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父親が経営する町工場が倒産し、辛く苦しい子ども時代を送った山崎瑛。一方、大企業の御曹司でありながら跡継ぎの座を拒絶し、自らの力で道を切り拓こうとする階堂彬。そんな2人は日本有数のメガバンク“産業中央銀行”に同期入社し、互いの信念の違いから激しく反目しつつ、ライバルとしてしのぎを削っていた。そんな中、彬が距離を置いてきた階堂グループに危機が訪れ、重大な決断を迫られる彬だったが…。
映画館 ★★★☆
池井戸潤の原作は2006年から2009年にかけて小説雑誌に書かれたもので、しかもそれが「本」になったのは2017年だそうな。2017年にWOWOWでドラマ化された際に書籍化されたそうなのですが、実はこの映画公開に合わせたように、今日8月28日にWOWOWで一気放送されています。ドラマ版も楽しみです。
物語の主人粉が昭和22年生まれってことで、この作品の舞台も昭和50年代と、もう40年近くも前の話です。なので話の展開や演出がものすごく古臭いのですが、基本的にこの手の作品が好きな人は、こんな流れが大好きだともいえます。。。私ですか?じつは「半沢直樹」は一度も見たことがありません(笑)
それなりに面白かったのですが、同い年の設定とは言え、やはり横浜流星が若く見えますし、身長も10センチ以上違うので、正直大人と子供くらいの体格差を感じました。W主演のような形を取っていますが、竹内涼真主演の作品でした。
つまらないことなのですが、自分(石丸幹二)の息子(横浜流星)に自分の父親(要するにおじいちゃん)のことを話す場面で、「おじいちゃん」といえばいいのに、「父」と言っているセリフがとても気になりました。ちなみに石丸幹二はTVドラマ版でも同じ役を演じているようです。
恋愛要素なども皆目無く、男と男のお話なんだけど、爽やかな二人故に油臭さ汗臭さを感じませんでした(笑)
監督の三木孝浩作品、実は現在「今夜、世界からこの恋が消えても」「TANG」とこの「アキラとあきら」の3本を同時公開しています。なかなか珍しいですし、めちゃ売れっ子ってことですね。
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