心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

オーラの泉のタネ明かし・解決編

2006-07-06 09:23:53 | オーラの泉・壊れゆく日本人
まっ、いまのままの自分を受け入れてくれそうな所で、
甘―い水に浸かれば、

擬似的に「安心」するというのはよく分かります。

強迫的な孤立感ゆえに、やはり

すぐ安直に手に入る宗教集団の擬似安心システムご入会とかになりがちです。

思し召すままに一蓮托生風の安心を求めるわけです。・・

だから、「少々言ってることが変でもなんでも、
この自分の孤立感さえ癒してくれればそれでいいんだ!」

そう、思いたい気持ちは分かるつもりです。・・

ですが、それこそが現実から奈落へ向かう道。

できれば、自由に生き生きと楽しく
かつ「自立した自分」を手に入れたいものです!

また、男性に多いのは、
男としての社会的・道義的責任を放棄しちゃって、

自己流の理屈・解釈がかぎりなくつづくひと。
言い換えれば、どんどん自分を無意識に逃亡させていくタイプのひと。

たとえば、コメントをいただいたエバラさんのような思考パターンですね。

「あなたの出会う出来事は全て必然なのです。苦難は起こりうるのではなく、
天があなたに与えたものなのです。
それを現実にあてはめようとするのは無理があるのです。」ってね。

国分君みたいに必然がお好きなようです。(本来こんなことに必然を使わない)

この文章は何事かを言ったつもりでしょうが、
じつは何も言っていないのと同じなのです。・・

ま、無理矢理思良いようにとれば、

つねに天(神)の気配をくみとれとでもおっしゃっているのでしょうが、
エバラさんも余程のご苦労をされているのでしょうね。

えー、どう見てもキリストの如き、あるいは旧約聖書のヨブ記の如き表現になってますが、
大丈夫でしょうか?

ヨブ記では、たしかユダヤの民が辛苦をなめつくすお話でした。

天は苦難を与えるけれど、救いはしないようですね。

それゆえにどこまでも救いを自虐的に求めるしかない人たちが、

こじつけ「解釈」の迷宮に入った人と言えるでしょう。

この先もずーっと救いの解釈の人生を送ることになるでしょう。

しかしいくらこじつけようが、目玉を開いてみれば
信じる天も神も現われないものはしょうがない、現実というものです。

また、
どうにも行かない時に

「奇跡」が起こるというのが、神話のおもしろいところですが、

奇跡というのは共同幻想の所産そのものか、

あるいは神話的歴史のつじつま合わせに登場します。

ま、分かりやすいというか、可愛気があるといいますかね。・・
(次回へつづきます)

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1 コメント

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Unknown (ゴンベ)
2007-09-18 22:17:32
はじめまして。
実は私、1年ぐらい前まで、危うく洗脳される寸前でした。

フッとこの「スピリチュアル」なるものに疑問を感じ色々と調べました。
答えは『生きてる今現在が大事。あの世なんて死んだ後だから』でした。
どんなにしんどくても生きてる今から逃げることはできない。
何なんだ、スピリチュアルって?漫画の読みすぎか?映画の見すぎか?漫画、映画のほうが断然優秀な気がします。フィクションと分かりますから。


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