先日記事にした、
元ザ・フォーク・クルセダーズの北山修さん。
当時3人の中では、
北山修さんが、
一番芸能人ぽくない感じで惹かれた。
その時は北山修さんの名前で出ておられ、
ばななさんとの対談本では、
きたやまおさむさんと名乗られておられる。
一年足らずでグループは解散になったので、
それ以来私はTVで、
北山修さんを見ることはなかった。
(彼は医学部在学中で芸能活動をしていた)
その後も作詞をされてたことは知っていたが、
それだけではなく、
クリニックを開設したり、
本も多数出版。
映画にも出たり、
大学教授や副学長にもなったり、
ザ・フォーク・クルセダーズを期間限定で再結成して、
コンサートを開かれたりと、
目まぐるしいまでの活躍をされておられたらしい。
だが、
1965年当時のグループ3人のうち、
加藤さんは自死し
はしださんは病死されたとのこと・・・
北山修さんが、
青春時代のいっときをフォーク仲間として活動した2人が、
今はもういない現実。
先の対談本でも、
北山修(きたやまおさむ)さんの、
悲しみの一端を知った気がしたが、
華々しい人生の中で、
ご自身が病んでしまうくらいな精神状態の時も、
あったのではないかな。
再び彼の本を読んでみたいと思った。
精神分析学を専門とする彼が最後の授業で、
心をみる人たちに、
どんな話をしたのだろうかと。
最後の授業は2010年にテレビ放映もあったようだ。
↓
『ビートルズを知らない子どもたちへ』の著者、
きたやまおさむさんは、
今年3月に九州大学を定年退職されましたが、
退職直前の1月に収録された番組が放映されます。
これまでテレビにはほとんど出演されなかったきたやまさんの素顔を知る、
貴重な機会です。