AppleストアでiPod Hi-Fi聴いてきたよ

結構物議を醸しているかも知れないiPod Hi-Fiの音ですが、Appleストア銀座で聴いてきました。4階でiMac使っていたんですが、いい感じでMiles Davisのトランペットが艶っぽく聞こえていました。どっちにしろ、スピーカーの前にいないと本当の高音域なんて聞こえないんだから、ホームスピーカとしては正解ですね。

Appleストアでは、エレベータ側に向けてHi-Fiが設置されていて、iMacでネット出来る場所は全くの裏側なんですが、4階全体に音が回っていて、結構気持ちよく聴けたんですよ。
もちろん、チャンネル・セパレーションなんて全然ダメ。シンバルの音も、スティックと接触する時の金属的な音とか、ハイハットの二枚が接触する繊細な音なんて聞こえないんだけど、パイステなりジルジャンの円盤がウワンウワン振動しているのは、リアルに伝わります。ま、多分iTMSの音源なんだろうし、そんなものかな。

でも、4階のどこにいてもマイルスとコルトレーンの演奏を楽しめたのは事実です。
この写真見ても、設置に気を使うなら、しっかりした台に乗せることだけ、ってのがよく分かるよね。
鑑賞するのではなく、生活の中にある音、っていうのが、きっとiPod Hi-Fiのコンセプトなんでしょうね。

Appleストア1階の音は、聴けたものではなかったことはきちんと報告しておきますが、気持いい音って何なのよ、って突きつけられている気がしたりしています。
写真とレビューITmedia
iPod Hi-Fiには3つの特徴がある（ITmedia）
＜追記＞
デジタルARENAにも記事が出ていました。この割り切り方が受け入れられるでしょうか。BOSEが出てきた時のような蘊蓄は一切無しですけど。