正論 亀仙流ヨ-ガ健康術

40年間の病気の挙句、禅の修行修行によって、健康得ることができました。
現在は東漸寺の小島老師と禅を指導してます。

捨て身

2008-04-22 04:58:00 | Weblog
見切る
見切るという、戦いのときにやっていたのだ。如何なることかというと試合のときに、相手の目の中を見ていた。
目を見ていたのではない、集中力によって、相手の目の中を見ていたのである。目を見るという事と目の中見るという事は全然違うのだ、心の中まで見ていたのである。
しかし今の剣術は防具を着けているので、目を見ることはできない、竹刀の先の動きを見ているのだ。
だから今の試合では目を見ている人はいない、戦国時代は、スポ-ツではなく、実戦だから、負けたら死ぬのだから、自分の身を捨てても相手を倒す必要があったのである。

捨て身
剣術の試合のときに、目を見ていると、相手の目と心が一瞬でも動くと、突いた、だから以前の剣はナリフリかまわないものだった。あるお百姓が、自分の父が打たれたので、何とか仇討ちをしたいと、申し出てきた、しかし相手は剣の達人だ。
師匠は仕方がないので、毎日10年の間、木に向かって、突きをいれたそうだ、10年の間に木に穴が開いたのだ。