ひまわりと天秤

かつては法曹を目指したけれど、今は世界を飛び回り活躍する
ビジネスマンを目指している人のブログ

地球にやさしく

2006年09月02日 | その他
今日は環境問題について語りたい。今日テレビで環境問題の特集をやっているテレビ番組を見たからだ。僕の小学生の頃から地球温暖化という言葉を知ってはいたが、現実化しているなあと感じるようになったのはここ数年前からだ。そのように地球温暖化を感じるようになったのは以前から、その予兆はあったのだが、自分が中学生・高校生でありそのような事象に関心がないのに比べ、社会に目をむけるようになったという理由もある。しかし、地球規模で発生している異常気象があまりに頻繁に報道されるようになったからであると思う。
 熱帯夜の増加、最高気温の更新、七月の長雨、集中豪雨などよくニュースなどで報道され、異常なのが日常化している状況にある。これらはまだ小規模であるが、世界的に見れば、海水面の上昇により、オーストラリア近くのツバル(南太平洋上のエリス諸島にある9つの島から成る国で面積26平方キロメートル)は国自体が海中に水没する危機におかれている。イタリアの世界遺産に指定されているベネチアでは地盤沈下に加え海面上昇で水位が上昇し幾度となく、都市が冠水している状況にあるという。
 温暖化の最大の原因は二酸化炭素の排出であり、日本も最近二酸化炭素排出削減のため、クールビズ、レジ袋の有料化など、ガソリンの代替物としてエタノール燃料の開発など様々な対策を講じようとしているが、環境対策先進国からしてみればまだまだ実効力のあるものはあまりない。それは政府自体が環境問題に対する意識が薄いことがあげられる。環境対策先進国のような様々な環境対策を行う手段があるのにしないのは、それらを実施するには予算がかかり、そもそも国の社会保障費が足りず、増税が叫ばれているなかで、そのような問題につぎ込む予算はないというのもある。もっとも業界団体と関係のある政党ではそもそも業界の利益のため環境問題自体を全面的にとりあげようとしないという背景もある。
 日本国民自体の意識も低い。自分にも関係のあることなのに、どこか他人の問題としてただニュースで報道されてるのをみてうなづいているだけの人が大半である。多くの家電に囲まれ、多くの物を消費する日本人だからこそ、自分が環境に与える影響を考えるべきであるのに。ひとりでも微力ながらできることはあるので、ぜひ、それをやって欲しいと思う。スーパーでレジ袋を貰わないとか、シャワーのお湯を出しっぱなしにしないとか、エアコンの設定温度を上げるとか微弱でも誰かがそれをやれば、他の人もそれをみてやるかもしれないし、確実に輪は広まっていく。僕もとりあえず小さな一歩だが、買い物には買い物袋持参その他できることをしようと思う

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