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横田めぐみさん、脱北者証言

2011-10-10 05:53:45 | 日記

北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんについて、韓国在住の脱北者の男性が、2004年ごろに生存していたと証言していることが9日わかった。

 この脱北者から情報を得た韓国の野党・自由先進党の朴宣映(パクソンヨン)議員が明らかにした。

 この脱北者は北朝鮮にいた時、朝鮮労働党で日本担当とされる人物から「めぐみさんは生きているが、多くのことを知りすぎており、日本に帰すことができない」と聞かされたという。

 北朝鮮は04年11月の日朝実務者協議で、めぐみさんの「遺骨」を日本側に提供したが、担当者はこれについても「偽物」と証言。さらに、めぐみさんのほかにも拉致された日本人女性が4人いると話したという。

読売新聞の記事である。

95年 それまで北朝鮮が拒否していた日朝交渉(日朝国交正常化のための交渉)を始めたいとして、日本側が北朝鮮側にコメ50万トンを支援
96年 北朝鮮に渡った日本人妻たちの帰国を実現させるため、日本側が600万ドルを供与
97年 日本人妻が里帰りするというので北朝鮮側にコメ7万トンを供与
97年2月 産経新聞、AERA、テレビ朝日などで横田めぐみさん拉致が実名で報道される
97年5月 朝銀大阪が破綻
97年11月 日本人妻たち帰国。だがやって来たのは1800人いると言われるうちのわずか10数人で、大多数の安否は今も不明
98年5月 朝銀大阪の受け皿となった朝銀近畿(京都、奈良、和歌山、滋賀、兵庫の朝銀が合体)に3100億円余の公的資金を投入
98年8月31日 北朝鮮がテポドン弾道ミサイルを発射、日本の上空を越えて三陸沖に着弾。北朝鮮側は9月4日になってこれを「人工衛星」と説明
00年3月 日朝交渉が開かれると同時に北朝鮮側にコメ10万トン支援
00年10月 北京で日朝交渉
00年12月 さらに北朝鮮側に50万トン支援
00年12月 2年前に3100億円投入したにも関わらず朝銀近畿が二次破綻
01年11月8日 朝銀東京信用組合の幹部5名が「業務上横領」で逮捕
01年11月26日 朝銀にさらに2898億円の公的資金を投入
01年11月28日 朝鮮総連中央本部の元財務局長が「業務上横領」で逮捕
01年11月29日 朝鮮総連本部に警視庁の強制捜査が入るが、押収された書類は段ボール2箱分だけ(比較:サッチーの脱税の時は数十箱)。「民族差別だ」「捏造だ」として在日団体が総連前でデモ
01年12月17日 北朝鮮側が行方不明者(彼らは拉致は事実無根としてこの表現を使う)の調査を中止すると一方的に日本側に通告
01年12月22日 奄美大島沖で北朝鮮の工作船が海上保安庁の警備船に追われて自沈
02年3月12日 よど号犯の元妻・八尾恵氏が「有本恵子さん拉致はよど号犯と北朝鮮の外交官によるもので、自分も手伝った」と証言。同日、日本政府は朝銀に対する5000億円超の公的資金投入を決定
02年3月20日 金融庁が朝銀近畿など破たんした6信組の受け皿となる4信組の設立を認可
02年3月22日 北朝鮮側が行方不明者の調査再開を言明
02年8月19日 日朝赤十字会談、日本人行方不明者6人の消息を確認。が、ここには「拉致被害者」は含まれず
02年8月30日 小泉首相訪朝決定

上記の表を見ても2002年自民党の小泉首相が訪朝した時点では生存していたのは確実だ。

横田めぐみさんの子供が当時話題になったがなぜもっと粘り強く交渉しなかったのか、もし、その時交渉する時間がなければ政府は北朝鮮に大使館は無理でも出張所のような物でも常駐させ毎日交渉にあたるべきではなかろうか、今からでも遅くはない粘り強い拉致被害者奪還交渉をするべきだ。