七つ星弁当を作り終えてほっとしていると母から電話がありました。
「市から表彰されることになった!」と思いがけない御褒美に興奮している母の様子ー。
母は3回目の受賞ですが、今回の電話の対応に私の進歩がありました。
今までは、そんなことを電話して来る母が自慢げにうつって大人気ないと素っ気なく「良かったね」と返すだけでした。
私はどうも血縁の身内に点数を辛くしてしまう傾向があるようです。
ちょっと考えれば、母は自分の受賞の話を他人に向かって自慢している訳ではないのだ、母は私が娘だからこそ包み隠せずに喜びを表しているのだと思い当たったのでした。そんなことができるのはごく限られた家族だけ。
家族が心から喜んであげなければ、いったい誰が祝福するのでしょう。
大人気なかったのは配慮が足りなかった私の方でした。
今日は「おめでとう!母ちゃん」とほめ讃えることができ、私がわずかに進歩した日。