田舎主婦の日日是好日

今日も生きてることに感謝かな。

再び北山修(きたやまおさむ)さん

2020年01月31日 | 人間・社会

先日記事にした、

元ザ・フォーク・クルセダーズの北山修さん。

 

当時3人の中では、

北山修さんが、

一番芸能人ぽくない感じで惹かれた。

その時は北山修さんの名前で出ておられ、

ばななさんとの対談本では、

きたやまおさむさんと名乗られておられる。

 

一年足らずでグループは解散になったので、

それ以来私はTVで、

北山修さんを見ることはなかった。

(彼は医学部在学中で芸能活動をしていた)

 

その後も作詞をされてたことは知っていたが、

それだけではなく、

クリニックを開設したり、

本も多数出版。

映画にも出たり、

大学教授や副学長にもなったり、

ザ・フォーク・クルセダーズを期間限定で再結成して、

コンサートを開かれたりと、

目まぐるしいまでの活躍をされておられたらしい。

 

だが、

1965年当時のグループ3人のうち、

加藤さんは自死し

はしださんは病死されたとのこと・・・

 

北山修が、

青春時代のいっときをフォーク仲間として活動した2人が、

今はもういない現実。

 

先の対談本でも、

北山修(きたやまおさむさんの、

悲しみの一端を知った気がしたが、

華々しい人生の中で、

ご自身が病んでしまうくらいな精神状態の時も、

あったのではないかな。

 

再び彼の本を読んでみたいと思った。

 

 

 

精神分析学を専門とする彼が最後の授業で、

心をみる人たちに、

どんな話をしたのだろうかと。

 

最後の授業は2010年にテレビ放映もあったようだ。

『ビートルズを知らない子どもたちへ』の著者、

きたやまおさむさんは、

今年3月に九州大学を定年退職されましたが、

退職直前の1月に収録された番組が放映されます。

これまでテレビにはほとんど出演されなかったきたやまさんの素顔を知る、

貴重な機会です。

 

 

 

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『幻滅と別れ話だけでは終わらないライフストーリーの紡ぎ方』

2020年01月29日 | 趣味・本

きたやまおさむさんよしもとばななさんの、

『幻滅と別れ話だけでは終わらないライフストーリーの紡ぎ方』

ブログ巡りで出会った本である。

 

 

著者のきたやまおさむさんって、

私が知ってるお医者さんでミュージシャンだった北山修さん?

「ザ・フォーク・クルセダーズ」というグループが、

『帰ってきた酔っ払い』を歌っていたけど、

そこにいた人?

 

きたやまおさむさんには、

いくつか名前があって、

ザ・フォーク・クルセダーズの北山修さんと同一人物だった。

 

現在73歳だそうで、

2010年3月に、

1991年から勤務されてた九州大学を定年退職されたそうだ。

専門は精神分析とのこと。

 

ずっと昔(1965年)の、

「帰ってきた酔っ払い」の歌は楽しかったな~

55年も前のこと!

おらは死んじまっただ~

おらは死んじまっただ~

天国へいっただ

~~~略~~~

天国良いとこ一度はおいで

酒はうまいし、ねえちゃんはきれいだ・・・

 

こんな歌を彼は医学生時代に歌っていた。

 

かたや、

よしもとばななさんは1964年の生まれの55歳。

ばななさんの本は全く読んでないけれど、

父親の吉本隆明さんの本は高校生のころ読んでいる。

(読んだというだけで理解したわけではない)

 

この本は、

まずきたやまさんの講義があり、

そのあと、

ばななさんとの対話が始まるという形式である。

 

抽象的なので具体的に。

総論的なので各論的に。

どういうところ?どういう時?

〇〇って、どういう意味?

おお~なかなか本質ついてきますね。

秘儀ってなによ。

どっちが中途開眼したのか知らないけれど。

どうですかね。そうですかね。

なるほど、なるほど、わかってきた。

ねっ、やっぱりそうじゃん。

教えて、教えて、面白い、面白い。

 

上記のように、きたやまさんが、

ばななさんに聞いたり相槌をうたれるのだが

話の中で、

私の子供のころの最大ヒーローだった月光仮面まで登場する(笑)

(10歳にもならない頃見たんだから強烈な印象を受けた)

 

また、

喜多川歌麿・鈴木春信・葛飾北斎らの絵が取り上げられ、

日本人の特性について、

古事記まで引き合いに出されている。

 

ばななさんの少し混沌としているような話を暖かくほぐしながら、

対話をしていく精神科医のきたやまさん。

 

だが、

面白く読めても、

<幻滅と別れ話だけでは終わらないライフストーリーの紡ぎ方>とは、

いったいどういうものなんだろうかと説明しようにも、

できない。

 

ライフストーリーの紡ぎ方なんて皆違うんだし、

普通がいいかと言うとそうでもなく、

普通の人になっちゃうといけなくて(笑)

(普通の学校でなく、いい学校へとかいわれたりして)

でも精神科医は普通の人が向いていると言われる。

 

いいと悪いとの真ん中にある普通。

普通って何さ(笑)

ちょうど真ん中にはなくてあちこち動いていくのだから、

もう説明不能。

 

ふたりの対話もわかりあえるところと、

理解不能なところが生じる。

 

きたやまさんが対談最後に、

ばななさんに言う、

「やはり千回くらい会わなきゃだめだったね」

 

人生って、

そんなに一統にはいかないんだものね。

人って、

そんなに簡単にはわかりあえないんだものね。

ちょっと心の琴線がふるえただけで、

わかったつもりになったり。

たくさんの歌を作詞したきたやまさんには、

風』という歌もあって、

青春時代に私はよく口ずさんでいた♪

 

人は誰もただ一人 旅に出て 

人は誰もふるさとを振り返る

ちょっぴりさみしくて 振り返っても

そこにはただ風が吹いてるだけ

人は誰も人生につまづいて

 人は誰も夢破れ振り返る

♪♪♪

 

何だか、

少し年上のお兄様と懐かしい再会をしたような本だった。

(実兄より年上)

 

どさんこじーじさん、

本の紹介有難うございました。

 

 

 

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縁はちょっとした言葉で切れる

2020年01月25日 | 人間・社会

知人が話していった。

 

60年近くお付き合いしてきたご近所の方と、

相手のちょっとした言葉で、

絶交したと。

 

ちょっとした言葉と言っても、

私の思うのには、

それを言っちゃぁおしまいよの言葉と思うのだが・・・

彼女も深く傷ついたらしい。

 

歩いて行けられるご近所友というのは大切な友人なのに、

言葉一つで切れてしまった。

 

同じ言葉でも、

体調や心の状態が弱っている時は強く感じてしまいがち。 

ましてや高齢になれば、

強い言葉はますます、

心に矢のように突き刺さるであろう。

 

<発する言葉には心していかなくては>

 

その方のお話を聞きながら、

言葉の使い方が下手な私自身に言い聞かせた。

言葉に気を付けねばならないのは,

私なのだと。

 

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たとえ病んでも高齢者は尊敬に値する

2020年01月18日 | 人間・社会

現在病んでおられようが認知症であろうが、

私は高齢者を尊敬する。

 

人を大きく傷つけた人は論外なんだけれど、

たとえイジワル婆さんだと言われる人にも尊敬の念を持つ。

 

あの戦時を乗り越え、

今では考えられないほどの家事の多難さや仕事の大変さ。

何よりも価値観などの激変の中、

沢山の試練を乗り越え、

家庭や地域や社会の中で生き抜いてこられたんだもの。

 

おかげで私たち終戦後っ子は、

そういう方々のおかげに、

有り余るほどの恩恵を受けたのではないかな。

 

私など今、

暖房機があっても、

ああだこうだと言っている冬なのに、

高齢者の方々は、

ビニール手袋もない素手で洗濯をし、

薪でお風呂を沸かし炭のこたつで暮らした。

 

車など当然なく、

2里も3里も歩いたというような話も聞く。

スニーカーなんて良い靴もなくて、

歩きにくかっただろうに。

(私は月星マークの運動靴から始まった)

 

便利な製品や機械もない中で、

不便や困難に負けずに生き抜いてこられたのだから、

本当に頭が下がる。

 

そういう高齢者の方々が病んだり

病気ゆえのおかしな言動をしたりしても、

恩を受けた我々は、

温かく支えてあげるのが当然なことではないかな。

 

病気でそうなってしまったんだから、

それによって、

これまでの業績が消えることはない。

 

けれど、

介護者の気持ちもよくわかる。

 

私もわずかな介護期間だったけれど、

自分のほうが先に倒れそうになったし、

認知症のような症状時には、

あることないこと、

悪者にされちゃうんだし、

こちらの精神が破綻してしまいそうになるくらい大変だったもの。

介護はきれいごとなど言えないほど過酷だものね。

 

でもである。

身近な方がそうなったら、

そして病んでしまったら、

温かく接してと願わずにはいられない。

 

これまでのご恩を考えれば当然のことではないかな。

寒風の中でも咲き続けるスミレ。

 

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大河ドラマ「麒麟がくる」が始まる

2020年01月17日 | 趣味・本・テレビ他

お騒がせがあり開始が遅れたが、

大河ドラマ「麒麟がくる」が19日(日)から始まる。

 

毎年購入のNHKガイドブック。

長谷川博己さんは好きな役者さんなので楽しみだ。

(八重の桜でいいと思った)

 

そして何よりも、

中学の時の歴史で植え付けられた、

「憎い光秀」のイメージが払拭されそうなのは嬉しい。

だから対する信長の描き方も今までとは違う、

「新しい信長」のようだ。

 

音楽が外国人で、

ハリウッドの映画音楽を担当したりする、

ジョン・グラムという方だそう♪

 

衣装も綺麗。

明智光秀には竹と笹をイメージしたの色柄を使うそうだが、

 

戦国時代は、

日本の歴史上、最も衣服が派手で、

男たちが着飾ることで威勢を張り合っていた時代だそうなので、

見ている方がわかりやすいよう、

それぞれの人物にテーマカラーを決めたそうである。

(ドラマガイドブックより)

 

石川さゆりさんが演じる光秀の母親は、

光秀の母らしく、

落ち着いたが基調だとか。

義弟と碁を打つ場面もあるらしいが、

大河ドラマには囲碁場面が多いですね~

 

それに斎藤道三の稲葉山城を、

城下町ごと表現したというセットも見もの。

5カ月もかけて作ったというのだもの。

 

見どころ満載。

°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

 

また一年大河ドラマを楽しもうと思う。

 

(*^^*) 

感想文というのが大の苦手なので、

あまり記事にはしない予定だけれど、

時には話題にしようかな。

 

 

 

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