わが地域の方がた、
高齢で田畑をやれなくなったので、
畦道や川端が草だらけです。
いかにこれまで、
その方々が草刈りをされ、
景観維持をなされておられたかがわかります。
美しい農村風景をここまで維持できたのは、
農業に携わっておられる方がたの、
お陰が大きかったと思うのです。
このことは何度も書いております。
自分の土地だけでなく、
市道わきの水路や脇道や山際など、
無償でこうした手入れをされておられたからこそ、
成り立った田舎の美しさ。
農家の方々は、
いちいち何をやったとは言わなくも、
社会のために、
仕事をされておられたのですね。
過酷な労働に、
都会の方々より日焼けしたり足腰曲がったりして、
見た目は悪くなってもおられます。
ですが、
心ばえが美しいのです。
美の基準は、
外見だけではありません。
青々とした国土は、
食料自給率を高めるということだけではなく、
空気を綺麗にし、
心を鎮めてもくれます。
農をおろそかにしていいわけがありません。
そうはいえ、
労働時間に見合わない収入で、
生活も成り立っていかず嫌われていく農業です。
次々荒れていく田舎の農地を見ながら、
どうするのが良いのか簡単には答えがでません。
追記
ささやかな家庭菜園。
ようやくジャガイモ掘りが終わりました。
以前は3種類も作りましたが、
今年はキタアカリを2キロのみ。
さて、
この後は大根と白菜の種まきです。
スイカもメロンもカボチャも成ってます。
動物に先に食べられませんように。