心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

オーラの泉のタネ明かし

2006-05-23 18:42:08 | オーラの泉・壊れゆく日本人
いくらへっぽこカウンセラーのテツ兄でも、
昨今人気のTV番組「オーラの泉」(ホスト役:国分太一、美輪明宏、江原啓之)
についていささか物を言わずにはおれない。

こんな番組が人気を博してることが、
やはり相当に日本の国が、いや人々が壊れてきている兆候を示している。

そしてきっと、テツ兄がこう言っても、「なにイラついてんの?」
と思うだけの人が多数になりつつあるんだろうなとも思うのだが。・・・

ハッキリ言って、「オーラの泉」は
子どもダマシのトリッキーな方法を使って視聴者を幻惑しようとしている。

昔風に言えば、
「小賢しい胡乱(うろん)な輩(やから)の類が大通りに出てきて、
 見世物を興行してる」
というところだ。

きっこの日記に登場する、
江戸の遊び人俳諧師、芭蕉の方がまだ程度がいいに決まっている。

江原啓之が全体の構成を仕切っているのかどうか知らないが、
茶坊主の国分太一と黄髪おばさんの美輪明宏のポジションは
欠くべからざるところだろう。

占い師も「スピリチュアル」おじさんも、押さえどころは同じなんで、
要はお客の情報をしっかり(チャッカリだ!)手に入れることにある。

「オーラの泉」で言えば、
「スピリチュアル・チェック」がそれだ。

「性格から夢まで」5項目のチェックというおいしい情報入力によって、
ゲストへの対応方向性が、江原でなくとも慣れた占い師なら誰でも簡単に
イメージ化ができるだろう。

江原啓之の場合は、
ゲストの5つの情報から「現在と過去・前世とのリンクというおなじみの仕掛けで
ゲストに”本当のような”リアリティ感を植えつけようと」操作しているのだ。

その操作ということも、本人にはもうすでに自覚も無く
(つまり演技ではなくなって)、
さも自分はスピリチュアル(なんのこっちゃ)の人なんだと
本当に感じているのかもしれないが。・・

そこには過去にあった、
結婚詐欺師の誇大妄想(現実と虚妄の境界が失念された)癖の
有名な事例を想い起こさせる臭いがする。

<このあとは次回に>


1 コメント

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はじめまして (アツシ)
2006-05-24 00:21:41
私も同感です。     あの番組の構\成作家、大変だろうなぁ
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