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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

642.研修会より:生活表でゆとりを

642.研修会より:生活表でゆとりを

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

(つづき)生活表でゆとりを

 生活表を作って、それに基づいて生活をするとなると、なにか規律に拘束されるされるような窮屈な感じをもたれるかもしれません。

 しかし、ねらいはその逆です。
 ・やるべきことは、さっと終える。
 ・ほんの少しの片付けの時間をとって、いつも整った生活空間で暮らす。
 ・そして、生活の中にお楽しみになる自由時間をしっかりと、明確に確保する。

 お子さんは、学校や職場という家庭の外の世界で、他者とも交わり、些細なことであっもいろいろ出来事に遭遇しています。それは楽しみでもあり、学びの場でもありますが、やはり神経を使っています。

 その上に、発達障害をもつお子さんは、いろいろな情報から刺激を受けやすいのです。またその処理が難しいところがあります。

 そうした毎日の暮らしにおいて、家庭での自由時間はお楽しみの時間であり、休息の時間となります。

 自由時間は、親子で楽しくコミュニケーションをすることもひとつですし、逆に一切関わらない、指示をしないで本当にひとりで自由にさせてあげるのもひとつです。

 安全性さえ確認できれば、一人の空間も必要です。

 生活表を作ることのひとつの大きな目的は、この自由時間を生かすこと、生活にゆとりをとり戻すことなのです。



造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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