先日、家族でショッピングモールに行った際に、店内のペットショップに立ち寄りました。
そのペットショップは、熱帯魚も販売しているので、家内と息子は、ワンちゃんとネコちゃんの展示ブースに、
私は、お目当ての熱帯魚のコーナーへと駆け寄っていきました。
私の地味な趣味である熱帯魚の飼育の血がうずき出した瞬間でした。
色々な熱帯魚がいるなあと興味を持ちながら、眺めていました。
その中でもやはり、今、私が飼っている「ベタ」という魚にどうしても関心が行ってしまいます。
ベタを販売している水槽を見た瞬間、「へぇー。」とその場で声を上げてしまいました。
そこには、「鯉ベタ」と書かれていました。
説明書きを読むと、何でも、昨年ぐらいから、じわじわと流行り出しているそうです。
「ベタ」の原産国であるタイで、今、日本ブームが起こっていて、鯉が日本の魚の象徴であるというイメージが定着しているそうです。
それで、現地で品種改良が重ねられ、まるで錦鯉のような柄を持つ鯉が誕生したそうです。
これを輸出したら、日本人が喜ぶのではないかと考えたタイのベタのブリーダーたちがこぞって繁殖しているそうで、案の定、
日本人が飛びついたということみたいです。
基本は、白地に赤や黒といった柄がベタについており、「大正三色」「昭和三色」といわれているそうです。
人気の秘密は、一つとして、同じ柄の固体が存在しないこと、「和」のイメージを感じられることだそうです。
しかし、まだまだ、価格は高く、一般的なトラベタといわれる種類と比べて5~10倍ぐらいの価格で販売されています。
でも、泳ぐ姿は、まさに「和」ですね。
しかもあのベタの人懐っこさも備わっているとすれば、一度、飼ってみたい気もします。
【工芸品ショップ泉亀(いずかめ)】ショップサイト
http://www.izukame.com