1984年の発掘調査で、見つかった石積みの建物跡
昨日(12日)隣町の伊丹市で「官兵衛の幽閉場所に迫る」のタイトルで、
講演会と現地説明会が開催されました。
戦国時代、有岡城に1年間幽閉された黒田官兵衛、城のどこでどの様に生きながらえたのか・・・
「黒田如水伝」なるものによりますと幽閉場所を「有岡城の西北の隅にありて、その後ろには、
溜池あり」と記してあります。
1975~86年の発掘調査で、後年埋め立てられた池の跡、さらに主郭の北西隅では、石積みで囲まれた
瓦ぶきの建物跡が見つかった。これらの事でこの場所が幽閉先と見て問題ないと言われます。
六甲山麓遺跡調査会の浅岡俊夫代表の現地説明会
石積みは新たに積み直されたものです
当時の物と思われる石も所どころ使われています
JR伊丹駅側からの有岡城跡
(夫 記)
幽閉の石積み哀れ夏日射