ひまわりと天秤

かつては法曹を目指したけれど、今は世界を飛び回り活躍する
ビジネスマンを目指している人のブログ

東日本大震災の復興へ向けて

2011年03月21日 | 日々の生活で感じたこと思ったこと
連休中は、両親に会いに行ってきました。

夕飯を作ったりして、わずかながら、団欒の時間を過ごしてきました。



さて、大阪へ帰る道中に、ラジオでとある被災者の方の言葉を
紹介しておりました。

「私達は人の幸せを妬むほどおちぶれてはいない。
 今を楽しめる人達は私達にひけめを感じる必要はなく、
 その時間を目一杯楽しんだください。
 私達は、そうした楽しみを取り戻せるように復興に向けて精一杯頑張る。」

自分を奮い立たせるだけではなく、被災していない人をも奮い立たせる言葉に感動しました。

全国で支援の活動が広がっているます。

義援金の街頭募集、ボランティアの参加、生活に必要な物資の支援

自分にはできることは少ないのですが、自分ルールで義援金の募集をみたら

必ず募金すること(金額の多寡に関わらず)にしている。


また、話題は変わりますが、プロ野球の開幕時期の問題

計画停電が実施され、多くの人が節電に協力し、企業活動も大きな制約を受けている中で

ドームで試合をやろうとしている。

野球をやることで人々を勇気付けると主催者は言い張っているらしいが、

営利目的ありきでしあいをすることがみえみえですよね。

昨今の視聴率を見ても、野球は今や「国民的スポーツ」の地位を失った。
野球をやれば誰もが喜ぶ、そんな時代はとっくに終わっている。
サッカーや、歌手のコンサートも人々を勇気づけるものだと思うし、
野球だけが特別扱いをされる理由は全くない。

計画停電が都内でも行われている状況で、
一試合につき数千世帯に相当する電力が消費される。

これは、節電のためにいろいろ工夫し、不便な生活を我慢している一般の人々の努力を台無しにするものだし、むしろ人々を勇気づけるどころか、神経を逆撫でするものだと思うのです。

身勝手な気がして許せませんね

無題

2011年03月14日 | 日々の生活で感じたこと思ったこと
今日はいつも通りの日常。

朝起きて、電車に乗って、会社へ行き仕事が終わって帰る。

昼間、淀屋橋の街を歩いてみても、いつもと変わらない人通り

カフェには商談中か雑談中のサラリーマンがいて、

リクルートスーツを着た大学生が、歩道を歩き

恐らく修学旅行中の中、高生がわいわい言いながら笑っている

しかしながら、津波や火事によってあっという間に故郷を奪われ、家族・大切な人を

奪われこれからの生活に不安を感じて避難生活を送っている人が日本国に何十万人といる現実がある。

自分の故郷が波にのまれていく光景をみて泣き叫ぶ人々、連絡がつかなかった家族がようやく再開できて喜び合う姿、「ただただ生きているだけでよかった」と涙を流す人

TVでそういった映像をみると胸が痛み、本当に切なくなる

自分に何ができるというわけではないけれど、何もせず傍観してる自分の無力さに自責の念すら感じる。

被災した人々の中の一人でも多くが家族や大切な人々と再会し、
震災から立ち直り安らかな生活に戻れることを祈ります。