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自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

エイリアンゼノモーフを作る part01

2025-08-01 17:27:00 | 模型

久々の「化け物」の製作です。

製作しているのは、

これです。

ご存知、「エイリアン」です。

アシェットが発売していた「エイリアンゼノモーフ」です。

 

このエイリアンは、一応第1作目の「ギーガーのエイリアン」を元に作って有るのだと思います。

完成したら1メートル20センチの身長になる様です。

なのでパーツがどれもこれもデカい。

東部は、「インナーマウス」が電動で出たり入ったりします。

出るのはこの程度で、インナーマウスの牙は動きません。

口の牙は、全部金属製です。多分、亜鉛ダイキャストだと思います。

他にも肋骨も金属製です。

上の写真の骨が肋骨です。

脚部です。

中身はABS樹脂だと思います。

外皮は、「ニトリルゴム」だと思います。

弾力性が有り、グニャグニャ曲がります。

この外皮を磁石で取り付ける様になっています。

この辺までで36号まで来ました。

この「アシェット」のエイリアンのほかに、「ディアゴスティーニ」の零戦もまだ完成していません。

他にも、フィギュアヘッドの製作も有り、時間を見て同時進行させていますが、難しいですね。

手が回りませんが、ぼちぼち進めています。

このエイリアンは製作の説明がネットの動画しかなく、2年で消されるという事で、消される前に作ってしまわないとという事で、急遽制作を進めています。

それに、パーツの不具合もあり、モーターが回らなくなって交換してもらったり、ネジだと思ってパーツに刺して回していたら、いくら回しても閉まらないので良く見たら、ネジの部分にネジが切ってなかったり(まるでピンです)、付属のドライバーも、メガネのネジを回すくらい小さなドライバーですが、数本捻ったところで先端が粉々に破損しました。

仕方がないので、ホームセンターから新しいものを買ってきました。

外皮と骨格をくっつける為の磁石ですが、ニトリルゴムの外皮に小さな磁石を接着するのに瞬間接着剤で接着する様に説明では有りましたが、すぐ取れます。

この接着剤は何か考えないと行けません。

全部で100号の様ですが、やっと3分の1ほど来ました。

零戦に比べたら遥かに簡単なのが良いですね。

でも、ゼロも地道に進めて行きます。

どれが最初に完成するか?ですね。

 

 

 

 


凄い物が届きました。

2025-07-29 18:14:18 | 模型

今日、宅急便で大きな段ボール箱が届きました。

箱には海外から届いた様なラベルが貼ってありますが、いつもの広島の「Fさん」からの荷物でした。

その中身ですが、これです。

ナンダコリャ!ですが、映画「遊星からの物体X」の「ノリス」です。

口の部分に何も有りませんが、

入れ歯が付いています。

仮に突っ込んでみると、

こんな感じでおぞましいですね。

以前に実物大「スパイダーヘッド」を作りましたが、それと同じ、「ハワードスタジオ」の製作、複製品のガレージキットです。

今回も実物大の「蛇ノリス」ですね。

以前に製作した「スパイダーヘッド」よりだいぶパーツも少なく製作もかなり楽になりそうですが、なにぶん実物大ですので、それなりに手間がかかります。

それにこのモデル、ベースが有りません。

キットの首にはネジを切った鉄パイプが埋め込んで有りますが、ネジが切ってあっても、フランジのような丸い金具に取り付け出来ない、ネジの合わない物がついています。

せっかく金具が有りますが使えませんので、木製のベースを作り、鉄パイプが貫通できる様に穴あけして自立できる様に加工します。

キットの仕上がりは、さすが「ハワードスタジオ」です。

首のシワや血管のモールドなど非常に丁寧に作られています。

全体の毛穴の様なブツブツも塗装次第でかなりのリアリティーが見込めます。

非常に出来の良いキットですが、どうやって立たせるか?

これは以前のスパイダーヘッドと同じですね。

簡単に倒れない様にしっかりとした木製のベースを、違和感の無い様に取り付けて完成させたいと思います。

この他にも色んな方から製作物の依頼を受けていますので、それらもぼちぼち制作してゆきます。

鉄砲ばかりいじってんじゃ〜ねーよ!と言われそうですので。


エアーガンの初速と精度を測って見ました。

2025-07-27 10:45:14 | Gun

今日も朝から灼熱地獄です。

朝8時にはもう30度を超える気温です。

パソコンで作業していると汗だくになりますし、PCのグラフィックカードが「ゴーゴー」音を立てて冷却ファンが回っています。

そんな最中ですが、時間が取れたので、以前から測ってみようと思っていた「ヨネザワ」の「オートマグ」

ですが、銃身も長いしスプリングのコッキングにかなり力が必要なのでどのくらいのパワーが有るか測って見ました。

結果は、

と、ごく普通のパワーでした。

そしてこの銃の命中精度は、5メートルから0,2gの弾で撃ってみました。

その結果が、

最初に撃ったら、かなり下に着弾したので、リアサイトを調整してもう一度撃ちました。

銃はレストポジションから直接照準で撃ちましたが、やはり大昔のエアーガンですね。

上下左右共、5センチくらいにまとまっています。

思っていたより散っています。

ちょっと残念だったので、今時の電動ガンならどうなんだろうと思い、「スノーウルフ」の「パルスライフル」を同じ条件で撃ってみました。

外観は、「エイリアン2」の「パルスライフル」ですが、中身は「東京マルイ」の「トンプソンサブマシンガン」のコピーが内蔵されています。

なので、「うなぎバッテリー」で作動する電動ガンです。

初速は、

64,65m/sと、「オートマグ」とほとんど変わらないパワーです。

そして、この銃の命中精度ですが、同じ弾、同じ距離で撃ってみたところ、

こんなにまとまりました。

銃が重く、狙いやすかったというのも有りますが、同じ様な初速でも銃身の精度でここまで違うんですね。

このパルスライフルにはサイトが無かったので、自作して取り付けて有るんですが、ちょっと右に着弾してます。

しかし、さすが電動ガンです。

東京マルイが開発して、それを海外のメーカーが無断コピーした物でもここまで精度が出ます。

オートマグはもう大昔のエアーガンなので、この程度でも仕方がないと思います。

でも。エアーガン界の歴史を作ってきた貴重な一丁です。

大切にしようと思います。

 


マルゼン KG9の銃身を短くしました。

2025-07-26 17:49:19 | Gun

前回紹介した「マルゼン」の「KG9」ですが、中古品だったので、インナーバレルが妙に長い物に交換されていたので、カッコ悪いと思い、短く切断しました。

切断前は、

こんな状態ですが、切断すると、

この状態になりました。

 

先ず、インナーバレルを切断するため、分解します。

インナーバレルを取り出すには、フロントサイトを外します。

マズルのパーツを外すとインナーバレルを抜き取る事が出来ました。

インナーバレルの切断には、このパイプカッターを使用しました。

この工具をグルグル回して小さな鋼鉄製のリングをインナーバレルに食い込ませてパイプを切断します。

ノコギリなどで切断すると、斜めにカットされたりするのですが、このカッターで切断すると斜めにならず綺麗にカットされます。

ただ、パイプの内側に押しつぶされた時の「バリ」が出るので、これを「テーパーリーマ」や、ドリルで「バリ取り」します。

その後1000番くらいのサンドペーパーで磨き、銃に組み込みます。

こんな状態に組み込みました。

そして、いよいよ初速の測定ですが、カートリッジに0,2gのBB弾を入れて1発発射しました。

なんと、初速が上がっていました。

以前のインナーバレルの長い状態の時は、

でした。

わずかですが、バレルを短くしたら初速が上がりました。

これは、ある程度わかっていました。

銃身が長すぎると、シリンダーの空気容量と、銃身の空気容量のバランスが取れていない場合にこの様な事が起きます。

長い銃身の内部の体積と、シリンダーの空気容量とのバランスが取れていなかったからというのも有りますが、BB弾がピストンの動いた時に圧縮された空気で銃身内を押し出されますが、その際、銃身内のBB弾の前にある空気が抵抗になって初速が上がらないという現象も起きる様です。

今回は、長すぎる銃身内の空気が抵抗になって初速が抑えられていたのではないかと思います。

たった8,4m/sですが、インナーバレルを短くしたら初速が上がりました。

そして、肝心な命中精度ですが、

左は前回の銃身の長い場合。

右が今回短くした着弾です。

多少の上下に開いていますが、左右はさほど変わらない位の精度です

使用したカートリッジのばらつきがあるので、着弾が変わるのは仕方がないのですが、銃身が長ければ精度が高いというわけではない様です。

銃の外観も良くなり、精度もさほど変わらず、初速が少し上がった事を考えると、長い銃身は無駄だったという事ですね。

この「KG9」は、中古の貰い物ですが、錆を落として、黒に塗装して綺麗に仕上げようと思います。

「マルゼン」が作った傑作エアーガンですので。

 


マルゼンの傑作エアーガン

2025-07-24 16:24:43 | Gun

今から43年前の12月、「マルゼン」からサブマシンガンのエアーガンが発売になりました。

その名も「KG9」です。

こんな銃ですが、

真鍮のインナーバレルが長く伸びていますが、これは、前のオーナーが何かのバレルを差し込んで改造したもので、廃棄するのならいただきますという事でもらってきた物です。

もう何年もほったらかしだったので、レシーバーが錆びだらけです。

この「マルゼン」の「KG9」ですが、発売当初、アッパーレシーバーが鉄の板をプレス加工した製品でした。

なので、

「おじゃる丸」のマグネットがくっ付きます。

これは「警察に突っ込まれるネタを作るような物」という事で、後にプラスチック製に変更されました。

初めてこの鉄板のレシーバーを見た時、「これはヤバそうだから買わないでおこう。」と思いました。

「多分、警察から回収命令が来るのでは?」と思ったのですが、エアーガン協会の方からか?自主規制という事で、警察から指摘される前に鉄板からプラスチックに変更されました。

なので、この鉄板のレシーバーを付けた「KG9」は、警察の指摘が無かったので所持していても大丈夫のようです。

そして、この銃は「カートリッジ式」のエアーコッキング式」です。

カートリッジは29発装填できます。

プラスチック製のカートリッジにBB弾を込めて、マガジンに装填します。

銃にマガジンを装填したら、大きなボルトハンドルを後方に引き、「カチ」っと音がしたらピストンがコックされます。

そうしたら、ボルトハンドルを離し、マガジンのカートリッジを薬室に装填します。

その後、引き金を引くと、「バス!」っと音がしてBB弾が発射されます。

ピストンをコッキングするのに、結構力が必要なので、さぞパワーが有るだろうと思ったのですが、

初速は、57,8m/sでした。

どこかエアーが漏れているのかと思い、銃口を指で塞いで引き金を引いてみたら、「ボス!」と鈍い音がし、指を離すと止まっていたピストンが、「ストン」と前進しました。

ピストンやシリンダー、バレルの機密はかなり高い様です。

スプリングは強いし、これは、シリンダーの空気容量が少ないのではないかと思います。

カートリッジ使用なので、命中精度はあまり期待できないかもと思いましたが、

0,2gのBB弾で、5メートルの距離から撃った結果ですが、右下の着弾は2発当たっている様です。

カートリッジを使用しているので、カートリッジ一つ一つのゴムパッキングの硬さで弾の飛びが違い、どうしてもバラつくのは仕方がないですね。

しかし、撃った後、ボルトを引いて空の薬莢が飛び出すのはやはり楽しいですね。

床にカートリッジがバラバラ落ちて、実際の射撃場の床の様です。

鉄砲好きにはたまらない光景ですが、この後散らばったカートを拾わなければならないんですね。

これが面倒ですが。

KG9は前のオーナーがインナーバレルを伸ばしていますが、カッコ悪いのでカットして通常の長さにしてみようと思います。

パイプカッターで切断してバリ取りし、どのくらい初速が落ちるか?集弾性が変わるかどうか、試してみようと思っています。

また加工できたらその様子をアップします。

この「KG9」ですが、マルゼンから発売された時、サバゲで使用する人がたくさんいました。

独自に改造して、ポンプ式にしたら、マルゼンもポンプ式の製品を出しました。

MGCのセミオートハンドガンが発売されると、それに準じて、バレル後退式のセミオートガスガンにもなりました。

フルオートがブームになったら、BV式のフルオートも発売されました。

その後、ガスブローバックタイプも発売されて、超ロングランの製品になっています。

外観を見ても、

本物っぽい刻印が入っています。

実物もこんな安っぽいプラスチック製のロアレシーバーなので、結構リアルな仕上がりです。

そしてアッパーレシーバーが鉄板のプレス加工なので、サビまでリアルです。

本物は民間用として販売されていた様で、セミオート専用だった様です。

こんな安っぽいサブマシンガンですが、アメリカの実銃はセミオート専用で、ハンドガン扱いだそうです。

安っぽい銃ですが、マルゼンから発売されて大ヒットした銃です。

カート式の時は、カートキャッチャーを取り付け、カートリッジを無くさない様に皆加工していましたし、ポンプ式の加工をしたり、いろんなカスタムがサバゲフィールドで見られました。

しかし、ノーマルでこんなローパワーだったなんて知りませんでした。

この銃身を短くしたらどのくらいパワーが落ちるのか?案外パワーが上がったりして?

試してみます。