なんてことはない

つまらないことことですが

熱中症の予防のこと

2016年07月03日 | 日記
うだるような暑さ

過酷な陽射しの中での野良仕事・・だらだら流れる汗がボタボタと地面に落ちる。

水をいくら飲んでも渇きが癒えない、いや、水をがぶがぶと飲むとその瞬間はクールダウンしてほっとするのだが

でも、しばらくすると頭はボーと、目眩が・・これが熱中症

汗が出るのは体を冷却するため、汗として出すには電解質が必要だから水だけでなく塩分を摂らなくてはいけない。

「塩を舐めて水を飲む」これが基本であることは誰でも知っていること

高血圧症の予防で減塩が推奨されていますけど、その人のライフスタイルに必要な塩分摂取は示されていません。

私の体のことで恐縮ですが、炎天下での野良仕事では、1時間で最低でも水400cc(小さなペットボトル)に塩1gほどが11時~午後3時までは必要なのでこの間で水は約2Lと塩は約5gを絶対に必要とします。

実際のところ、水は2L以上は飲んでいます。

熱中症対策の塩は「藻塩」を使っています。甘く感じる濃度がその時の体の至適濃度だと思います。

海のミネラルで体の汗の組成と電解質のバランスが良いからでしょうか?ちょうど良い濃度では塩辛くなくほのかに甘味を感じます。

これが藻塩の特徴だと思います。

「約400ccの小ペットボトルで藻塩をティースプーン1つ」

炎天下での野良仕事では、1時間でこれが1つ、私には必要です。

朝、寝汗をかいて体がだる重いときも「藻塩水」を飲んで萎れた体を復活させています。

体のミネラル、特に塩分は失った分は補充しましょう。

「高血圧症=塩分」ではありません。

減塩指導もほどほどに季節とライフスタイルで塩分摂取は考えましょう、と私は思います。


あとがき
普段はの料理は、塩は少なく素材の味を引き出すだけの塩分です。
でも、野良仕事で飲む水は全く別です。
汗をかく時には、私は「藻塩水」で塩分と他のミネラルを意識して積極的に補充しています。
「藻塩」の良い点は、その時の体の至適な濃度で甘く感じることだと思います。

アルツハイマー病のこと

2016年06月13日 | 日記
「アミロイドペプチドの凝集を阻害する生体反応を理化学研究所と愛媛大学が発見した」

という理研のプレスリリースが今月1日にありました。


なるほどなるほど、アクロレインがポリアミンと8員環化合物になって、それがアミロイド凝集が出来ないようにしてくれる

そういうことだった。


このアクロレインを工業的に取り扱う時には反応性がとっても高いから、ポリフェノールを安定化剤として使うらしい・・詳しいことは私には分かりません。


ですが、アルツハイマー病の予防にどうしてポリフェノールを豊富に含む食材がいいのか?

いくつか考えられる可能性の中で、私はこの点にも大いに期待してこれからも食べようと思います。


あとがき
有機合成をする場合、安定化剤の使い方とその処方が大切だったことを思い出しました。
しかし、理研のプレスリリースにはアクロレインの安定化剤のことは何も書かれていませんので・・どうなのでしょうか?

はたらきありさんは益虫のこと

2016年06月09日 | 日記
紫蘇のプランターにハムシ?の幼虫がムシャムシャと紫蘇の葉っぱ食べていた。

御形(ははこぐさ)のプランターにはアブラムシ、そのアブラムシの蜜をもらう働きアリさんがいっぱい集まっている。


このはたらきありさんに紫蘇の葉を食い荒らす幼虫の駆除をお願いした。御形のプランターを紫蘇のプランターに並べて・・翌日このと

はたらきありさんが一斉に幼虫を取り囲んで、駆除してくれました。

はたらきありさんは、家庭菜園の益虫なのです。


あとがき
ありさんがいつでも出動できるように、アブラムシを御形に集めています。



写真はアブラムシ(見えないが・・)と黒い小さな点がアリです。


ちなみに、手で取るときは重曹(一袋100円のダイソー品)を小さなコップに大匙1つで50cc程度の水の重曹水(ほとんど溶けません)にして、そこに摘み落として成仏してもらっています。ナメクジにも重曹水は使えます。

家庭菜園で殺虫剤は必要ない、と私は思っています。

アリさんは虫の死骸もきれいに片付けてくれます。とある場所で虫の死骸の転がっている畑をみると一匹のアリさんもいない。アリの巣を見つけるとアリ退治の殺虫剤を使っています、とのこと。アリが害虫か益虫なのかは人の都合によって変わるということを理解しておいた方がいいでしょう。


食べられ雑草のこと

2016年05月31日 | 日記
我が家の庭は雑草だらけ

食べられる雑草は自生させています。

特にキク科の植物は花も綺麗で効能も有用なので増えるように育てて(ソバージュ栽培?)います。

これらの雑草には、抗癌作用の代謝産物もあるらしい・・乳癌の予防に期待できるものも含まれるとか

女性に優しい「野の菜」が、雑草として嫌われものだなんて・・

耕作放棄地に目をやれば、そうした野の菜がいっぱい自生しています

・・もったいない。


食べられる野の菜は、古くは「糧もの」と呼ばれていたらしいのですが

「糧」は、漢字では米の量であり、命を繋ぐものを意味にもつと思います。

租税としての栽培品種の米が換金作物となり、それが農業の中心となり

いつしかこれらの「野の菜」の「糧」は、単に米の代用で腹を満たすものという扱いとなり

飢饉(災害)の時の代用食か貧乏人の粗末な食べ物に追いやられてしまった、私はそう思うのです。

そして、語り継がれたであろう知恵の多くは忘れられてしまったのでは?

春の七草粥、草餅などとして僅かにその知恵を今に残すのですが・・


さて、私はこれまでに、いろいろな雑草を食べてみました

一応、調べてみてから・・あれやこれやと食べました。

でも、初めて食べる時には、私の小さな心臓がドキドキします

ホントに心臓がドキドキ、バクバクしたヤバい草もありました(これはキク科ではありません)。


お試しは、なにごとも自己責任です。


あとがき
今は選択的除草剤が主流で農作物は枯れないが、雑草は枯れる優れものが使われている。
これらの除草剤が雑草のどこを叩いて枯らすのか?
この有用な代謝産物を作る代謝経路を阻害して枯らすらしい・・
つまり、この選択的除草剤を使って枯れない農作物とは、雑草のような有用な代謝産物を作れない植物ということ
あなたは、どっちを「野菜」として食べたいですか?


「野の菜」を探すなら田舎の産地直売所に行きましょう。 棚には見慣れない野菜があります。

これらの多くは「野の菜」です。 安心して美味しく食べられます。

まずは、野の菜の名前、調理の仕方と美味しい食べ方を産直のおばあちゃんに教えてもらうととっても勉強になります。

そのおばあちゃんの知恵は、都市生活者にとっても田舎の産直の大切な価値だと私は思うのです。

季節ごとにそこに行かなければ、買えないし、教えてもらえないのです
 
 だって、田舎のおばあちゃんにはインターネットなど生活に必要ないのですから。


あとがき2
海老蔵さんに知ってほしい2つのこと
1)アピゲニンという成分、これはキク科植物のタンポポ(おそらくオニノゲシにもあると思いますが・・データーが取れていないので私の予想です)などが作る代謝産物です。タンポポは全草(葉は勿論のこと根と茎と花まで食用となります。少し玄米を削って「鉄釜で消化良く」炊きます。タンポポの御粥を作ります。
2)オスモチンという成分、これは原種に近いミニトマトが作る代謝産物です。インスリンに依存しないエネルギー供給をつかさどるアディポネクチン様物質で興味深いことに冬眠タンパクもアディポネクチオンに相同性が高いということらしいのです。植物の代謝産物は栽培方法には関係なく種固有ということですから効率良くオスモチンを作るトマト品種を見つけ出さなくては、どの品種が良いのかを今の私は残念ながらお話することが出来ません。詳しくご説明いただける方を探してみて下さい。私の栽培した印象としてですが、ルージュドボルドー(マロウイの地中海トマト)が有望かな?と思っています。これには全く科学的根拠がなく無責任ですが・・まず、完熟したルージュドボルドーはとても美味しいです。

アピゲニンとオスモチン、植物の乾燥耐性にも関係している代謝産物らしいのですが、がんの遺伝因子が高い人でもこれら(乾燥地の地中海品種を)よく食べている人では一次予防(発症の予防)、二次予防(治療の奏功、進行の抑制)などに繋がるという説もあります。

タマネギの酢の物

2016年05月30日 | 日記

疲労回復には酢の物がいいらしい・・

この季節、甘い新玉葱なら甘味の漬物酢だけで美味しい。


作り方はいたって簡単で

厚めに5mm程度にスライスして、水にさらして切り口のあくを洗い流して、食品保存のポリ袋に入れてお酢を加えるだけ

冷蔵庫で一晩寝かせると冷たくてシャキシャキとして尚美味しい。

*基本的にピクルスなので常温長期保存も可能です。


新玉葱でないなら辛味を活かして、普通の穀物酢で酢漬けにします。

そして、旨味を組み合わせます

お勧めは、冷ややっこ(木綿豆腐)に鰹節、ワカメかとろろ昆布に酢漬けの玉葱、そこに出汁醤油をかけてハイ出来上がり。


酢の物は、お酒との相性もとても良く、お酒の満足感が広がります。

それで酒量を逆に減らして、悪酔いも減ります。


「そんなに酒を飲むな!」と小言をいうよりも酢の物を出してあげるのが効果的かも知れません。


あとがき
被災地では、どうしても酒量が増えてしまうことでしょうから・・

「簡単で美味しい酢の物」

お役に立てば幸いです。