晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

春の里山漫ろ歩き

2018年04月16日 | 

歩き始めてアチさんがリュックからごそごそと何やら取り出した。燃えないごみの大きなビニール袋だった。いつも、登り口が長崎街道でもあるのに空き缶やプラスティック容器が散乱していてみっともないと気になっていたらしい。昨晩拾おうと決めたらしい。「袋いっぱいになったごみを持って歩くつもり?」と訊くと、上の集落にごみステーションがあると応える。そう云えばあったような記憶が無きにしも非ず・・・。何も言わずに実行するのはさすが夫

ほどなくすると立派な竹林が現れる。ここの竹林を通ると心が洗われるような気になる。猪の檻も2つに増えていた。初春には猪君が食して今年の筍は少ないと聞いていたがそうではなかった。先日から湯がき終わったとホッとしている矢先に立て続けに4本ほどもらって少々閉口気味。ご近所に回しても似た返事が返って来てた。

なるほどね。竹林には取り残しの筍が100本はありそうだ。

銀蘭を発見!地味で花が開かない銀蘭は金蘭より稀少なのだ。長崎では絶滅危惧種Ⅱ類に指定されている。銀蘭を観たのは3年ぶりかもしれない。

例年は4月末から咲き始めるのに、桜同様、今年は全ての花が早いのだ。

もしかすると、クヌギと共生すると書いてあった金蘭が途中の櫟林にも居るのかもしれないと当たりをつけて探索してみると!たくさんの金蘭がいらっしゃいました。

春光を浴びてきらきらと輝いている金蘭は地味な銀さんに比べて見つけやすい。煌びやかさゆえに盗掘される野生蘭。盗掘しても絶対に育たないのだから奪わないで欲しい。

手に取らず野に置いて!

 

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