冷や汗が、、、

ある日のこと。
くりこのお尻から何かが出てる！
虫？なに？何が出てるのか
ぜんぜん分からない。
だんなさんに見てもらう。
オレもみるのイヤだと言いつつ見てくれる。
虫ではないらしい。
安心して、くりこを取っつかまえて
出ているものをちょっと引っ張ってみる。
ニャッ！と鳴く。痛そう。
こうなったら病院だ～！！

くりこのお尻から出ているものを
先生も、ん～？なんでしょうねぇ、と
ちょっと引っ張ってみる。
また、ニャッ！と鳴く。

痛そうだからと麻酔をして取ることになり、
そしてもう一度挑戦。
そしたら、するん！と抜けたんです。
その時はあまりにも一瞬の事で
気が抜けてしまいました。

いったい何だったんだろう！？
先生が、引っ張り出したものを
まじまじと眺めてこう言いました。
ストッキングだねぇ、、、って。

はぁ～ため息です。
くりこは小ちゃい頃からそうでした。
フェルトには野生本能むきだしで
がるるるっとくわえて離そうとしないし、
買って来たばかりのTシャツにも
穴をあけたり、毛糸も噛みちぎるし、
そ～ゆう猫の事をウールイーターと
言うらしいです。

いつの間にストッキングをかじっていたのか
まったく気づかなかったなぁ。
先生には、その辺に脱ぎっぱなしにしない事！
なんて注意されるしー。

なにはともあれ、
うちのウールイーターちゃん、
するん！と抜けて本当に良かった！！
かなりヒヤヒヤした出来事でした。