晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

「ワンゲルって何ですか?」高校の山岳部員に聞き返された!    (●´・△・`)はぁ~

2012年09月13日 | 
(9月9日)秋雨前線が居座ってあまりお天気が良くありません。「今日は止す?」のアチさんに「何か行かないと落ち着かないよね」と私。ということで、ウメバチソウやウンゼントリカブトのご機嫌伺いに九千部へ登ろうということになりました。登山口からみると頂上付近はすでにガスっているので、レインをリュックに入れます。
駐車場にはすでに数台の車が駐車していた理由は、トレイルセンターの管理人さんに「近々高校山岳部の新人戦が迫っているんですよ」と説明されて納得。途中で出会ったらコースを訊ねてみよう。左回りで登る彼らの後姿が見えたので、じゃあ私らは右回りで行こうか!

風も吹かない蒸し風呂状態に、湿度は90%は絶対越えてるよとヒーヒー言いながら登ります。



途中、アケボノさんはまだまだのようです。やっぱり暑いのだろうか・・・。



木道に絡み付いているのはヤブツルアズキじゃなくって、ノササゲですよ。毎年めぐりあうたびに窮してしまいます。紛らわしくて覚えきれずに、覚えたかと思うと季節が通り過ぎて、翌年までまた忘れてしまうという繰り返し。ノアズキとヤブツルアズキよりずっと分かりやすい葉の形状なのに。



キバナアキギリはもうたくさん咲いています。



「遅いね、高校生の子らともう出会ってもおかしくない頃なのに・・・」。上から、若い子らの叫ぶような大声が聞えてきました。「あ、あれかな?」「違うよ、ワンゲル部員はあんなに大声を張り上げないもの」。そうです、山でたまに出会う彼らは重そうなリュックを背負い整然と縦隊列になって登るのです。すれ違う時に挨拶をかわすだけで後は黙々と立ち去るだけ。やけに口数が多いし違うのだろうと思いながら登っていくと、運動靴を履いたジャージ姿の男の子数名に女の子1名の団体にぶつかりました。「君たちワンゲル?」と訊ねてみました。すると、2番目を歩いていた子が「先輩、ワンゲルって何ですか?」。すると、振られた1番目を歩く男子生徒も「ワンゲルって?」と首を傾げるだけ。やっぱり違うのか。気になるので「山岳部?」と聞きなおしてみました。即そうだと答えが返ってきたのです。ふーん、今時はワンゲルでは通じないものなのか・・・。妙に世代のギャップを感じてしまいました。

トリカブトは早いのが一株だけ小さな小さな蕾を付けているだけでした。



キンミズヒキは今が盛りです。アキノキリンソウはまだまだのよう。



お初のツルリンドウに、やっと秋を感じられました。



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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
パッとしないお天気ね (そよかぜ)
2012-09-13 21:11:07
あちこちでかけておられますね。
岩屋山もおいでになったんですね~

さて~ 例の件 OKですよ。
いつもの所でピックアップします。
時間は後程ね。

でも・・・ 台風かも・・・
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