葉っぱのフレディ

11月の育自のひろばで
園長先生が
この季節に読みたい本です。
と
紹介してくださいました。

「葉っぱのフレディ」
出版当初に買おうかな～と思い
買えずにいたら
その頃に
友だちから頂きました。
久しぶりに出してきて
読んでみましたよ。

フレディは言います。
「ぼく　死ぬのが怖いよ。」

「まだ経験したことがないことは　こわいと思うものだ。
でも考えてごらん。
世界は変化しつづけてるんだ。
変化しないものは　ひとつもないんだよ。
春が来て夏になり秋になる。
葉っぱは緑から紅葉して散る。
変化するって自然なことなんだ。
きみは春が夏になるとき怖かったかい？
緑から紅葉するときこわくなかっただろう？
ぼくたちも変化し続けているんだ。
死ぬというのも変わることのひとつなのだよ。」

フレディは空中にしばらく舞って
それから
そっと地面におりていきました。
・・・

そのときはじめてフレディは木の全体の姿をみました。
なんてがっしりしたたくましい木なのでしょう。
これならいつまでも生きつづけるにちがいありません。
フレディはダニエルから聞いた"いのち”と言う言葉を思い出しました。
”いのち”というのは永遠に生きているのだ　ということでした。

哲学者レオ・バスカーリア氏が書いた
生涯でただ一冊の絵本だそうです。

今日のカウンセリング勉強会で
たまたま
「死」と言うことを考えたこともあって
久し振りに読むと
また
おぉ～、そうだなぁ～
なんて思うこともありましたよ。

「いのち」は大切。
だけど
死ぬことは自然の摂理でありたいと思います。