第二次世界大戦終結後に旧ソ連のシベリア抑留中に死亡した日本兵らの遺骨収集のため、ロシア・ハバロフスク地方を訪れた政府派遣団による遺骨引渡式が30日、東京・千鳥ケ淵戦没者墓苑で行われた。今回収集した計37人分の遺骨は、DNA型鑑定を実施し、身元が判明した場合には遺族に返還され、それ以外については同墓苑に納められる。
政府派遣団は遺族や元抑留者、大学生ら計8人で構成。8月12~30日の19日間、ハバロフスク地方エボロン村にある第5収容所第3支部の埋葬地(199人分)で収集を行った。
埋葬地は湿地帯にある上、ロシア人墓地と混在しており、ロシア側から提供された資料を基に作業を進めたが、埋葬場所の特定に
難航した。
派遣団員の元抑留者、大阪府河内長野市の荒木正則さん(86)は「まだ多くの仲間が残されており、今後も国家事業として継続してほしいと、今回派遣に参加して改めて感じた」と話していた。
厚生労働省によると、約56万1千人がシベリアに抑留され、死者は約5万3千人、今も3万5千人超の遺骨が現地に残っていると推定される。
一日も早く、祖国日本に戻られることを願うことしか出来ない小生ですが、憎きロシアの野蛮行為を少しでも若い世代に伝えていこうと思います。
異国の丘(竹山逸郎/中村耕造)
政府派遣団は遺族や元抑留者、大学生ら計8人で構成。8月12~30日の19日間、ハバロフスク地方エボロン村にある第5収容所第3支部の埋葬地(199人分)で収集を行った。
埋葬地は湿地帯にある上、ロシア人墓地と混在しており、ロシア側から提供された資料を基に作業を進めたが、埋葬場所の特定に
難航した。
派遣団員の元抑留者、大阪府河内長野市の荒木正則さん(86)は「まだ多くの仲間が残されており、今後も国家事業として継続してほしいと、今回派遣に参加して改めて感じた」と話していた。
厚生労働省によると、約56万1千人がシベリアに抑留され、死者は約5万3千人、今も3万5千人超の遺骨が現地に残っていると推定される。
一日も早く、祖国日本に戻られることを願うことしか出来ない小生ですが、憎きロシアの野蛮行為を少しでも若い世代に伝えていこうと思います。
異国の丘(竹山逸郎/中村耕造)