GoingMyWay

やりたい事はやらずにおられるか!それが俺の道。そんな考えのもとで研究と資格取得を中心に毎日を生きていこうと思います。

東京マラソン参加してきました!~当日~

2010-03-01 17:36:13 | マラソン記
 前日の夜に、「明日は雨降らないで欲しいな」と願いながら床に就き、大会当日を迎えた。



ものの見事に雨が降っていた。



 しかも、結構降ってる。気温は5度(後日確認した)。
 この際、雨を恨んでも仕方がないので、準備を済ませて、朝食をとり、6時半頃にホテルを出た。7時前に新宿について、トイレに行っておこうと思ったら、長蛇の列。そこで時間を費やして、都庁に着くと、ドリンクとかみかんとかソイジョイとか大量に配られていたので、みかんを戴き、ソイジョイはマラソン中に食べようとポーチに入れておきました。ドリンクは鞄の中にしまって、そのかばんは預ける場所で預けました。預けた後は、いざ整列!!!

 並んだのが8時前頃で大会開始には1時間以上あったんだけど、おかげでグループ内(エントリーするときに目標タイムを自己申請する必要があり、その枠組み内でグループに分けられ、そのグループの中でも先着順で前から並ぶという仕組み。俺は4時間30分で申請をしたのでGグループでスタート)の最前列に並ぶ事が出来ました。
 暫くすると、放送局の人がやってきた。俺はインタビュー受ける気まんまんだったのに、ものの見事にスルーされてしまい、隣の隣にいた女の子にインタビューが着ていた。その子はインタビューを拒否していた。俺ならインタビュー答えてやるのにと思いながらも、最後の最後までスルーされましたwww。
 スタートまでの時間に隣の人と話をする機会があった。彼は陸上の方で、フルはこれで3度目らしく、東京マラソンは初出場らしい。

 そして、8時54分からセレモニーが始まった。始まったはいいが、あいにくGグループからはセレモニーが見えない位置なので、セレモニーが始まっても、ずっと雨の中待っているといった感じであった。
 そして、9時10分になり、東京都知事がピストルを撃ち、マラソンが始まった!!!
 と、いっても、やはりGグループからはセレモニーが見えない位置なので都知事がピストルを撃つところは見えませんでしたがね。

 

 マラソンが始まってすぐのシーン。見ての通り、ムチャクチャ人がいたので、走るにも走れない状況でした。それでも、皆が拍手でスタートを迎えました。俺も皆と同じように拍手でスタートを迎えた。東京マラソン、絶対楽しむぜ!!!



 スタート地点が見えてきました。実は、スタートしてから、スタートラインを踏むまで5分少々かかりました。なんと、もっと後ろのブロックからだと10分20分かかるんだとかwww。記録更新を狙うには凄いキツイよなぁ。

 東京都庁を出発して、東京ビッグサイトを目指す。最初の数キロは凄い快適に走ることが出来た。道中で、応援に来てくれた友人を発見して手を振ったりして、走る俺。
 途中でトイレに行きたくなり、トイレに行ったんだけど、ムチャクチャ人で混んでた。ここで思わぬ10分ロスwww。ガーナから来ているランナーもいた(日本語流暢に話してた)が、「ハヤク、ハヤクシテヨー。」って言ってたwww。

 給水所は5kmおきにあり、アミノバリューや水が給水で置かれてあった。俺は前から決めていたことなんだけど、アミノバリューは主に飲料として用いて、水は膝やふくらはぎにかけていた。と、いうのは主に足を冷やすためで足に炎症をおこさせないために水をかけていったわけです。

<~10km>
 途中でトイレに行ったせいで、本来1kmを5~6分で走れるのが、1kmを10kmで走るスピードになっていた。一応、5km付近まではスピードを抑えると決めていたので、予定通りではあった。
 なので、10km付近から本来のスピードで走っていた。ここで気づいた事なんだけど、当たり前のことなんだけど、マラソンというのは自分の走りだけをしていたらいけないんだということが分かった。自分の走りだけじゃなくて、ポジショニングが重要だなと思った。と、いうのは、俺以外にもランナーが一杯いて、ランナーを追い抜いたり、かきわけたりするのに体力が必要になるのだ。
 まぁ、この距離では人で混むので仕方がないところはあるんだけど。

<10km~20km>
 徐々にスピードを上げて、この頃は結構快適に走れたかもしれない。給水所で水分を補給したり、観客の応援でモチベーションを上げたり。また、このときは友人がどこにいるか探していました。だけど、どこにもいなかったので、どこいったんや~?って思っていました。結構、余裕はあったな。
 また、10kmレースの人は日比谷公園で終わり。ここで思ったのだけど、俺からしたら、やっぱりマラソンはフルだなぁって思った。せっかく選ばれてるんだから、走るからには42km走った方が値打ちあるでしょう。勿論、事情がある人は仕方がないけどね。
 そうそう、10km後半のときに、ボビーオロゴンを見かけました。なんかデカイ黒人がいるなと思い、周りにランナーが集中していたので、誰かなと見たらボビーだったので、わざわざ引き返してまでボビーを見に行きましたwww。

 一般人ランナーがボビーを追い越して、ボビーは

「チョット、マッテヨ~」

と言ってた。
 テレビでおなじみの茶目っ気は健在でした。

<20~30km>
 ここらへんで徐々にきつくなってきました。予定では30kmまでは快適とまではいかなくとも、まだ余裕を感じさせるような走りをする予定だったのだけどきつくなってきました。
 それでも、ところどころにある撮影ポイントでは元気一杯に走っているポーズを取ったり、給水を取って元気を取り戻したりしていました。この頃になると、お腹が減ってきたのだけど、20km地点あたりで給食が出てきた。この時のバナナがどんなけ嬉しかったことか!!!。
 また、道中で差し入れをしてくれる一般人の方もいました。俺が一番嬉しかったのはチョコケーキ!!!。あれは、マジ嬉しかった!!!。

 あと、これを言うと、変態やろと思われるかもしれないけど、女の子のお尻を見て走っていましたwww。前日編に書いたけど、女の子がレギンスとスカートをはくとムチャクチャ可愛いんだって。仕方がないじゃない。男の子なんだから。
 また、誰か知らないけど、ピンクの服を着た芸能人らしき人がいて(テレビカメラが近くにあった)、その子も可愛かったので「あ、可愛い!」って元気になりました。仕方がないじゃない。男の子なんだから。

<30~40km>
 本格的にきつくなってきました。築地を走ったらしいが、どこが築地だったのか分からなかったぐらい余裕が無かったと思う。一番きつかったのは35kmあたりだったかもしれない。本当にきつかったので、ところどころでラン&ウォークを繰り返して走っていました。
 あと、ズームインで放送されていたのだけど、「ロッキー」の音楽を流しているおじさんが今年もいましたwww。「ほんまにいたんや!」って感じで、少し元気を分けてもらいました。
 音楽といえば、どこか忘れたけど西城秀樹の「YMCA」が流れていた。


「ワ~イ、エムシ~エ♪」

 と、リズムに合わせて、ランナーはポーズを取っていたり。俺もしたかったけど、俺は間逆の場所で走っていたので出来ませんでした。あれは凄い面白かったなぁ。

 あと、このポイントで友人が応援にきてくれていました。友達が差し入れを持ってきてくれて(栄養ドリンク)、それを一気に飲み干して、スタミナが少し戻った。ありがとう!!!

<40km~フィニッシュ>
 ムチャクチャきつくて、この頃にはキロ7分というスピードで走っていたと思うけど、最後の1kmあたりで、俺は変わったと思う。
 何が変わったかというと、まず「走る!」と独り言を繰り返して、自分に暗示を聞かせて、無理やり足を前に進めた。すると、どうだろう。今まで足が痛くなり、歩くたびに筋肉が悲鳴を上げていたのに、足が動くようになり、ランナーをごぼう抜きし始めるようになった。
 傍からみたら、俺は気持ち悪かっただろう。「走る!」って独り言を呟いている人間が横を通り過ぎるのを見たら気持ち悪いだろう。それでも、俺は走った。今日で一番速かったかもしれない。
 その後に字の如く「ヒーヒー」言いながら走っていた。暗示がきかなくなり、足も痛くなってきたけど、それでも走ろうとした結果が、【顔をひきつらせて「ヒーヒー」言いながら走る】である。
 本当に必死であった。事実、ゴールが2箇所あるだなんて知らなかった。小さい子供が「はや~い。」って言ったり、実況アナウンサーが「はやい!ラストスパートですね」って言っていたのが聞こえたけど、お構い無しに走った。
 ゴールのとこにダンサーがいて、その先頭にはオカマのダンサーがいて、気分が萎えそうになったけど、それを耐えて何とかゴールが出来た。



 走りきった!!!!

 まさか、まさかの完走!!!なんとか走りきることが出来ました。
 そして、肝心のタイムは


















4時間46分48秒

でした。目標タイムである4時間30分を切ることは出来なかったけど、最低ラインの【5時間をきる】は達成できました!
 それに、ムチャクチャ頑張ったので、後悔は全然していません。何よりやりきったという気持ちが強くて、気分が凄い良かった。

 ゴール後、フィニッシャータオルと完走メダルを貰い、友達のところに会いに行きました。次の記事にて、その後のことを載せたり、感じたことなどを書いていきたいと思います。

 もう一度、この場を借りて、わざわざ東京に来てくれた友人に感謝を述べたいと思います。



ピリー、キム、ゆうへ
東京に応援へ来てくれて、ありがとう!!!
一人ではとてもじゃないが、成し遂げることが出来なかったと思います。

今度は皆でホノルルに出よう!!!

最新の画像もっと見る