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あそこに似ているって?:タヌキマメ

2019年09月08日 | 花さんぽ・花めぐり

名前と毛深い草姿からユーモラスな感じがする「タヌキマメ(狸豆)」。マメ科の一年草で草丈70cmほどで小さな綺麗な青紫色の小さな花を咲かせます。

夏の終わり~秋にかけて、直立した茎の先端に花径1cmほどの蝶形花を下から順次開花します。花は昼頃から開きます。(開花期:7~9月)(撮影:’07.7.22)

葉は細長い単葉が互生し、茶色い萼は全体が毛で被われています。(撮影:’19.9.5)

花後に萼が成長して大きくなり、毛が密生して、果実を覆います。果実は長さ1.5cmほどの長楕円形の豆果で無毛です。(撮影:’19.9.5)

名前の由来は諸説あり、萼が長い毛に覆われているので狸に見立てたためやタヌキの顔に似ているからとも言われています。中にはタヌキの陰嚢に似てると言う説も。(撮影:’06.8.13)

なお、近縁種で黄花を付ける「コガネタヌキマメ(黄金狸豆)」(写真上)などもあります。(撮影:’05.9.4)

(撮影:’05.9.4)豆果は無毛で円筒形。熟すと乾燥して、莢の中で豆がはずれ、カラカラと音がします。

 



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