ヒカルゲンジの自然と文化

自然と文化に関する気ままな日記

クモキリソウ ランミモグリバエの蛹?

2018年09月30日 | 観察写真記録
9月16日にこの記事を下書きのまま投稿したつもりになっていたので、あらためて投稿する。
 
『先日見つけたクモキリソウの果実を分解すると、中には種子が全くできていなくて、何か虫の蛹の殻のようなものが出てきた。



 もしこれがランミモグリバエの蛹の殻だとすると、食害はいろいろな種類のラン科に、広範囲に及んでいると推定できる。これからも注目して観ていきたい。』

 その後S先生から「ランミモグリバエは確かに果実の中で蛹になり、羽化します。」とのコメントをいただいた。

ガガイモの花の構造

2018年09月23日 | 観察写真記録
 最近初めてシロバナガガイモを見た。これを機会に気になっていた花の構造を、「日本の Milkweed ガガイモ(ガガイモ科)における花の 雄花両性花同株性表現と昆虫による花粉塊授受、 とくに花の形態との関係 田中 肇 他」「続・樹の散歩道奇妙なトウワタの花の観察」を参考に整理してみた。




 自分自身まだ整理しきれていない部分がある。幸い自宅近くに花が咲いたガガイモを見つけたので、今後もじっくり観察してみたい。

ヒナノシャクジョウ 果実

2018年09月02日 | 観察写真記録
 昨年初めてヒナノシャクジョウを見た。残念ながらすでに花が終わり果実になっていた。色々見ているうちに果茎が折れてしまったので持ち帰り分解調査をした。調査が終わった後、種子ができていたので、元あった場所に散布しておいた。
 今年同じ場所で花を確認、株の数も増えていたのでひと安心。「ヒナノシャクジョウ 花」





 今後も大事に見守っていこう。