pinのかけら

人生ってながい…

みえない糸をたどって・・・

2006-12-17 | たね・はね・しっぽ
先日、毎日チェックしていた里親募集のサイトに、千葉からの一件の募集があった。
写真のない掲載。いつもなら「写真がなかったらどういう子かわからないよ!」と、スルーしていたんだけど、なんとなく気になって内容をチェック。
森の入り口に捨てられていた、黒、パンダ柄、薄茶の三匹の兄弟だった。
どんな子なのか、なぜかとても気になってメールで問い合わせをしてみた。

昨日、メールの返事がきて、薄茶の女の子だけが残っていて、ほかにも問い合わせがあるが、明日までに返事をもらえれば、ウチに譲ってもらえるという。
添付された一枚の写真。

実際、会ってみたいと思った。

先方に電話を入れて住所を確認。
場所は九十九里浜。遠い!私ひとりでの運転になる。ちょっと不安・・・
はるばる出掛けても、その子が気に入らないってこともありえる。
もし、気に入ったとしても、子犬を連れての帰りの道程は長い!
しかも、だんなが退院してきたばかりで、あれこれ忙しい。

それでも、会いに行きたい!と思った。

子供たちも、だんなも一緒に行くというから、用事を済ませた午後からの出発。
渋滞していたら、夕方になっちゃうかもしれないな、と思いつつ高速を走る。
たった一枚の写真を見ただけの子に会うために、高速を走っている自分が、とても不思議だった。


いったい、このエネルギーってどこから生まれてきてるんだろう・・・


先方のお宅に着いて、玄関のガラス越しに、その子を見た途端、それを理解した。待っていたんだね!

「かわいい!」子供たちもだんなも、ひとめで気に入る。
素敵なご家族に拾われた幸せな子。
新しい我が家の一員として、横浜に連れて帰りました。

帰りの道中も、車に酔うこともなく、騒ぐこともなく、おしっこもちゃんと我慢。家が変わっても恐がることもなく落ち着いた様子。
なんて優等生!!

名前は、かなりもめた結果、私の強引な押しで“ライム”に決定。
実家の愛犬イヴの「イ」と、アダムの「ム」をもらった名前。

引かれ合った糸の力を信じて、ライムを大切に育てていきたいな。
よろしくね、ライム!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« バッタ? | トップ | なつかしい匂い!? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

たね・はね・しっぽ」カテゴリの最新記事