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(実録)会社倒産&自己破産のススメ

コトの顛末と関連する法律・理論をお伝えすることで、この道をお考えの方々の心の負担が軽くなるよう願っています。

一連の記録の閲覧のため裁判所を訪ねたこと

2011-12-23 | 【免責が決定した後のこと】

11月下旬の「免責許可決定が確定」した翌日
唯一、問題になった自宅売却行為に対する
〇〇銀行からの異議申し立てとはどんなものであったのか
また、それに対して破産管財人はどのような調査結果を裁判所に提出したのか
この2点が特に知りたくて、裁判所に今回の記録の閲覧を申し出ました。

翌日、予め、担当だったH書記官宛に電話を入れ
合同庁舎一角にある地方裁判所の建物4階にある民事部を訪ねたのです。

2階には法廷が、3階には調停室がいくつも配置されていましたが
この時は裁判官室を目にはできませんでした。

当日、玄関付近にTVカメラを持った若者と
リポーターらしい女性のペアが2組いた理由をHさんに尋ねると
この日開かれる裁判員裁判を取材に来ているということでした。

閲覧申込書に必要事項を記入の痕、書記官の机が並んでいる間の4人掛け机に案内され
厚さ7~8cmはあろうかという記録の綴りを置かれて
「この場所から持ち出さないよう」また「コピーが必要な時はコピー室に案内します」と言われたのです。

書記官室のすぐ隣がコピー室ですが、境は透明な板のパーティションで仕切られた
中が丸見えな造りになっていて、1枚10円を支払う有料の器械で
書記官立ち会いの下でコピーをしなければなりません。

厚い綴りの99パーセントは、私の代理人S先生からの提出書類で
支払う費用のほとんどがこの書類の作成料だと言われる理由が一目で分かりますが
この分については特に確認することはありません。

ところが、破産管財人K先生からのA4・4ページの報告書はすぐに見つかりましたが
銀行からの異議申立に関するものが見当たりません。

(私)「S先生からは銀行から異議があったと聞いていますがどれでしょうか」

(H書記官)「裁判所には一切、異議申し立てはありませんでした」

(私)「えっ、そうなんですか…」

後日分かった所では、あれだけ不安な気持ちをずっと持たされ続けた「異議」とは
裁判所に上げる「異議申立」ではなく、受任通知が届いた直後
回収会社からS先生宛に「この自宅売却行為はおかしいでしょ」と電話が入っただけのことだったのです。

これだけの話を私に伝えるのに、弁護士特有な異議などという単語を使うものだから
私が正式な異議申立と勘違いしていたというお粗末な結果になってしまいました。

とは言え、やはりK先生から裁判所に提出された報告書の内容の全部が
この行為の違法性に関する調査結果で占められていたのですから
銀行のみならず、裁判所もこの点を問題にしていたことは確かだったのです。

 

 


今回の一件の金銭的総括

2011-12-22 | 【免責が決定した後のこと】

母親から提供してもらっていた担保不動産の競売の結果により
今回の倒産による銀行の損害は、差引分のおよそ800万円となります。

その他、保証協会の保証付1200万円のうち、代位弁済額は確か80%と聞いていますので
差額の240万円が損害になるはずですから、この2つを合わせた
1000万円ちょっとが実質的に私が銀行に与えた損害ということになるのでしょう。

一方、20年近く事業を続けてきた中の古い話はすでに資料も廃棄してしまい分かりませんが
途中で組み直しにより返済額を減らしてもらった以降のここ十年間だけでも
元金+金利で3000万円は支払っているのですから
それ以前の分も加えたら、ゆうに5000万円は超えるはずです。

完済した分を加えても、借り入れ元金の合計は4000万円は超えないはずですから
残り1000万円超は金利分で、これが銀行の儲けです。

借金をして商売をすると、「銀行のために働いているのでは?」と思えてくる理由は
儲けた利益の大半が利息の支払いに消えて行くからですが
かと言って、貧乏人が運転資金が必要な業種で起業するには
出資などの他人資本を利用した不足分は銀行等の借り入れに頼るしかありません。

その結果、私の場合は、善意の出資者の方々には出資分の泣き寝入りを強要しておきながら
商売でお金を出した銀行には儲けの部分を削らせただけ、という言い方ができ
私が本当に不義理を働いてしまったのは、こうして利益を目論んだ結果、儲け損ねた、または損をした業者等ではなく
私との人間関係からやむなくお金を出して、ついぞ一回も配当を受けることなく
かつ、1円も戻らない事態になってしまったこれらの方々と言って良いのでしょう。

この場をお借りして、改めてお詫び申し上げるしかありません。

 

(純粋に金銭の損害を与えた方々)

・私以外の株主3名様:600万円

・母親:マンション一室

 

(表面上の損害を与えた方々)

〇〇銀行:1000万円

保証協会:960万円

XXリース:50万円

〇△カード:40万円
(個人:ローン)

貸金業A社:80万円
(個人:歯科治療)

貸金業B社: 8万円
(システム利用料)

貸金業C社: 5万円
(燃料代)

外注先: 20万円

水道光熱:10万円

消費税未納: 9万円

 

(残せた財産など)

・私たち夫婦の命

・嫁いだ娘2人の生活とプラスの相続権

・自宅建物+地上権…現在は親戚名義で二女夫婦が格安にて賃貸。
10年以内(多分)の没後に相続。

・現金約2百万円、軽自動車2台、パソコン2台

・年金受給:年間約180万円
65歳からは約250万円(夫婦で)
年金受給約280万円の義母と同居の生活

・将来の相続予定:預貯金約1000万円、不動産2ヶ所

 

(その他)

お客様との間では、一切、金銭上の貸し借りや故障等による未解決のトラブルを
抱えていなかったことは不幸中の幸いでした。

お客様には、閉店のお詫びと今後の整備・板金修理・保険などの引き継ぎに関するご案内状を
お取引先には、ご挨拶状をお送りしたのはもちろんのことです。