心理カウンセラーの眼!

孤立無援の・・君よ、眼をこらして見よ!

オーラの泉のタネ明かし・回答編

2006-06-13 19:37:43 | オーラの泉・壊れゆく日本人
エバラ教に熱狂する状況も、
ある種「集団ヒステリー」と言えよう。

人はいつの時代であれ、
コックリさん的な憑依現象に
引き付けられる心的幻覚を受け取ることはあるのだということを、
まずよく心得ておくことである。

もとより、これらの集団ヒステリーも心的現象学の守備範囲にあるもの。

人間の心は結構簡単ではなく、
そういう内的なはたらき方があるのを含んでおかなければ、
見せられる現象に驚き、かえって過剰に反応することになるわけです。

しかし、そこに恣意的に、もっともらしく
「霊」だとか、「前世」だと意味づけする人は
余りにも無知で、愚かしい。

なぜなら、その人の個人の心的幻覚であるのに、
あたかも外的な要素を引っ張ってきて、
理屈付けしようとする行為は

やはりどう見ても、昔からいる、
騒ぎだてて何事かを見世物にせんとする輩の類とかわりはしない。

ま、それも生きてく見過ぎ世過ぎだということであれば、
仕方のないところだが。・・

ただ、オーラの泉の熱狂振りは、
互いの無知蒙昧に自己暗示と離人乖離逃亡癖がくっついている、
集団ヒステリー症をあらわしているのはあきらかだ。

ここには、互いの恒常的な「強迫性不安」が群れ集まっている。・・・

というわけで、次回は古代日本の呪術、陰陽道のおはなしを!






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