ひっそり主婦のこっそり学び

今日は気分が良い。
だが、これからは老化も忍びよってくる。
戦わずして勝つには・・・

映画『日日是好日』そして茶道のこと

2018年10月24日 | 趣味色々




今日『日日是好日』を見て来た(*^^*)

お茶の映画だったから、ちょっと茶道のことを・・・

映画のなかでは表千家の先生(樹木希林)に習うのだが私は娘時代に裏千家で習っていた。
と言ってもひと月に一度程度だったが、
男の先生が怖かったな~もう緊張しまくり!

茶道には華道同様に沢山の流派があるが、
その元となるのは三千家(さんせんけ)である(と思う)。



日本の茶道を大成させた千利休

その孫の宗旦の子供達がそれぞれ独立して
表千家、裏千家、武者小路千家の三千家になったのだが、
表千家と裏千家がより知られてるかもしれない。

表千家と裏千家は隣接していて、
当初は、文字通り、千家の中の表側の家とその裏の家とという意味から始まっている。

茶道の精神は同じだと思うが表千家と裏千家では、
お作法が少しづつ違っている。

でも、もしかしたら、それらはどうでもいい事なのかもしれない。
こんなことを言うとお茶の先生にお叱りを受けそうだけど!
その茶道の本質的な精神が同じならば、
どの流派のお作法でもいいのではないかな。

せっかくだから、お作法のどこがどう違うかを、
ちょこっと触れてみることにする。



点前座に入るのに、
映画では武田先生(樹木希林)に典子さん(黒木華)は「左足から!」と注意を受けていて、
畳の敷き合わせの踏み越しも左からなのだが



私の習った裏千家では「右足から敷居を越して茶席に入ると教えられた。
畳の敷き合わせの踏み越しも右足だった。

出る時は左足からだったが、
このことは両家の茶室の作りが関係しているらしいとも聞く。
茶室は裏しかしらないので確認してないが、
たぶん両者とも建物や人への配慮でそうなっているのでは?
(諸説あるようで・・・上記は私見です)

また茶筅でお茶を点てるにも、
茶筅の形が少し違い、
表千家の方が点てた場合は、泡がない部分が三日月状に広がっている。



だが裏千家の場合は全体に泡が立つように点てる。



(上記の写真は全てネットよりお借りいたしました)

こうして点てたお茶を頂くときの作法も違う。

表千家は反時計回りに回し、裏千家は時計回りに二回ほど回す。
いずれもお茶椀の正面を避けて飲むという心づかいなのだが、
私も茶道修業中は映画のように厳しく仕込まれた。

でも家庭においては美味しく簡単にいただいてこそのお茶!
わが家では一応裏千家のやり方で、
茶筅でカプチーノ風に泡立てているが!ポットから直接お茶碗にジャ~~っと入れる(笑)
だから私の茶道はとても茶道とは言えないものだ!

その樹木希林さんの映画!

いやぁ良かった!!
先日TVで見た『あん』より良かった!!
樹木さんファンは必見の映画だ!!

「武田のオバサンはただモノではない・・・」

この武田先生役は樹木希林さんにピッタリだと思った。

柔和なお顔・・・
温かなまなざし・・・
きびしいんだけど謙虚な物腰・・・

お湯の音、水の音、滝の音、夕立の音、つくばいの水の音、
音のしない静寂の中での音・・・
まるで音楽が奏でられているような音の豊かさ・・・

お菓子の形や色、着物や掛け軸、お茶碗や水差し・・・
桜の花びら、熊笹やホタテアオイなどの植物・・・

「こういうことが出来ることが幸せだなと思える」

と武田先生(樹木希林)が息を切らしながら言われたが、
演技なのか本当に息が上がっていたのか・・・

今はもう居ない樹木さんに重ね合わせて見ていた。

日日是好日 一期一会

良い映画だった。

~~~

以下余計な事。

私はウサタンの抹茶碗も持っているのだが、



お茶の先生には、ウサギ年の時と、お月見の時しか使えないと言われた。

しかし、わが家は現在毎日「ウサギの日」みたいなものだから年中使っていいのだ(笑)
ウサタンの顔を見ながらこのお茶碗で飲むのは美味しい。

こうして、どこまでもいい加減で邪道な日常なので、
間違ってることばかりだけど、
良き一日に今日も心から感謝している。






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美内すずえ『ガラスの仮面』50巻目はまだなのか

2018年10月18日 | 趣味色々



紫の薔薇の人に憧れて買ってきた薔薇の数々(笑)



だが、その漫画『ガラスの仮面』は既に40年以上たつというのに完結していない。
1976年から連載が始まり、
2012年10月に49巻まで出ているのだが、
50巻目に6年も待たされている。



私は漫画をそんなには読む方ではないのだけれどガラカメは、
手塚治虫さん以外の漫画では熱心に読んだ漫画だ。
(現在アシガールにドハマリだけど)

『ガラスの仮面』はあまりにも長い年月がかかってるので、
マヤちゃんと速水さんの恋の成就を楽しみに待っていたのにもかかわらず、
亡くなられたガラカメファンもおられるとか。



紫の薔薇が次々増えるのはいいとしても、
何だかマヤちゃんと速水さんの恋が色あせるのは困る(笑)

私だって20代から60代へ入ったんだもの恋に対する気持ちも変わってきた(笑)
そういえば美内すずえさんだって私と同世代だ(笑)



少女漫画は大概はハッピーエンド。



しかし、この漫画の場合は、
恋の成就よりは、敢えて演劇を選択していくようにするのかな。
美内さんも、そこで揺れてるのかなぁ。

いくら両者が好きあっても結ばれない悲恋は実際にいくらでもある。
この本の主題のような、
「二つに分かれた一つの魂」というものは、
どこにいても心の奥深くで結びついているから離れていてもいいという流れかな~



読者の中では様々な結末が想像されてることだろう。
でも、どんなであれ物語は完結した方が読者は落ち着くのではないかな。
たとえ完結しても、
またそれぞれの胸の内では物語が展開されるわけだから、
ガラカメに夢中になった世代(たぶん私より年下)の元気なうちに完結させてほしい!
早い刊行を望んでいる。



ブルームーン・ブルーパフューム・ファイルヘンブロー・ペーパームーン
レイニーブルー・ブルーフォーユー・ラプソデイインブルー



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映画『散り椿』を観てきた

2018年09月28日 | 趣味色々



葉室麟さんの歴史小説『散り椿』の映画化。

原作の本も読んでいる。
文庫で400ページほどもある小説を、
どのような映画にするのだろうという興味もあり、
絶対観たいと初日に行ってきた。

瓜生新兵衛(岡田准一)


解説(ネットより抜粋)

撮影は、2017年5月中旬から7月上旬にかけて、
長野・富山・彦根と時代劇としては前代未聞の全編オールロケで行われた。
剣豪アクションだけでなく、圧倒的な自然描写にも注目したい。
なお、映画『散り椿』は第42回モントリール世界映画祭で準グランプリ・審査員特別賞を受賞している。

名カメラマンの木村大作が、「劔岳 点の記」「春を背負って」に続く、
映画監督第3作として手がけた時代劇。
「雨あがる」などの監督・小泉堯史を脚本に迎え、
直木賞作家・葉室麟の同名小説を実写映画化した。

享保15年。藩の不正を訴え出たために藩を追われた瓜生新兵衛。
追放後も連れ添い続け、病に倒れた妻・篠は、死の床で最期の願いを新兵衛に託す。
それは、新兵衛のかつての友にしてライバルであり、
藩追放に関しても大きな因縁を持つ人物・榊原采女を助けてほしいというものだった。

妻の願いをかなえるため故郷へ戻った新兵衛は、やがてある確証を得て采女と対峙する。
過去の不正事件の真相や妻の本当の思いを知る新兵衛だったが、
その裏では大きな力が彼を襲おうとしていた。

主人公・新兵衛を岡田准一、かつての友・采女を西島秀俊が演じるほか、
黒木華、池松壮亮、麻生久美子ら日本映画界を代表する豪華俳優陣が集結。



本ではしっかり読みこまないと、新兵衛と亡き妻の愛はわからない。
その上に色々な人物が出てくるので、
人物相関図を作って読み進めた。

映画では恋敵である新兵衛と采女(うねめ)の男の友情がどこまで描かれるのか・・・
ややこしい藩の「蜻蛉組」のこともどのように脚色がなされるかとか、
興味津々で出かけた。

観ていて、つい小説と比べてしまうのだが期待は裏切られなかった。
オールロケという映像は映画に重々しさを与えていたし、
陰の主役の篠役、麻生久美子さんも美しかった。

「散る椿は残る椿があると思えばこそ見事に散っていけるのだ」

最後に「葉室麟さんに捧げる」とあったが、
葉室麟さんは残る椿があると思って亡くなられたのかな・・・
いくら何でも早すぎたのではないかな。

私も散り際去り際を見極めていかないと・・
でも!まだまだ散れない。
映画の中でも「生きて!」という言葉があった。
きちんとタスキを渡すまでは死ねない。

男女の機微、男同士の友情、義兄に対する愛情、自分可愛さの保身、
真っすぐさの頓挫、魂の美しさ、人間の成長・・・
血を流す殺陣場面は嫌だけど、
散り椿の前での新兵衛(岡田准一)と采女(西島秀俊)の殺陣場面は美しい動きだった。

「人は大切なものに出会っただけで幸せなのだ」

心にずしんと響く言葉だった。

機会があればまた観たい。



画像は全てネットからお借りいたしました。
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DVD 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を見た。

2018年09月25日 | 趣味色々
本では少し読んだことがあるのだが映画ではまだだった。
1985年の古いアメリカ映画だけど見ておきたいと(*^^*)



1985年から30年前の1955年まで、
タイムマシーン(次元転位装置)で、
主役のマーティーが、
自分がまだ生まれない両親の出会いまで戻るお話。

ラストはマーティー17歳の1985年に再び舞戻り、
30年後の未来へ飛び立つところで終わっていた。

バック・ツゥ・ザ・フューチャーは三部作であるから、
全部見ないと真価はわからないけど、
アメリカと日本とを比べられ興味深かった。
あの頃はアメリカも問題はあっても、
勢いがあっていい時代だったんではないかな。
当時の大統領はロナルド・レーガンさん。

このアメリカ映画は、これはこれで面白いと思ったが、
タイムマシーンと言えば『アシガール』(*^^*)



こちらは30年前なんてものではなく、
460年遡るんだから断然面白い。
まっ日本人だからということもあるけれど。

ところで、バック・トゥ・ザ・フューチャーが制作された、
今から33年前の1985年(昭和60年)って、
私は右往左往していた30代の嫁勤め時代だった。

甘ちゃんだったが故の苦労と迷いの時代だったが、
タイムマシーンがあっても、
私はもう一度30代へ戻ってやり直してみたいとは思わない。
自分の30年後の未来を見てみたいとも思わない。
(30年後って90代!)

過去はもうすんだことだし、
未来は自分で作っていくんだもの未来は知らない方が良い。

寿命がわかっていた方が終活計画は立てやすいけど(*^^*)
やっぱり、わからない方がいいかな。

映画に出てきたデロリアンという車。



「デロリアン・DMC-12」
中古で1000万円くらいらしい。

1985年作のこの映画では、
「85年型トヨタ車」なんていう話が出てくるが、
私は当時トヨタのコロナに乗っていた。
間は色々な車種だったが最後もトヨタ車で終わる予定。

最後に見る映画は決めてないけど(笑)
さぁ未来へ向かって行こう。








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オードリー・ヘプバーン『マイフェアレディ』を観た

2018年09月14日 | 趣味色々
『マイフェアレディ』は何十年前に見たんだろう。
今回は2度目の鑑賞だ。



♡シーザーやユリウス二世を演じたレックス・ハリソンさんにまた会いたくて♡


♡ ♡ ♡
私は専業主婦ではないので忙しい用事ばかりなのだけど、
色々工夫して、遊ぶ時間の積み立てしている(^_-)-☆
とかなんとか言って、
いつも家で楽しく過ごそうという魂胆なのだけど(笑)
一日では見られないので二日に分けて・・・

『マイフェアレディ』も若いころに見た時は、
ヒギンズ教授より、穏やかで紳士的なピカリング大佐のほうに魅かれたっけ。
でもレックスハリソンさんのシーザーに出会ったからか、
今はヒギンズ教授だ♡

そうはいえ、あんなおしゃべり男性は苦手だけど、

女は妖怪  そっかな~
男は正直真面目  逆じゃないかな
女は全て人まねで、母親を真似て父親には似ず  私は父に似たけど
女はなぜ男のようにふるまえぬ  それは無理だってば
女はなぜ友人にはなれぬ  女の私を友人という男性もいるけど
髪をあれだけ梳かすのに頭の中はもつれたまま  アハハまるで私のこと
女には理性が無い 頭の中は綿やボロ  女性陣から猛攻撃かも

こういう言葉を聞いてるだけでツッコミを入れられて面白い。

そして教授宅の螺旋階段の書斎や、
教授の母親の家のおしゃれなリビングを見ているだけで目の保養になる。



イライザのバラの花のドレスが、
この映画の洋服の中では一番好きかな。





「私が求めているのは優しい気持ち。参ったかヘンリーヒギンズ教授 good-bye」

とイライザが去っていったあとのヒギンズ教授の嘆きぶりが可愛い。
でもいい年をして「ママ、ママ、どうしよう」はないでしょう(笑)

私は一人でも輝く太陽だ

だが なんたることだ
あの顔を見ないと一日が始まらない
前は一人でも不足はなかった これからも同じこと・・・
なのに ちらつくあの姿 あの声
見慣れたあの顔
今や私の一部 呼吸に等しい 聞きなれたあの朝の挨拶

と、嘆くこと嘆くこと。

結局イライザは戦略に勝ちヒギンズ教授のもとに戻るのだが、
ラストシーンが、
「イライザ、上靴はどこだ」
THE END

となっている。
この最後の言葉を「また一緒に暮らそう」と言うような意味で取っていたが、
靴を脱いで上靴を履くということは、
ヨーロッパでは入浴かベッドに行く時だけだから、
「結婚してくれ」
という意味になるらしい。

当たり前だけどハッピーエンド。

レックス・ハリソン『華麗なる激情』に続いてのDVD鑑賞で面白い秋。
パソコン脇に次のDVDが待っている。

(*^^*)

言い訳だけど、
こんなこと書きながら保存食も作っている。

調理台の上にはミョウガ&トウガラシがどっさり。
どちらも醤油漬けかな・・・







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