日々の日記から

毎日の生活 備忘録

賀名生の里(あのうのさと)

2014-11-10 | 美術館 博物館

吉野山里に 南朝の栄華の里を訪ねて…賀名生(あのう)に行ってきました

歴史民族資料館にを止めて散策しました

資料館では農耕 林業など暮らしを支えていた懐かしい道具 
堀家に伝わる南朝の宝物を主体に貴重な資料が展示されています

   
石碑…賀名生の由来が書かれています  古民家

 

歴史民俗資料館の並びにに南都三帝の行宮(あんぐう)となったと伝えられる賀名生皇居跡(堀家住宅)があります

現在 屋根の葺き替え中です 葺き替えをされていた翁 88歳だそうです    

    
賀名生皇居跡      屋根(葦)の吹き替え中   葦(あし)                   

 今から約700年前の1334年(元弘4年)1月29日後醍醐天皇は年号を元弘から建武と改め

天皇政治の復権をめざしますが公家政権の樹立は容易ではありませんでした 

これを契機に武家と公家の対立が深まり 後醍醐天皇の”南朝” 光明天皇の”北朝”が相対する動乱期

南北朝時代の歴史が幕をひらきました 足利尊氏に追われた後醍醐天皇は1336年

京都から吉野に皇居を移す途中 賀名生にある堀家に滞在されました 

その後も賀名生は南朝のゆかりの深い地となりました

1348年には後村上天皇 1373年には長慶天皇 1392年には南朝最後の天皇 後亀山天皇がこの行宮に入られました 

南北朝が合一されたのは尊氏の孫の足利義満が将軍になってからのことです…「パンフレットから抜粋」

 

資料館の後ろの道を上がってみました 大きな銀杏がありました 黄葉はまだでした  もみじは少し紅葉していました

 

 


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