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お金のやり取りで愛情を計る両親

2022-01-25 09:33:14 | 共依存からの脱却
基本的に、世の中にはいろんな価値観があっていいと思う。他人に迷惑をかけないのであれば自由である。

しかし、親として子育てをするのなら、独自の親の価値観を貫き通し、子どもにも、うちはこうだから!と強要するのはどうだろう‥と思う。


今日は、私自身の両親について。
両親の在り方に思うこと。
それを自分の子育てにどう活かせるかを書いていきます。
今回も実の親を批判する内容が含まれます。
気分を害される方もおられると思うので、そんな方はご遠慮ください。


実は、
私は育児放棄の両親のもとで育ちました。
と言っても、当時は完全に独りではなく、祖父母も途中まで居ましたし、双子の姉も親みたいにしっかりしていました。


両親には両親の事情もあったし、
時代背景や逃れられない、親族のしがらみ、その土地の風習など、色んな要因があっての事だった、と理解できますし、今では感謝も親孝行も私なりにしています。


具体的にどんな親だったのかと言うと、
ほとんど帰ってこない父とプライドが高く身体がだるいと寝てばかりの母。
不仲な両親の突然始まる喧嘩は物が飛び交い恐ろしいものでした。


頼りの祖母が自死してからは、
両親と喧嘩した後の祖父の八つ当たりは弱い私たちへ来るようになります。
そのため
大人達との時間をずらし、息を潜めて隠れるように生活していた時期がありました。


食べるものは父からもらったお金で、カップラーメンやパンでした。
姉たちと買い出しや掃除をしていました。


何より世間体が大事な家族でしたから、周りには普通で、まともな家庭を演じていたのでしょう‥。着るものは着せてくれるし、塾にも行かせてくれる。(生きる上での基本となる食生活には無頓着でしたが。)
 

今の時代なら、気づいた人が専門の機関に通報など出来るでしょうが、当時の自分たちはそんな情報すら分からず、こんなもんなんだ。「早く大人になりたいな」としか思ってませんでした。


しかし、いったん、荒れた時期を過ぎれば、母は正気に戻るし、私を大事にしてくれるし。
父も、時々遊びに連れて行ってくれるし。
また居なくなるんですけどね。‥(母の家出です。)
子どもながらに、環境に適応するしかありませんでした。


さて、それから、私もいい大人になり、
過ぎた日々は水に流し、第2、第3の人生を充実させて送っています。


しかし、
血がつながっていると言うことは、簡単には縁が切れることはなく、
人生の要所、要所で2人は私たちを揺さぶってくるのです。


私の人生に関しては、都合が悪くなると逃げるのですが‥(見事に連絡が取れなくなります。)


普段は、両親それぞれのタイミングと都合でアクションを起こして来ます。


私だって生活をすると言うことは楽ではなく決して暇でもないのですが、そんな中でも与えられた今を前向きに生きようと努力をしています。
そんな日々を保っているところに、両親は、彼らの言動で、私を奈落の底につき落とします。


その度、理性を保てなくなり泣いてしまう私を、これ以上子ども達に見せたくないのですが‥。
実際に両親は子育てをしていないので、子育ての大変さ、時間配分やお金の配分、配偶者や子どもに対する細やかな配慮など想像出来ないのかも知れません。



さて、お金が愛情だと言う事を具体的に言えば‥


父は
「育ててやったんだからお金を貸すのは当たり前だ。」「お金を貸せないなんて親をバカにして。」しまいには、「実の父より結婚相手の両親を大事にするんだろう。」となります‥
( ´△`)
※父に関しては過去記事で。https://blog.goo.ne.jp/314514konoha/e/62977d027d37c6cf527856b5b817f2ad


母は
「あんた達を、育てるために、トータル○○○万円かかったのよ。」
「今日はお金をあげるから。(そんなつもりじゃないから要らないよと言えば‥)これはあんたにあげるんじゃなくて孫達にあげるのよ。ほら。受け取りなさい。」
「これは、生活費を切り詰めて貯めたお金なんだからね。ほらよ。ふんっ(そんなことは頼んでいません。)」


と言った具合に。


両親の本心は分かりませんが、
安心、安全なコミュニケーションが出来ないので、私にはこう伝わっています。
今は、抗わず無難にその場をしのぐ事が一番だと思っています。


不器用な両親なりの愛情やら、寂しさの表現なんだろうけど。


こんな不器用な両親から学んだことは、
お金よりも、一緒にいて欲しいし、話を聞いて欲しい。私を認めて欲しい。
と言う、子ども時代の満たされなかった気持ちでした。


両親にしてみれば、お金があれば、幸せに出来ると言う思い。双方のすれ違いだったかも知れません。もしかしたら、お金のない自分が子どもに与えられるものはない。と信じていたのかも知れません。


今は、私も子育てをする人生を選択し、そんな環境にあります。ありがたいことです。


不器用な両親に育てられたからこそ、
私なりの理想な子育て方針があります。


1、家の中は常に整えていたい。
2、手料理で愛情を伝えたい。
3、子どもの話をしっかり聞きたい。子どもの    要望をひとまず聞きたい。 
4、感情的にならず、冷静に伝える
5、最低限のお金には困らせたくない。


それらが出来てから、
道徳的なことを教えたいし、子どもたちが孤立しないように、地域のお母さん達との人脈を作りたい。


など。


挙げてみると、理想が高いですね(゜ロ゜)
これをやろうと思ったら、毎日、毎時間全力で生きねばなりませんね‥。
独りでこれを、やっていると、娘に怒られそうです。f(^ー^;


まぁ、理想はありますが、暴走してしまうことは気を付けなければいけませんね。
独りよがりの子育てをしないことが、両親からもらった大きな教訓であり、ギフトかもしれません。


残りどれだけ、両親と関われるかは分かりませんが、のらりくらりと交わしながら付き合っていきます。そんな逃げない姿を子どもたちにも見せなきゃね。


あ、でも、脅しのコミュニケーションだけはやめて欲しいな‥ダメージが大きいから。
それを伝える勇気を出さなくては♪

今日も、心を立て直し、前向きに生きます。

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