一昨日の１１月３日に大阪で開かれた「上級コーチ研修会」に参加してきました。
今回オイラが研修会場を東京ではなく大阪にしたのには理由がありました。
それは…
「京の師匠」の仏前にお線香をあげに行くためです。
京の師匠とのことはこちらをご覧になってください→「ナベさん」
当時のナショナル合宿。
オイラが一番「粋がっていた頃」です😅
「部屋呑み」をしている時、ナベさんにこう聞かれました。
ナベさん 「ところで、ココ（修善寺）に連れてきている選手以外はどうしてるんだ？」
五十路マン「はい、他のコーチに任せてあります」
ナベさん 「そうか。練習メニューもか？」
五十路マン「はい、他のコーチのクラス（小学生）と一緒にお願いしてあります」
ナベさん 「次からは、練習メニューくらい１０日分全部作って置いてこい。そのメニューを選手がやるかどうかは別として、残った選手のこともちゃんと考えなくちゃいかん」
諭すように、悟すように、じわぁ～っと叱られました(苦笑)
実際、オイラは修善寺に連れて行った選手のことばかり考えていて、残った選手のことは全然考えてもいませんでした。
それからは、合宿や遠征等で「穴を開ける」時には、まず最初に「残る選手」のためのワークアウト作成、自分の抜けた穴を埋めてくれる代行の手配、等々のことを考えるようになりました。
ナベさんが亡くなられて４年２ヶ月。
オイラが伺った日はちょうど月命日に当たる日でした。
色々と仕事のことで悩んでいた時でもあったのですが、お線香に火をつけ香炉に立て、手を合わせている時に
「しっかりせんかいっ！」
そう、ナベさんに言われた気がしました。
２０１３年の夏ＪＯにて。
このポロシャツ、ナベさんが亡くなられた年（２０１４年）の１０月に伺った際、奥様から頂きました。
オイラの勝ち色である赤です。
宝物です。大切に着させていただきます。
