知的障害・発達障害  個性と可能性を伸ばす

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造形リトミック研究所

発達支援教室 Elephasエレファース [ 株式会社 SEOLEO ]
***造形リトミックメソッド*** ~音楽+造形+教科+IT+αの統合アプローチ~
〒186-0002 東京都国立市東3-13-21  電話 042-573-0830

29.「メソッドって? 流派?」(つづき)

2008-10-03 06:45:48 | 「メソードって?流派」
29.「メソッドって? 流派?」(つづき)

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
 造形リトミック教育研究所 玉野摩知佳 

*楽しいからのパートナー
*新しく知るからのパートナー
*ちょっと簡単からのパートナー  

 おはようございます。造形リトミック教育研究所の玉野 摩知佳です。

(つづき)
 父が創作した造形リトミックの「歌唱造形」は、無限に変化する絵描き歌です。従来の絵かき歌の逆を行くアプローチです。はじめはだれが描いても同じ形態のものが出来上がる基礎描画からスタートしても、そこから一人ひとりが好きな形態や様式で描けるようにしたいという願いが込められています。

 またそれまでの絵かき歌はリズムにのって描いていったり、俳句や短歌のような語調に合わせて描いていくものが多かったようですが、「歌唱造形」ではいわゆる「歌」を、しかも世界の旋律を「歌」にしています。

 父は敗戦で、満州から両親と三人で引き揚げてきました。16歳のときでした。
祖父が築いた財産、土地、家、その他の資産のすべてを失い、空襲で焼け野原となった東京に渡ってきました。そんな父の願いは世界平和でしたので、世界の音楽を
取り入れたのです。一つ一つの曲は魂と祈りの込められたメッセージです。

 またさらに父の息子として感心するところは、作詞作曲には著作権がありますが、一般的な絵には権利がなかったので、絵を描かれた方に作詞の権利を差し上げる形をとっていたことです。多くの絵描きの方が関わっていましたが、厳しい世界ですので名前は存じ上げていない方がほとんどでした。

 さて私たちは、その後を引き継ぎ、
・知的なハンディキャップを持つ方
・発達にハンディキャップを持つ方
・さまざまな病気で運動や記憶などにハンディキャップを持つかた
・不器用だったり緊張が高かったりして、失敗経験が多く苦手意識のある方

・・・このような方たちの教育や、脳の活性化や機能訓練として役立てるように改良を加えてきています。ある意味遊びから療育法へと、総合的で、楽しく、簡単で、誰にでもすぐできる内容を目指しています。

 また、その時その時のトレンドや発見なども考慮して新しいテーマをどんどん増やしています。ご期待下さい。ないものは作りますので、リクエストください。

 「メソード」として一番大切なことは、その担い手が自らそのメソードを体験し、本当に社会に役立つものだと確信してほれ込んで打ち込むことです。気の進まない「メソード」をやってみても効果は半減です。

 造形リトミック研究所では、日本の「伝統絵かき歌」の先輩方から学び、父の「歌唱造形」の新しい理論を引き継ぎ、「メソード」をさらに磨いている最中です。生徒さん方からのリクエストや「楽しい!」「○○だ、うれしい!」といった声が、この営みにいっそう拍車をかけ充実させてくれます。

*写真は、神奈川県南足柄市大雄町にある、曹洞宗 大雄山最乗寺の350段を超え る階段です。人里はなれた山中にあります。広大な修行の場で静寂な空間です。
 約600年前に最上段が完成しました。この景観です!!

*伊豆箱根鉄道大雄山線は、ローカル線で無人駅が多い線です。すいています。
 のびのび周りをあまり気にしないで乗れます。お勧めです!

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28.「メソッドって? 流派?」

2008-10-02 06:44:43 | 「メソードって?流派」
28.「メソッドって? 流派?」

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
 造形リトミック教育研究所 玉野摩知佳 

*楽しいからのパートナー
*新しく知るからのパートナー
*ちょっと簡単からのパートナー  

 おはようございます。造形リトミック教育研究所の玉野 摩知佳です。

 メソッド【method】 広辞苑には、「方法。方式。メトーデ」とあります。

「○○メソッド」に対する私のイメージは、ある創始者いてさまざまな試行錯誤の末に勝ち取った方法、または偶然に出会った方法、というような感じがします。メソッドとは、簡単に言えばある意味ひとつの流派であるといつも考えています。

 造形リトミックは、創始者の玉野良雄が偶然出会った「伝承遊びの絵かきうた」に端を発しております。たった1分たらずの歌で、だれにでもひとつの絵が描けてしまうという遊びです。玉野良雄は、この遊びの中にある科学と可能性に着目しました。そしてさらにこの遊びの先を開拓していこうと、夫妻で数多くの創作絵描き歌を世に出していきました。今私たちが、さらにその先を目指しています。

 いろいろな研究や発明のほとんどは、さきがけを担った先輩たちの思いや成果が基礎になっています。そのあとを引き継ぎ、進めるのが後輩の役割だと私は考えています。

 絵かき歌は非常に面白いのですが、最初にだれが作ったのかわかりません。また、なぜ作ったのか、どうやって作ったのかは、想像するしかありません。子ども達を前に「鼻かいて、目ーかいて、口かいて・・・お顔ができた!」と口ずさみながら描いていたのが、いつの間にか歌になったのでしょうか?そしてそこにだんだん滑稽な歌詞が面白おかしく歌われるようになったのでしょうか?

 しかし何れにしても結果的に長く伝承されていることは、やはりそれに足る価値が絵かき歌にはあるからです。

 最初に絵かき歌が作られた時を想像してみましょう。作られた先輩は、きっと誰かに教えたくなったのではないかと思います。そしてその時、感動やサプライズ(驚き)、楽しみを満喫したのではないかと思います。

 また私の想像では、最初の先輩はおそらく続けていくつか作ったのではないかと思います。一般に人は、自分がほれ込んで作ったものが何かの形で役に立つのであれば、伝えたいと思うものだからです。そして、さらにもっともっと作りたくなるものです。

 明日は、造形リトミックの歌唱造形(絵描き歌)の発祥を振り返ってみたいと思います。

*写真は、神奈川県南足柄市大雄町にある、曹洞宗 大雄山最乗寺の350段を超え る階段です。人里はなれた山中にあります。広大な修行の場で静寂な空間です。
 約600年前に一段から上を目指して工事は始まっつたと感じました。



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27.ちょっと一休み:「アプローチ」という言葉

2008-10-01 06:34:03 | 「メソードって?流派」
27.ちょっと一休み:「アプローチ」という言葉

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」
 造形リトミック教育研究所 玉野摩知佳 

*楽しいからのパートナー
*新しく知るからのパートナー
*ちょっと簡単からのパートナー  

 おはようございます。造形リトミック教育研究所の玉野 摩知佳です。


 よくアプローチという言葉を聞きます。広辞苑には、以下のようにありました。
 
アプローチ【approach】
 接近すること。働きかけること。「希望する会社に―する」
 学問・研究で、対象への接近のしかた。研究法。「自然科学的―」
 門から玄関までの間。また、その通路。
 陸上競技・スキーのジャンプの助走。スタートから踏切までの間。助走路。
 ゴルフで、グリーンに近い地点から打つ打ち方。アプローチ‐ショット。

 私はその言葉に、「いろいろな方法である目標に近づく」といったような感じを持ちます。

 時に目標に向かって立ち止まって方法を思案するときに、私はいつも○×の二進法的な考え方だけでなく「△」を心して考えるようにしています。ずば抜けた方法とか、ダントツな方法いうのはなかなか難しいので、少しずつ近づくという意味でこの「△」を大切にしています。

 いろいろな課題や問題を解決していく方法はひとつではなく、複数あります。
療育においても、その中で今その子どもに最も適した方法はどれかと考えてひとつを選択していくわけです。

 ある方法を選ぶということは、別な見方をすればそのほかの方法を(とりあえず)選ばないということです。そこには、あるひとつ方法を選んだプラスと他の方法を選ばなかったマイナスというものが常にあります。

 いつも「100点や100%をねらう」というような固い考え方でなく、まず気持ちをゆったりともちましょう。そして多少遠回りになっても、とりあえず今一番良いと思われる方法を選ぶというゆとりが大切です。

 また補助線志向もそのような考え方のひとつです。本当はまっすぐ進みたいが、道がないので一度右に折れてそれから左に折れて目指すべき道に進む、という考え方です。直線距離と道のりのような関係です。鳥なら、まっすぐ飛んでいけますが、人やワンちゃんは道に沿って目的地をめざします。

 たとえば富士登山を考えてみましょう。体力に自信があれば、一合目から徒歩で登っていくのもいいでしょう。多少不安であれば、五合目まで車で行ってそこから徒歩で登っていく方法もあるでしょう。もしかすると、頂上に立つことが目的であればヘリコプターという選択肢もあるのかもしれません。

 約二十年ぐらい前に、大学院の仲間数人で富士登山をしました。その中に台湾からの留学生で非常に行動的で何でも良くできる女性がいました。ただ足が悪かったので、松葉杖をいつも使っていました。ふだんは侍のように背中に松葉杖をかついで三輪のバイクに乗り、歩いている私たちを横目にあっという間に風のように通り過ぎて行ったものです。

 さてこのようなメンバーで、どのようにして富士登山という課題を乗り越えるか。この時は頼りになるダントツ頭も体格もよく、その上行動力もある兄貴分のような友達がいましたので、彼がいつもその場その場で一番合ったアプローチを考えてくれました。

 私たちはとりあえず行けるところまで行こう、という考えで登り始めたのです。途中から彼が彼女を負ぶったり、馬を使ったりしてどうにか七合目まで登ったことを昨日のようによく覚えています。
 
 たとえ頂上につけなくても非常に大きな満足となりました。頂上にたどり着けなかったということでは、結果としては「△」だったのかもしれません。しかし、そのことが大きなプラスになるというケースはたくさんあります。私達としてはそのプロセスはとても楽しく、今でも鮮明な思い出となっているのです。

・・・実はこの彼は常に私のお手本でもありました。ドーマン法というアウトサイドのメソードにほれ込んで一時アメリカの本部のスタッフとして勉強していました。帰国後は落馬した競馬の騎手の意識の回復に彼の仲間と二人で立ち向かい、
かなり奇跡的なところまで回復させたのです。どの医療機関からも回復不能と言われていたケースでした。

 回復に至るまでには計り知れない苦労と努力があったことでしょう。でも同じアプローチでも心底ほれこんで信じて実行するアプローチは、たとえ遠回りでも大きなすばらしい力を持っていますね・・・。

*絵は「大地・山・空・太陽・雲」という絵描き歌です。造形リトミック教育研究所のオリジナルです。「絵描き歌」は最初に誰が考えついたか、どんな思いでつくったか は想像するしかありませんが、未知の可能性を秘めている世界です。たった1分 たらずで、ほとんどだれでも楽しく描けるというのはすばらしいアプローチですね!!

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