3646.~講師の素養で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「授業の合間に」(12月28日)
おはようございます。国分寺教室の堀川です。
小学校5年生のHくん、算数を担当しています。
授業中はよく集中して聞いており、とても素直に問題に取り組んでいます。
学校の学習や宿題はすぐできてしまうとのことで、復習用の宿題には、少しそれより上のレベルの類似問題を出していますが、そういった宿題もきちんとこなしてきます。
宿題が出来ているときは、ファイルから笑顔で取り出し、渡してくれます。
それでも、時折、飽きてきたり、時計をちらちら見たりすることもあります。
そういうときは、全く別の雑談にもっていかず、数字に関することや、計算のくふうについてのお話をします。
そうすると、話題によっては、一気にその話に関心をもち、にこにこっと笑います。
小学校での学習は、中学以降の学習の基礎をなしていますので、後々数学嫌いにならないように指導するのも、私たち講師の役目かも知れません。
もうけ、とか、1割引き、とかいった概念に、初めのうちはとまどっていた割合の応用問題を終え、現在は、四角形や三角形の特徴を学習する分野に入りました。
“わかった!” “できた!”という時の生徒さんの笑顔ほど、うれしいものはありません。
たくさんの笑顔を拝見できるよう、さらに気を引き締めて授業を進めていきたいと思いました。
◇ワンポイント・メッセージ
朗豊ゼミナール国分寺教室はじめ他教室も、生徒さんのご希望により、延長して年内は今日まで開室です。皆さんとても意欲的に頑張っています。Hくんもその中のお一人です。学習態勢は、すでにしっかりと形成できているようですね。そんなHくんに、学習の合間に数や計算のお話とはとても良いことですね。そんな機会から、学ぶことや知ることの楽しさを体験していって頂きたいと思います。その意味で、講師にも素養の幅が求められます。共に学ぶ者として講師同士お互いに研鑽していきましょう。講師は常に、生徒さんにとって学びの先輩でありたいものです。