長女の誕生日

22年前の前日に

京都市美術館に行きました。

母と三条で待ち合わせをして。

 

予定日より10日も遅れていたので

歩くように言われていました。

 

暑い中で

喫茶店に入り

かき氷を食べていたら

おなかが痛い！

あれ？これが陣痛？！

 時に痛む下腹部に電車に乗って帰りました。

(母とは途中の駅でさよならです。)

 

初めての出産

初めての赤ちゃん

初めての入園、卒園、入学、卒業・・・

思春期、反抗期、

成人式・・・

長子ならではのドキドキを経験して

母も成長させてもらいました。

ありがとね。

 

母から手紙が来ました。

覚え書として。

 

○○さまへ

22歳おめでとうございます。

わたしはその頃は実業団の水泳部で

練習に励んでおりました。

今あなたはガチッと前を見据えて 燃え

そして、輝いています。

直向きさがとても美しく 眩しく 感じられます。

たとえ

何を言われようと言った人は心淋しいひと、

ストレスを多く抱え込んだゆとりのない哀れな人なのだと、

思ってみる。

それがあなたを強くし、

人として磨かれてゆくのです。

自分の都合のよいことばかりの中に居ると

澱んでしまいます。

一生ふわふわの中に居ることはできません。

心を磨くとはそんな繰り返しの中から育つのです。

 

またあなたはアトピーで

母の思い、学校や社会で関わってくださった方々への

感謝の気持ちに応えようと勉強し、

研究を重ねている。

自分に少し辛いことがおきると自然に

他人に対してやさしくなれる

それが成長の証です。

心の壺が一杯になる前に

わたしに半分わけてくださいね。

一緒に考えましょう。

歩く先は一本道ではありません。

迷い乍ら どの道でも選ぶことができます。

けれどバックは出来ません。

前へ進むのみです。

空を見上げましょう！

月や星が見え また輝く太陽も見えます。

お祝いの言葉を書きました。

                                                          母の名前

                                  平成27年7月28日

                              長女さまへ

 

 

 

母へ

いつも子どもたちのために手紙をありがとう♪

長女の相談にも乗ってもらい

ありがとうね♪

 

 

 

 

以下末っ子がわたしのいない間に書いていました。(笑)

 

おかあさん

いつもありがとう

だいすきやで

誰よりもお母さんがだいすき

お母さんのおいしいご飯も

お母さんの体型も

お母さんの優しさも

全部大好き

ずっと○○の大切なおかあさん