私が前に勤めていたところはひどかったですね。
あれをパワハラというんでしょうか。当時はそんな言葉あったのかな ?
個人経営のお店に勤めていました。店舗がいくつもあるんですが全てオーナーがにらみを聞かせていて名ばかりの店長は、ただそこにいるだけ。
黒いものでも、オーナーが白と言ったら白。真っ黒なのに。
私が入った頃はすでに10人ほどの店員さんがいたのですが、半年の間に14人やめていきました。前からいた人、後から入った人、いろいろです。
自分からやめた人もいれば、やめさせられた人もいますが、そんなところに私は8年もいました。その間、めちゃめちゃ強くズルくなった気がします。
まともにしていると、とてもやっていけません。その日の気分で、うわ~っと“とんちんかんなこと”言われ心身ともに疲れてしまいます。
でも学習しました。先に好きなことを言わせてはいけません。相手の出方を先へ先へと読むのです。作戦はうまくいきました。
で、ある程度仕事を任せられるようになってからは、私の周りでパワハラを受けることのないよう、変なやめ方をしなくて済むよう、目を光らせました。もちろん、オーナーに対してです。
なんでこんなことしなきゃいけないのか。やめてしまえば楽になる。
でも、夢のある仕事でした。長く続けたかった。
夢のある仕事のボスがこんなんだって知ったら、がっかりする人も多いと思う。
きっといつまでたっても“パワハラ”は無くならないんだろうな。
人の上に立つと言う事、たまには一から考え直してほしい。
でも、パワハラされた側の人間は他人に優しくできるのでは。そう期待する。
…私は被害者だったのかな。