発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

429.春にしろくま?!

429.春にしろくま?!

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所

 明日から、4月。教室では、生徒さんからのリクエストの「しろくま」(ホッキョクグマ)もテーマのひとつです。

 春なのに「しろくま?!」と思われるかもしれませんが、その生徒さんはしろくまのふわふわした足の裏が気に入って、何ヶ月か前から楽しみにしていたのです。

 その生徒さんがしろくまを好きなのは、感覚的なことからかもしれません。でも、しろくまの足の裏はなぜそんなに毛でふっくらとしているのでしょう?それは、氷の上を歩いたときに、すべらないように造られているからです。神さまの工夫はすばらしいですね!

 北極圏の厳しい寒さの中で生きるしろくまの体には、他にも工夫が施されいます。たとえば耳が小さく造られていること。それは、体の熱が逃げないようにするためだそうです。
北極圏に暮らす北極きつねの耳も同じように小さいのです。それらと対照的なのが、インドやアフリカで暮らすゾウです。ゾウの耳は大きいですね。耳から熱を発散(放出)するためです。

 こう考えてみると、一見何の関係もなさそうな「しろくま」と「ゾウ」がつながってきます。

「知ること」は楽しいですね。私たち大人が知っていることばかりをいつも教えるのではなく、共に気づいていくこと、こんなことから生徒さんの学習意欲は育っていきます。遠回りのようですが、決してそんなことはありません。行ってみれば、案外、近道なのです。



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造形リトミック研究所
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