を告げていた
とりあえず船が出そうなところを目指して歩いていると、
前から歩いてきたおじさんが

どこ行くの~

と。
これまたどうやら船着場じゃないらしい。
正しい船着場を教えてもらってまた移動。
いい加減この石畳なんとかならんのか←とんだ八つ当たり

船着場へ行く途中、タクシーの乗降場があった。

くっそーーーあのタクシーの運転手、自分の都合いいとこで降ろしやがってーーーー

とイラっとするも、とにかく時間がないのだ。

おねえさんにチケット売り場を教えてもらったけど、これまたいろんな会社のカウンターがあってわかりゃしねぇーー
キョロキョロあたりを見回していたら、たむろしていたお兄さんがカプリ島行きのカウンターを教えてくれた。
グラッツィエ!!

ドゥエ バガーリオ!と若干あごを上げ目に荷物の数も告げて、無事チケット購入。
(片道16ユーロ+スーツケース1つあたり2ユーロ)
なぜゆえあごが上がったかというと、船のチケット買うときは荷物の数も忘れずに言わねば!
と、ひたすら頭に入れていたので、やっと口に出すことができてご満悦だったらしい笑

が、しょせん語学力ないので複数形になってないという・・・笑


船着場にはあたしたちの乗る船が。



と、1号、

さっき電車で隣だった奥さん&だんなさまを発見。

あ~ら~あなたたちもカプリ島に行くの~??

(とたぶん言っていた笑)

なんだかこれまた楽しいね~と思いながらも、
実際のところ、迫りくる恐怖で頭の中はいっぱいだ。

そう。
これから高速船に乗るのです。
4年前に撃沈した船。
船が撃沈したのではなく、撃沈したのは1号。

ということで、

大丈夫?きっと 3点セット。



準備は万端。
あとは揺れに身をゆだねるのみ・・・

ここでらくだちゃんが大活躍。
枕代わりになってとっても快適。
薬も効いたのか、酔うことなくカプリ島のマリーナグランデに到着。


さきほどのご夫婦と挨拶して別れ、←ご夫婦は「いい旅を~」とイタリア語で言ってくれたのだけど
あたしは「ちゃおちゃお~」と返すのみ笑
でもおかげで何て言ってくれたのか調べて早速後日得意げに使うのだった・・・

目指すはホテル。
事前に電話したら迎えにきてくれるらしいんだけど、
恐怖との戦いでそんな余裕はございませんでした。
スーツケースとともになが~い坂を上り到着。

ふぅ~疲れた~~~

酔い止めが効いたまま、ぐっすりご就寝・・・
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